いい部屋ネット「街の住みここちランキング2021<ふるさと版>」発表
•「街の住みここちランキング2021〈ふるさと版〉」は、 2019年~2021年の回答を累積して、大都市圏や政令指定都市、県庁所在地などの都市部を除いた回答数50名以上の自治体をランキング対象として集計しています。2019年の順位は2019年の回答数30名以上の自治体を、2020年の順位は2019年・2020年の回答を累積して回答数50名以上の自治体をランキング対象として順位を表記しています。
•2019年順位が“-”の自治体は、2019年「街の住みここちランキング<ふるさと版>」では100位圏外及び回答数が30名に及ばずランキング対象に含まれていなかった自治体、2020年順位が“-”の自治体は、2020年「街の住みここちランキング<ふるさと版>」では300位圏外及び回答数が50名に及ばずランキング対象に含まれていなかった自治体を表しています。
•評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である0点とした場合の平均値です。
•偏差値とは、評点の平均値が50になるように変換し、評点の数値が評点の平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。
- 総評
1位は、昨年は回答者数が50名に満たずランキング対象外だった北海道上川郡東神楽町、2位は、昨年は1位だった山梨県中巨摩郡昭和町、3位は、1位と同様に昨年は回答者数が50名に満たずランキング対象外だった北海道上川郡東川町です。TOP10内で一番多くランクインしているのは沖縄県で3自治体、次いで北海道2自治体と熊本県2自治体となっています。上位14位までの自治体は、偏差値が70台と極めて高い評価を得ています。
■TOP10のうち7自治体は、郡部に位置する「町」「村」
TOP10のうち7自治体は、郡部に位置する「町」もしくは「村」がランクインしています。また、11位~20位も8自治体が郡部に位置する「町」もしくは「村」という結果になっています。都道府県別では、20位までで最も多いのは沖縄県で4自治体の「町」「村」がランクインしている他、北海道から3自治体、三重県から2自治体の「町」がそれぞれランクインしています。
■昨年の「街の住みここちランキング<ふるさと版>」と8自治体が同じ顔ぶれ
TOP10のうち8自治体は、順位の変動はあるものの、昨年の「街の住みここちランキング<ふるさと版>」のTOP10と同じ顔ぶれとなっています。
■生活利便性、行政サービス、親しみやすさの因子別評価が高い自治体が上位に
TOP10には、特に「生活利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」の3因子でTOP5に入る高い評価を得ている自治体が多数ランクインしています。
- 街の住みここちランキング ふるさと版 <1~3位>
■街の特徴
北海道のほぼ中央に位置し、旭川市に隣接するベッドタウンです。道内で5番目に面積の小さい町ですが、平成元年より開始された大規模宅地開発により人口が増加しており、町内には旭川空港があるため道外へのアクセスも便利です。
■居住者コメント
•北海道第二の都市旭川に隣接していて、田舎すぎず、ほどよく自然があり、山が見える景観が美しい。(女性・46歳・既婚・専業主婦)
•書店やファストフードがあるショッピングモールがある事が誇りに思える。(男性・51歳・未婚・製造・現場作業職)
•子供の事や福祉関係が優遇されている。(男性・33歳・既婚・営業職)
2 位 (偏差値74.5:評点72.2) 山梨県中巨摩郡昭和町
■街の特徴
甲府盆地の中央部に位置。過去同じ中巨摩郡に属していた周辺町村は合併したため、現在、郡唯一の自治体となっています。中央自動車道甲府昭和ICがあり、180店舗以上入ったイオンモールなど、買い物施設も充実しているエリアです。
■居住者コメント
•大型デパートができたりしているので、人が集まる町になっている。高速のインターも近いので県外に行く、県外から来るのにもとても便利。(女性・48歳・既婚・製造・現場作業職)
•子育てについて行政のバックアップが手厚い。保育園なども近く、公園や児童館、小児科が充実している。スーパーや直売所があり、食生活も充実している。(女性・30歳・既婚・パート)
3 位 (偏差値74.5:評点72.1) 北海道上川郡東川町
■街の特徴
『豊かな水と米。自然と生きる、東川町』
北海道最高峰の旭岳を有し、全戸が豊かな地下水で生活する全国でも珍しい上水道がない町です。景観条例を制定し、子育て・起業化支援にも力を入れ、独自の町づくりを推進しています。ひがしかわ株主制度を利用して、東川を体感し、移住する人も多い町です。
■居住者コメント
•自然が多い。道路が広く、除雪も早くしてくれる。商業施設が増え、買い物が便利になった。移住者も、代々住んでいる地元の人も軋轢なく生活出来る。(女性・48歳・既婚・パート)
•子育て支援が充実している。ゴミゴミしていない。地下水で水が美味しくて無料。(女性・47歳・未婚・無職)
•自然が多く、人が親切。(女性・27歳・既婚・専業主婦)
- 街の住みここちランキング ふるさと版「生活利便性」因子 / 「交通利便性」因子 各TOP50
●「生活利便性」因子で1位の沖縄県中頭郡北谷町は、3年連続で「生活利便性」因子ランキングで1位を獲得している町です。
●「生活利便性」因子のTOP10のうち、6自治体が沖縄県の自治体で、沖縄県のほかにも九州エリア(3位熊本県菊池郡菊陽町、7位西彼杵郡時津町)が上位にランクインしています。●「生活利便性」因子で上位4位までの自治体は、偏差値80以上の極めて高い評価となっています。また、4位~15位までも偏差値70以上で、生活利便性が良い街として高評価を得ています。
●「交通利便性」因子で1位の岡山県都窪郡早島町は、昨年は回答者数が50名に及ばず「住みここちランキング<ふるさと版>」ではランキング対象外だった自治体です。また、TOP4の自治体は、全て郡部に位置する「町」となっています。
●「交通利便性」因子で上位9位までの自治体は、偏差値70以上の極めて高い評価となっています。
- 街の住みここちランキング ふるさと版「行政サービス」因子 / 「親しみやすさ」因子 各TOP50
●「行政サービス」因子のTOP10のうち、9自治体が郡部に位置する「町」もしくは「村」となっています。
●「行政サービス」因子で上位16位までの自治体は、偏差値70以上の極めて高い評価となっています。また、17位~50位までも偏差値60以上で相対的に行政サービスが良い街という評価です。
●「親しみやすさ」因子のTOP3は、全て沖縄県の自治体という結果になっています。またTOP10の自治体のうち、9自治体が郡部に位置する「町」もしくは「村」です。
●「親しみやすさ」因子の30位までのうち、沖縄県が14自治体ランクインしています。
●「親しみやすさ」因子で上位2位までの自治体は、偏差値80以上の極めて高い評価となっています。また、3位~23位までも偏差値70以上で親しみやすさがある街として高評価を得ています。
- 街の住みここちランキング ふるさと版「イメージ」因子 / 「静かさ治安」因子 各TOP50
●「イメージ」因子で1位の北海道上川郡東川町は、昨年は回答者数が50名に及ばず「住みここちランキング<ふるさと版>」ではランキング対象外だった自治体で、今年初ランクインで3位となっている町です。また、TOP5の自治体は、全て郡部に位置する「町」となっており、そのうち2自治体は北海道、2自治体が長野県です。
●「イメージ」因子のTOP10は、全て郡部に位置する「町」もしくは「村」となっています。●「イメージ」因子で、1位の北海道上川郡東川町は偏差値100以上、2位と3位も偏差値90台の極めて高い評価です。
●「静かさ治安」因子で1位の福井県勝山市、2位の埼玉県比企郡鳩山町は、いずれも「住みここちランキング<ふるさと版>」では100位圏外の自治体です。
●「静かさ治安」因子のTOP10の自治体のうち、7自治体が郡部に位置する「町」もしくは「村」です。
●「静かさ治安」因子で上位4位までの自治体は、偏差値80以上の極めて高い評価となっています。また、5位~20位までも偏差値70以上でイメージが良い街として高評価を得ています。
- 街の住みここちランキング ふるさと版「物価・家賃」因子 / 「自然・観光」因子 各TOP50
●「物価・家賃」因子の1位は東京都西多摩郡日の出町で、全因子別ランキングの中で東京都から唯一TOP10入りしている自治体で、「静かさ治安」因子でも6位にランクインしています。
●「物価・家賃」因子のTOP3は、全て郡部に位置する「町」で、TOP10でも、8自治体が郡部に位置する「町」となっています。●「物価・家賃」因子で、上位2位の自治体は、偏差値80以上の極めて高い評価となっています。また、3位~6位までも偏差値70以上で物価・家賃について高評価を得ています。
●「自然・観光」因子のTOP3は全て和歌山県の自治体です。また、和歌山県はTOP10内では4自治体がランクインしています。
●「自然・観光」因子の1位~30位までの自治体の中に「住みここちランキング<ふるさと版>」でTOP10にランクインしている自治体はなく、住みここちの良さと自然・観光に関する評価は関連性がないことが伺えます。
●「自然・観光」因子で1位の和歌山県東牟婁郡那智勝浦町は偏差値90台、2位~4位の自治体も偏差値80台の極めて高い評価です。
•「街の住みここちランキング2021〈ふるさと版〉」は、 2019年~2021年の回答を累積して回答数50名以上の自治体をランキング対象として集計しています。2019年の順位は2019年の回答数30名以上の自治体を、2020年の順位は2019年・2020年の回答を累積して回答数50名以上の自治体をランキング対象として順位を表記しています。
•2019年順位が“-”の自治体は、2019年「街の住みここちランキング<ふるさと版>」では100位圏外及び回答数が30名に及ばずランキング対象に含まれていなかった自治体、2020年順位が“-”の自治体は、2020年「街の住みここちランキング<ふるさと版>」では300位圏外及び回答数が50名に及ばずランキング対象に含まれていなかった自治体を表しています。
•因子の評点は、54項目の街に対する評価を因子分析した結果から算出しています。
•偏差値とは、評点の平均値が50になるように変換し、評点の数値が評点の平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。
- 調査概要
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
街の住みここちランキング2021<ふるさと版>は、全国(47都道府県)の大都市圏や政令指定都市、県庁所在地などの都市部を除いた街に居住する20歳以上の男女146,758名の回答を集計。
[男女比] 男性48.4%:女性51.6%
[未既婚] 未婚35.4%:既婚64.6% [子ども] なし 38.8%:あり 61.2%
[世代比] 20歳代13.4%、30歳代23.3%、40歳代26.2%、50歳代21.8%、60歳以上15.3%
◇調査期間
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:54,931名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査(回答者数:54,126名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査(回答者数:37,701名)
計146,758名
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗健(所長)、調査票配布回収 : 株式会社マクロミル
◇回答方法
住みここちランキングは、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点 どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成。
•本リリースの一部また全部を、個人的な利用を目的とする印字・保存等、その他著作権法で認められる場合を除き、著作物等を著作権者等の事前の許諾なしに、複製、公衆送信、頒布、改変、他のウェブサイトに転載するなどの行為を禁止します。
•新聞・雑誌、テレビ・ラジオ等の報道関係者におかれましては、本リリースを掲載・報道または引用する場合には、「いい部屋ネット街の住みここちランキング2021<ふるさと版>」と出所の表記をお願いします。
•報道関係者向けに、本リリースの集計項目のほかに個別集計結果を提供できる可能性がありますので、個別にお問い合わせください。
•本調査の対象となった自治体には、詳細データを提供可能ですので、個別にお問い合わせください。
•学術研究目的の場合、本調査個票データについて提供できる可能性がありますので個別にお問い合わせください。
▼詳細はこちら
https://www.eheya.net/sumicoco/
▼プレスリリースはこちら
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2021/sumicoco_furusato2021.html
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