AIデータ社、“記録に追われる介護”から、“対話とケアの時間”へ。AI孔明™ on IDX for Care 〜介護現場に寄り添う次世代AIケア支援モジュール、始動〜
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁 以下AIデータ社)は、次世代生成AIプラットフォーム「AI孔明 on IDX」の業界別モジュールとしてカスタマイズし、介護業界向け生成AI統合モジュール「AI孔明™ on IDX for Care」をリリースします。
高齢化社会の加速により、介護業界はかつてない規模の需要に直面しています。一方で、現場では深刻な人材不足や離職率の高さ、記録業務の負担増といった構造的課題が続いています。この問題に対処するため、次世代生成AIプラットフォーム「AI孔明™ on IDX」の業界別モジュールとして、介護業界向け生成AI統合モジュール「AI孔明™ on IDX for Care」を発表しました。
▼「AI孔明™ on IDX for Care」
https://www.idx.jp/notice/care/

■現場が抱える課題と、AI導入の意味
• バイタルやADLの変化を見逃すリスクがある
• 事故報告やヒヤリ・ハットの分析が属人化
• 夜勤者・新人スタッフへの情報引き継ぎの難しさ
• ご家族対応の負担と誤解の発生
こうした“声にならないストレス”にこそ、AIは寄り添うべきだと私たちは考えます。
AI孔明は、現場のデータを活かしながら、「人の仕事は人に、AIに任せられるところはAIに」任せるためのケア支援パートナーです。
■構成とシステム連携
• 介護記録システムとの連携:
日々のケア記録(食事・排泄・入浴・レク等)、事故記録、サービス提供票などを、既存システムからIDXに接続。
• IDX:ケアデータのナレッジ基盤化
個別記録を入居者別・項目別・時系列に整理し、RAG・AI推論が可能なかたちで蓄積。施設内の“共通知”として全職員が活用可能に。
• 生成AI「AI孔明」による支援機能:
「この利用者、最近の変化は?」
「転倒リスクが高い方を抽出して」
「昨日の夜勤の様子をまとめて」
「家族への連絡内容を下書きして」
「サービス提供票の要点を要約して」
といった要望に、AIが自然言語で応えます。

■ 主な機能
1. 記録の要約と入力支援
→ バイタル・行動・看取り期の変化などを読み取り、日誌や報告書のドラフトを提案。
2. 事故・ヒヤリ・ハット情報のパターン分析
→ 記録をAIが分類・時系列で分析。再発防止の提案やチームミーティング資料にも活用可能。
3. スタッフ引き継ぎメモの自動生成
→ 日中・夜勤間の申し送り事項をAIが整理して通知。介助対応の漏れ・対応遅れの防止に。
4. ご家族対応支援(文章生成・過去履歴検索)
→ 利用者の状態変化や要望に対する説明文をAIが生成し、円滑なコミュニケーションを支援。
5. ケアプラン作成の参考提案
→ 過去の実績と傾向をもとに、次期ケアプランの補助的提案や過不足のチェックを実施。
■ 定量的な導入効果(モデルケース)

指 標 |
従 来 |
AI孔明導入後(想定) |
---|---|---|
ケア記録入力時間(1日) |
約60~90分/人 |
3分の1に短縮 |
ヒヤリ・ハット報告分析工数 |
月3~5時間 |
AI分析で3分の1に |
申し送り・引き継ぎ情報作成 |
各勤務帯20~30分 |
自動生成で3分の1 に短縮 |
ご家族対応のクレーム件数 |
月3~5件 |
透明性向上で半分以下に改善 |
■ 特徴:「現場を知るAI」として育てられる構造
AI孔明は単なる汎用AIではなく、施設の記録フォーマット・呼び名・観察基準などを施設ごとのナレッジドリブン設計で学習できるため、まさに「その施設専属のAI参謀」として機能します。
また、記録様式・家族対応ルールなどの施設文化にも柔軟に対応できます。
■ 実証導入・共創パートナー募集
AI孔明™ on IDX for Careは、現在、地域密着型・中規模法人・特養・グループホーム等を中心に、実証導入パートナーを全国で募集しています。
介護の質向上とスタッフの負担軽減の両立。
「記録から会話へ」「業務からケアへ」。 AI孔明は、あなたの介護施設に新たな時間を提供します。
■お問い合わせ・無料トライアル申し込みはこちら
AI孔明™ on IDX for Care
【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。9,000社以上の企業、90万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明™』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。
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