アスエネ、「RF1」を展開するプライム上場企業のロック・フィールドにCDP回答コンサルを提供しスコア向上を実現
社内にノウハウを定着させる伴走型コンサルティングにより「B−(マイナス)」から「B」へスコアアップ
アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、惣菜製造・販売を手がけるプライム市場上場企業の株式会社ロック・フィールド(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:古塚 孝志、以下「ロック・フィールド」)に対し、CDP(気候変動)回答に対応するためのコンサルティングサービスを提供しました。
サステナビリティ推進室の設立を機に気候変動対策を本格化させたロック・フィールドは、当社のコンサルティングを通じて、2023年度のCDPスコアを前年度の「B−(マイナス)」から「B」へと向上させました。

アスエネのCDPコンサルティング導入の背景と目的
ロック・フィールドは、「RF1」や「神戸コロッケ」などのブランドで惣菜事業を展開し、国内外で約320店舗を運営しています。環境への配慮を重視し、ISO14001の取得やプラスチック削減、食品ロス削減などの取り組みを推進していました。社会的な非財務情報開示の潮流や気候変動対応の一環で、CDPへの回答にも取り組むという経営判断により、2022年にサステナビリティ推進室を新設しました。
当初は担当者1名で、CDPに関する専門知識が不足していたため、半年間は過去の回答事例やガイドラインを見ながらの手探りの対応が続いていました。基礎的な内容を教えてもらいながらも、社内でCDPのノウハウを蓄積し、自社の実情に即した回答ができるようなコンサルティングサービスを探していました。
導入の決め手
ロック・フィールドは当社のCDP回答コンサルティングを導入しました。採用の決め手となったのは、次の2点です。
1. 実践しながら身につけられる柔軟なサポート体制
「自ら手を動かしながら学びたい」という現場の声に応える柔軟な設計と、初心者にもわかりやすいツール群が決め手となりました。模擬採点とフィードバックを通じて、企業の実態に即した、論理性と網羅性のある回答作成ができました。また、営業担当のきめ細かなフォローとあわせて、実務に寄り添う“家庭教師型”のアプローチが高く評価されました。
2. Scope3を含むCO2排出量を数値で見える化する仕組みを構築
初年度でCDPスコアを「B−(マイナス)」から「B」へと引き上げ、2年目もその水準を継続することができました。同時に、Scope3に関する取り組みも整備し、「プラスチック削減」や「食品ロス削減」などの活動がCO2排出量の削減として定量的に把握できる体制を構築しました。短期的な成果にとどまらず、社内にノウハウを定着させる仕組みづくりを実現できたことも採用の決め手となりました。
コンサルティングの成果と今後の展望
ロック・フィールドでは、CDPスコアの維持に加え、CO2排出量に関する第三者保証の取得も視野に入れています。また、「食の可能性を切り拓き、豊かな未来を共創する。SUSTAINABLE FOOD COMPANY―」という「ビジョン2030」のもと、環境・社会課題への対応を経営の中核に据えた取り組みを推進しています。
当社は今後も、企業のサステナビリティ経営をともに前進させるパートナーとして、脱炭素と非財務情報開示への対応力強化を多角的に後押ししてまいります。
<ロック・フィールドについて>
会社名:株式会社ロック・フィールド
代表取締役社長:古塚 孝志
設立:1972年6月
本社:〒658-0024 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町15-2
WEBサイト:https://www.rockfield.co.jp/
「ASUENE」導入事例詳細
「サステナビリティの視点は、経営の根幹」。アスエネの伴走型コンサルティングでCDP「B」スコアを獲得
https://asuene.com/interview/rockfield
「ASUENE」導入事例はこちらからご覧ください。
「ASUENE」について

「ASUENE」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3* のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。
さらにCDP、 SBTi、 CSRD、 ICP、 TCFD、 TNFD、 削減支援など高度なコンサルティング支援にも対応しています。
アスエネサービスサイト:https://asuene.com
アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
事業内容:
・CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」
・ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」
・GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」
グループ会社:
・カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」
・脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」
・SaaS事業者向けAPI連携プラットフォーム「Anyflow」
資本金:75億2,700万円(資本剰余金含む)
代表者:Founder 代表取締役CEO兼COO 西和田 浩平
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
海外法人:シンガポール、米国、タイ、英国、フィリピン
<注釈補足>
* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
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