IT・DX人材育成支援サービス『TECH PLAY』、イベントテーマのトレンド調査で「Web業界編」を初実施
~エンジニア・デザイナー・PdM/PMMの関心テーマに生成AIが急上昇~
「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルイノベーション株式会社 TECH PLAY Company(本社:東京都港区、TECH PLAY Company代表:片岡 秀夫)が運営する、28万人※の会員をもつテクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築の支援サービスを提供する『TECH PLAY(テック プレイ)』は、IT勉強会・イベント情報サイトである『TECH PLAY』上で公開されたイベントデータを基に、Web業界における「イベントテーマ トレンド調査」を行いましたので、本日その結果をお知らせします。
※2025年1月時点

■イベントテーマ トレンド調査について
今回は「Web業界編」として、「Webアプリエンジニア」「デザイナー」「PdM/PMM」の職種の方が、どのようなテーマのイベントに多く申し込んでいるかについて調査しました。具体的には、2024年4月〜2025年3月を実施日として『TECH PLAY』上で公開された約1万件のイベントに設定されたタグ(テーマ)と、そのイベントに申し込みをしたユーザー職種のデータから、ユーザーの職種ごとに注目度の高かったイベントテーマを分析しました。
■総合ランキング
全職種のユーザーが申し込んだイベントのタグを総合的に集計した「イベントテーマ総合ランキング」では、「データ分析」が昨年に続き1位を維持していました。業務効率化や意思決定の高度化といったニーズの継続的な高まりを背景に、データ分析の重要性が企業内で揺るぎないものとなっていることがうかがえます。2位の「DX」も引き続き高い関心を集めており、業種を問わずデジタル変革が不可避な経営課題であることが明確に示されています。
一方、最大の注目は「生成AI」で、前年の30位から一気に3位へと急上昇し、ChatGPTをはじめとした生成AIツールの実務活用が広がりを見せる中で、業界・職種を超えた関心の急拡大がランキングに色濃く反映されました。
「UX」は19位から4位へと大きく順位を上げており、プロダクトやサービス設計において、ユーザー体験を重視する考え方が、単なるデザイナー領域にとどまらず、ビジネス全体の競争力に直結する重要テーマとして再評価されていることが読み取れます。

■職種別ランキング
①Webアプリエンジニア
Webアプリエンジニアが最も注目するイベントテーマとして、「生成AI」が急上昇し、前年度25位から1位へと大きく順位を上げました。生成AIの進化と実用化が進む中で、その技術がエンジニアの関心を集めていることが伺えます。
一方、昨年1位の「DX」は2位となり、依然として企業のデジタル変革が重要視されていることが分かります。

※対象期間:2024年4月〜2025年3月
※「Webフロントエンドエンジニア」「Webバックエンドエンジニア」の職種を設定しているユーザーが期間中に申込したイベントのタグの数を集計
②デザイナー
1位は、前年3位の「UX(ユーザーエクスペリエンス)」となり、「CX(カスタマーエクスペリエンス)」が前年51位から3位へと急上昇しました。デザインの領域が単なる画面設計にとどまらず、顧客体験全体へと広がっていることが示唆されます。「プロダクトマネジメント」が5位に入ったことからも、デザインとビジネス戦略の融合への関心の高まりが伺えます。また「生成AI」が4位にランクインし、デザイン領域においても生成AI活用の拡大が進んでいることが分かります。

※対象期間:2024年4月〜2025年3月
※「UI/UXデザイナー」「UXデザイナー」「Webデザイナー」「グラフィックデザイナー」の職種を設定しているユーザーが期間中に申込したイベントのタグの数を集計
③PdM / PMM
「データ分析」が前年に続き1位を維持しました。データドリブンな意思決定が依然として重要視されていることが伺えます。またここでも「生成AI」が34位から4位へと急浮上し、AI技術の活用がプロダクト開発やマーケティング戦略において本格化していることが分かります。

※対象期間:2024年4月〜2025年3月
※「プロダクトマネージャー」「マーケター」の職種を設定しているユーザーが期間中に申込したイベントのタグの数を集計
■TECH PLAY Branding 事業責任者 武藤 竜耶よりコメント
今回のイベントテーマ・トレンド調査は、TECH PLAY上で実際にユーザーが申し込んだイベントに設定されたタグを集計することで、“今、何が注目されているのか”を職種ごとに可視化する取り組みです。
今回は、Web業界にフォーカスし、エンジニア・デザイナー・PdM/PMMといった職種ごとに、関心の高かったテーマを抽出しました。特に印象的だったのは、すべての職種で「生成AI」が大きく順位を上げている点です。生成AIが業務に与えるインパクトが広がる中で、実践的な学びを求めてイベントに参加する方が急増していることが読み取れます。
また、デザイナー領域で「CX(カスタマーエクスペリエンス)」、PdM/PMMでは「データ分析」への関心が根強いなど、それぞれの職種における重要テーマの変化や継続性も浮かび上がってきました。
『TECH PLAY』では、こうしたリアルなデータを通じて、企業・個人双方の「学びの今」を捉え、企業の採用戦略や人材育成の支援に役立ててまいります。

■『TECH PLAY』について
約28万人のテクノロジー人材を会員にもつITイベント情報サービス『TECH PLAY』※、累計600回以上の開催実績を持つIT関連イベントの企画立案、企業のDX推進組織の構築支援など、各種サービスを提供しています。学習機会やつながりの創出によるテクノロジー人材のエンパワーメント、企業のデータ・テクノロジー活用を促すことで、日本の産業全体におけるデジタル化の推進を目指しています。
※2025年1月時点
■『TECHPLAY Branding』について
< https://business.techplay.jp/recruit >
『TECH PLAY Branding』は、『TECH PLAY』がもつテクノロジー人材へアプローチができる、エンジニア向け採用ブランディングサービスです。大手企業からスタートアップまで、500社以上のエンジニア採用を支援しています。TECH業界に精通したメンバーが戦略策定から採用ブランディングまで一気通貫でサポートします。
■パーソルイノベーション株式会社について
< https://persol-innovation.co.jp/ >
パーソルイノベーション株式会社は、パーソルグループの次世代の柱となる事業創造を目的として、2019年4月に事業を開始しました。企業のDX組織構築の支援サービスを提供する『TECH PLAY』(テックプレイ)や、リスキリング支援サービス『Reskilling Camp(リスキリング キャンプ)』、コミック教材を活用した研修サービス『コミックラーニング』、副業マッチングサービス『lotsful(ロッツフル)』などを運営するとともに、新たな事業開発や、デジタルトランスフォーメーションを推進、パーソルグループのイノベーションを加速していきます。
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