CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」に「CDP生成AI回答機能」を追加
生成AIでCDP回答の作業工数を大幅に削減し、支援企業の脱炭素・ESG経営を推進
アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田浩平、以下「当社」)は、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」において、生成AIを活用した新機能「CDP生成AI回答」の提供を開始しました。本機能は、情報開示を評価する国際的な枠組みであるCDP*における企業の回答業務を効率化するものです。膨大な設問数や回答に専門性を求められ、時間を要していた回答作成の作業を、当社が誇るCDPコンサルティングの実績で蓄積した知見と算定データを活用し、生成AIでの回答を可能にしました。従来のコンサルティングと併用することで、より質の高い回答を実現し、企業の環境情報開示の高度化と、脱炭素・ESG経営を推進させます。

「CDP生成AI回答機能」追加の背景
企業のサステナビリティに対する取り組みは、投資家や取引先からの評価項目として一層重要視されるようになっています。それに伴い、気候変動への対応状況を定量的かつ透明性高く報告する必要性が高まり、環境情報開示の国際的イニシアチブであるCDPへの対応が広がっています。しかし、CDPの質問は膨大な量があり、その内容も専門性が高いため、初めて取り組む企業にとっては、適切に回答することが大きなハードルとなっています。こうした背景から、多くの企業が回答の作成に膨大な時間を要することが課題となっています。
こうした課題を受け、当社はこれまでに培ったCDP回答支援の実績とノウハウをもとに、AIを活用した「CDP生成AI回答機能」を開発しました。
当社は2024年度のCDP回答支援を業界トップクラスの210件実施し、支援先の約9割でスコアを維持または向上させました。また、前年度のスコアがF~B(未回答~マネジメントレベル)では、99%がスコアを維持、及び向上させた実績があります。今回の「CDP生成AI回答機能」と従来のCDPコンサルティングを併用することにより、企業のCDP回答にかかる業務負荷を大幅に軽減し、より正確で効果的な情報開示を支援することが可能になります。

「CDP生成AI回答機能」の内容
今回追加された「CDP生成AI回答機能」は、当社が保有するCDP回答コンサルティングの知見と過去の模範的な回答データをもとに、AIが企業ごとに最適な回答案を自動生成する機能です。また、「ASUENE」に蓄積された企業の算定データと連携し、定量的な項目にも対応することが可能となります。導入企業は1クリックで高品質な回答案を取得することができるため、これまで数十時間を要していた回答作成の作業を、飛躍的に短縮することができます。
本機能は、初期案の回答作成において、高品質の生成AIによる回答案を作成し、当社の専門コンサルタントによる確認・追記を併用することにより、より高度な企業ごとの最適な回答作成を支援することが可能となります。
今後の展開
当社は今後も、企業の非財務情報の開示やサステナビリティ対応の高度化に向け、国際イニシアチブや各種ガイドラインへの対応支援機能も拡充します。そして、当社のコンサルティングと生成AIの活用を併用することで、企業の情報開示業務の負荷軽減と精度向上を目指し、脱炭素経営を推進します。
「ASUENE」について

「ASUENE」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3 のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。さらにCDP、 SBTi、 CSRD、 ICP、 TCFD、 TNFD、 削減支援など高度なコンサルティング支援にも対応しています。
アスエネサービスサイト:https://asuene.com
会社名:アスエネ株式会社
事業内容:
・CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」
・ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」
・GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」
グループ会社:
・カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」
・脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」
・SaaS事業者向けAPI連携プラットフォーム「Anyflow」
資本金:75億2,700万円(資本剰余金含む)
代表者:Founder 代表取締役CEO兼COO 西和田 浩平
住所:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
拠点:日本、シンガポール、米国、タイ、英国、フィリピン
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