物流DXの最前線!2024年問題に対応するAI物流ソリューション、AIデータ社、「AI孔明™×AI/DXフォーラム~ 物流管理」 開催レポート
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木 隆仁、 以下 AI データ社)は、4月24日(木)に企業内に溢れるデータの宝庫を戦略的に変えるデータと知財の融合プラットフォームAIネイティブ『AI孔明』を核に、様々な最先端のAIやDX活用ソリューションを提供している企業とコラボレーションする「AI孔明™×AI/DXフォーラム 物流管理」を開催しました。
本フォーラムでは、2024年問題・物流コスト高騰・人手不足を解決する、革新的なAI物流ソリューション生成AI「AI孔明™ on IDX」をはじめ物流DXのトップベンダーや有識者の物流業界の最新情報をご紹介いたしました。

■セッション1
「AI孔明™×物流DXフォーラム“AI孔明 for TMS”荷主と物流企業のデータ連携」
AOSグループ代表 佐々木 隆仁

弊社グループ代表の佐々木からは、生成AIが単なる業務効率化ツールではなく、法務や知財、経営全体にわたる「実務適応力」を備えたAIであるべきですと強調。企業専用の生成AI「AI孔明™ on IDX」は、セキュリティと柔軟性を兼ね備え、企業内の分断されたデータや知的資産を統合・活用する仕組みであると紹介しました。また、汎用的な生成AIでは困難な領域において、独自構築したAI孔明が具体的にどのように対応・支援できるかを解説。AI導入は目的ではなく、あくまで企業競争力を高める手段であることを強調しました。
■セッション2 「AI孔明が支える、物流現場の業務効率化と知財活用による付加価値創出 ~御社の専用AI、最短1日で構築します~」 AIデータ株式会社 取締役CTO 志田 大輔

弊社志田からは、データと知財を融合したソリューション「AI孔明™ on IDX」の実例をもとに、物流業界におけるAI活用の可能性を示しました。社内に蓄積される膨大な業務データをAIで統合・分析し、同時に知財情報と連携することで、競合との差別化や戦略的な特許活用が可能になると強調。生成AIによる検索や戦略支援は、企業規模を問わず実現可能であり、「専用AIは最短1日で構築可能」との具体的な導入メリットも提示されました。物流の現場改善だけでなく、知財マネジメントまで視野に入れた次世代型DXを提案しました。
■セッション3 「AIソフトウェアが支援する物流センターの最適運営」
GROUND株式会社 執行役員 ソリューション本部長 品川 竜介 氏

品川氏は、GROUND株式会社が掲げる物流進化のビジョンと、それを支えるAIソリューションの導入効果について解説しました。日本の物流業界は、生産性の面で海外と比較して依然として課題が多く、特にデータ活用やオペレーション最適化の面での遅れが顕著です。そこで同社は、物流センター運営においてAIを活用し、在庫管理や人員配置、作業効率化などの領域で可視化と意思決定支援を実現。講演では、具体的な導入事例とともに、DXを現場に根付かせるためのステップについても紹介されました。
■セッション4 「AIで変わるここから5年の物流」
株式会社INDUSTRIAL-X 取締役CSO 吉川 剛史 氏

吉川氏は、今までの海外事業展開など自身の現場経験を踏まえ、物流業界の本質的な課題に触れつつ、AIを活用した現場改善の可能性を示しました。物流の未来を見据えた場合、「デジタル化の目的」は業務効率化だけでなく、現場の暗黙知の形式知化と新たな価値創出にあると指摘。特に日本の現場では、アナログな業務や属人化されたオペレーションが多く、AI導入によって業務知識を蓄積・再利用することで、生産性を飛躍的に高める土壌があると述べました。AI導入を進める際の障壁や、現場理解に基づいた支援の必要性も強調しました。
■セッション5 「現場の業務自動化の第一歩として始めやすく、段階的に改善に取り組める協働運搬ロボットの紹介」 株式会社Doog 代表取締役社長 大島 章 氏

大島氏は、協働運搬ロボットの導入が中小企業にとっても現実的な選択肢であることを実例と共に紹介しました。同社の製品は「段階的に導入できる柔軟性」と「現場にフィットする設計」が特長で、特に人手不足や高齢化が進む業界において、日常の運搬業務をロボットで自動化することが大きな効果をもたらすと説明。さらに、ロボットの活用は大規模な設備投資を必要とせず、小さく始めて徐々に展開できる点も多くの企業に評価されていると述べ、DX導入の第一歩としての有効性を訴えました。
■セッション6
「悟空プロジェクトで物流業界のベテランの勘、紙ベースからのDXも伴走型で解決」
一般社団法人10Xデザイン協会 理事長/イーディーエル株式会社
代表取締役社長 平塚 知真子 氏

平塚氏は、DXに取り組みたいが「何から始めればよいか分からない」中小企業に向けて、“スモールDX”の考え方を提案しました。Google Workspaceなどの身近なツールを活用し、無理なく業務の一部からデジタル化を始めることが重要であると解説。また、デジタルツールの導入にとどまらず、組織全体が変革に取り組む「チームDX」こそが持続的成長の鍵ですと強調。講演では、地方企業での導入事例を通じて、誰でも実践できる現場起点のDXの進め方を具体的に紹介しました。
■セッション7 「倉庫の自動化をロボットで、もっと身近に」
ラピュタロボティクス株式会社 Head of Partner Sales 小山 紘明 氏

小山氏は、「倉庫の自動化をもっと身近に」をテーマに、ラピュタロボティクスのグローバルな技術開発と製品展開について紹介しました。創業11年で33カ国の人材が集まる同社は、群制御AIを用いた自律型ロボットの開発に強みを持ち、国内実績No.1(※注1)の協働型AMR(自律搬送ロボット)や自在型ASRS(自動倉庫システム)を提供。導入のしやすさとスケーラビリティに加え、現場に合わせた柔軟な運用が可能である点が評価されており、中堅・中小企業でも即戦力として活用可能であることが示されました。
※注1:デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「サービスロボットソリューション市場展望 2024年度版」ピッキングアシストロボット市場シェア・推移 https://mic-r.co.jp/mr/03330
【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本金:1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。9,000社以上の企業、90万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明TM』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発
- ダウンロード