The Linux Foundationのグローバルイベント「Open Source Summit Japan」に日立が出展
国内企業最多の10名が登壇し、コミュニティ活動を通じたビジネス貢献や、AI・クラウドネイティブ・セキュリティの最新技術動向などについて講演

株式会社日立製作所(以下、日立)は、Linuxの標準化やOSSコミュニティをリードするThe Linux Foundation(以下、LF)が、12月8日(月)~10日(水)に開催するグローバルイベント「Open Source Summit Japan」にゴールドスポンサーとして協賛します。本イベントにおいて、日立から国内企業最多の10名が登壇し、日立OSPO(Open Source Program Office)の取り組みやOSSコミュニティでの活動内容を紹介する、7つのセッションと2つのパネルディスカッションで講演します。特に最新の取り組みとして、 CNCF(Cloud Native Computing Foundation)のChop Wood Carry Water Award*1を受賞したHead of OSPOの中村がOSSのビジネス活用事例を紹介するほか、AIエージェント連携の認証・認可、マルチクラウド環境のコスト管理、エネルギー分野でのOSS活用事例などをご紹介します。また、展示においてもAIエージェント連携のアクセス制御やプラットフォームエンジニアリングに関する日立の取り組みを紹介します。本イベントはグローバルなOSSエンジニアが一堂に会する場であり、クラウドネイティブ技術を活用するユーザー企業の皆さまもご参加いただけます。
本イベントに参加いただくことで、OSSコミュニティ活動のビジネス貢献や、AI・クラウドネイティブ・セキュリティの最新技術動向などをご覧いただけます。
なお、本イベントの講演は全て英語で行われます。日立の展示は日本語でご紹介可能です。
*1 2025年11月14日 「日立社員がグローバルで最大規模のOSS団体CNCFより、日本の公式コミュニティ設立などをリードした功労を評価され 「Chop Wood Carry Water Award」を受賞」
URL:https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2025/11/1114.html
■イベントの詳細・申込はこちら(Open Source Summit Japan)
https://events.linuxfoundation.org/open-source-summit-japan/
■日立の講演
<日時>8日(月)12:05~
<講演種別・タイトル・概要>
セッション:OSPOCon
Toward Sustainable OSPO: Lessons Learned From One Year of OSPO Operations at Hitachi
1年間の日立のOSPO運営から得た教訓や、OSSコミュニティとの連携を通じてビジネスを加速させた事例を紹介し、持続可能で影響力のあるOSPOを構築・運営するための知見を共有。
<日立の登壇者>


<日時>8日(月)16:40~
<講演種別・タイトル・概要>
セッション:AI_dev
Secure Authorization for Agentic AI in Multi-Domain Environments
マルチドメイン環境でのAIエージェント連携に必要な安全かつスケーラブルな認可について、Keycloakによるフェデレーテッド認証を用いた安全で相互運用可能なエージェント基盤のデモを実演。
<日立の登壇者>

<日時>8日(月)17:30~
<講演種別・タイトル・概要>
パネルディスカッション:Open Source Leadership
Panel: Mentoring the Next Generation of Global Contributors: Strategies, Challenges, and Opportunities
OSSエコシステムをリードする次世代グローバル貢献者を育成するメンターシップの戦略・課題・機会を解説。オープンソース貢献プログラムにおける貢献者の育成・支援から得た知見を紹介。
<日立の登壇者>

<日時>9日(火)12:10~
<講演種別・タイトル・概要>
セッション:AI_dev
Lightning Talk: Hybrid LLM Inference With LangChain and Agent2Agent
LLM(Large Language Model)を活用したアプリケーション開発フレームワークLangChainと、AIエージェント間の連携プロトコルAgent2Agentを用いたハイブリッドなLLM推論を解説。
<日立の登壇者>

<日時>9日(火)14:50~
<講演種別・タイトル・概要>
セッション: Cloud & Containers
Sponsored Session: Multi-cloud Cost Management Platform with FOCUS
複数のクラウドサービス利用においてコスト管理の課題を解決する、FOCUS(FinOps Open Cost and Usage Specification)に準拠したマルチクラウドコスト管理プラットフォームを紹介。
<日立の登壇者>

<日時>9日(火)16:40~
<講演種別・タイトル・概要>
セッション:Cloud & Containers
Building Modern Authorization: A Practical Guide To Centralized, Distributed, and Hybrid Stacks
主流な認可パターン(集中型、分散型、ハイブリッド型)から、プロジェクトに適した認証スタックを選択・構築・展開するためのツールやパターンを、ツールスタックの構築方法とともに解説。
<日立の登壇者>

<日時>10日(水)12:00~
<講演種別・タイトル・概要>
セッション:Open Source Leadership
What You Can Do: in Your Open Source Community
プロジェクト参加におけるコーディング以外の貢献方法について、OpenChainプロジェクトでの具体例を紹介。
<日立の登壇者>

<日時>10日(水)15:50~
<講演種別・タイトル・概要>
パネルディスカッション:Operations Management
Panel: Open Source Management Based on Open Source
OSSコミュニティ活動の原則である「協働」「透明性」「コミュニティ参画」に基づくプロジェクト・チーム・組織の管理戦略において、イノベーションと持続可能な成長を推進する方法について議論。
<日立の登壇者>

(パネラーのうち1名)
<日時>10日(水)16:40~
<講演種別・タイトル・概要>
セッション:Safety Critical Software
LF Energy 101: How Open Source Is Powering the Digital Energy Transition
安全性が重視されるエネルギー分野のデジタル化を促進するためにOSSが果たす役割を解説。LF Energyプロジェクトにおける変電所の仮想化、エネルギー予測、自動化による運用簡易化の事例を紹介。
<日立の登壇者>


■日立の展示
・ AIエージェント連携のアクセス制御のご紹介(デモンストレーション)
・ プラットフォームエンジニアリングの取り組み事例
Open Source Summit Japan開催概要
イベントサイト:Open Source Summit Japan
https://events.linuxfoundation.org/open-source-summit-japan/
開催日時:2025年12月8日(月) 9:00~18:10、12月9日(火)~10日(水) 9:00~17:20
開催場所:虎ノ門ヒルズフォーラム (東京都港区虎ノ門1-23-3虎ノ門ヒルズ森タワー4F~5F)
参加費:11月24日(月)まで$599 USD、11月25日(火)以降$799 USD
主 催: The Linux Foundation
関連サイト
・日立のOSS(オープンソース・ソフトウェア)
https://www.hitachi.co.jp/products/it/oss/index.html
商標注記
・記載の組織名、製品名などは、それぞれの組織の登録商標もしくは商標です。
お問い合わせ先
株式会社日立製作所 AI&ソフトウェアサービスビジネスユニット
お問い合わせフォーム:https://www.hitachi.co.jp/it-pf/inq/NR/
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