メットライフ生命、新NISAから1年、調査結果を発表、新NISAの活用で「ローリスク・ハイラーニング」へ
~人生100年時代は、小さく投資して大きく学ぶ~
メットライフ生命保険株式会社(代表執行役 会長 社長 最高経営責任者 ディルク・オステイン)は新NISA制度の開始から1年が経過したことを機に、全国の 20 代~60代までの男女 約3,000人を対象に、資産形成に関する意識や実態について調査しました。
今回は、NISA制度の拡充、急激な市場変動、物価高など昨年起こった事象もふまえて、資産形成の実態と、考えや行動への影響等の結果をまとめました。新NISA利用者の運用成果は、全体の4人に3人がプラスになったと答え、また、7割以上で、金融や経済への関心や学びの意欲の高まりが見られました。新NISA利用者は、リスクを適切に管理した「小さな投資」からスタートし、「大きな学び・気づき」が得られていると言えそうです。
<主な調査結果>
1.運用成果と運用金額
2024年1月から始まった新NISAの運用成果は、4人に3人がプラス。
具体的な金額は「0円以上10万円未満」が3割弱と最も多い。
2.相場変動時の意識・行動
NISA利用者は、相場変動時でも不安を感じる割合が低く、投資を続ける意欲が高い。
非利用者は、相場変動時に不安を感じる割合が高く、投資をやめたいと考える傾向が強い。
3.投資意欲
NISA利用者は、投資意欲が高く、長期的な資産形成を目指している。
非利用者は、リスク回避志向が強く、投資よりも貯蓄や節約を重視する。
4.金融リテラシー
NISA利用者は、金融教育への意欲、経済への関心が高まっている。
非利用者は、金融教育や経済動向への関心が低い傾向にある。
1.運用成果と運用金額
2024年1月から始まった新NISAの運用成果は、全体では4人に3人が「プラスになった」。具体的な金額は「0円以上10万円未満」が3割弱と最も多い。運用成果が「マイナスだった」と答えたのは13.4%。
新NISA利用者の投資運用金額は「100万円未満」が最も多い。(グラフ:PDFレポート P3参照)
新NISA利用者の運用成果
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5541/530/5541-530-d5f6ddcf5b3b68ee7ddfa32d4f571d3b-1000x563.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
新NISA(成長投資枠)で運用している資産は、全体では「(個別)国内株式」が最も多く、次いで「投資信託(パッシブ運用)」「(個別)海外株式」が続く。(グラフ:PDFレポート P5参照)
20代では「(個別)海外株式」が全体比で20ポイント以上高く、「ロボアドバイザーが選択した資産」も10ポイント以上高い。(グラフ:PDFレポート P5参照)
投資先選定基準で最も重視しているものは、全体ではまず「信託報酬が安いもの」で、次いで「金融機関担当者・書籍・口コミ等の評価やランキングが高いもの」「海外株式への投資比率が多いもの」と続く。(グラフ:PDFレポート P8参照)
若年層ほど「金融機関担当者・書籍・口コミ等の評価やランキングが高いもの」を重視する割合が高い傾向。(グラフ:PDFレポート P8参照)
2.相場変動時の意識と行動
2024年8月の相場急変時、NISA利用者では、投資をやめたいと思わなかった人が9割近く、また約7割が相場急変をチャンスだと思った。(グラフ:PDFレポート P9参照)
NISA利用者の3割弱はプロへの相談やセミナーへの参加意欲が高まった。
かつ身近な人への相談よりも意向が高い。(グラフ:PDFレポート P12参照)
一方で、専門家の相談相手はいないとの回答が約4割。(グラフ:PDFレポート P12参照)
3.投資意欲
NISA利用者の7割以上が節約より資産運用の必要性を感じており、非利用者の6割以上が資産運用より節約の必要性を感じている。(グラフ:PDFレポート P16参照)
NISA利用者は長期での資産運用を目指しており、8割以上が、相場が大きく変動しても投資を続けたいと思ったと答えている。(グラフ:PDFレポート P11参照)
4.金融リテラシー
NISA利用者は、お金に関する学びの意識が高く、有償でも4割が利用意向あり(グラフ:PDFレポート P13参照)。
学びの媒体について、NISA利用者は、YouTubeやSNS、TV・新聞、書籍や雑誌等、さまざまな媒体を活用している一方、非利用者は、今後学ぶ意向はあるが「これまで学んでいない」ケースが多い。(グラフ:PDFレポート P13参照)
NISA利用者の7割以上は、金融・経済に対する関心が高まったと回答。(グラフ:PDFレポート P14参照)
気になるニュースについて、NISA利用者は株価、米国大統領選の結果などに関心が高く、非利用者は物価上昇、減税、年金等に関心が高い。株価や米国大統領選挙の結果等、国内外の政治・経済情勢への関心度は、NISA利用者・非利用者の間で大きなギャップがあった。
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5541/530/5541-530-ec05108780d921f50ff186b4691ee1c3-1227x690.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
調査結果の詳細につきましては、こちらの調査結果レポートPDFをご覧ください。
新NISA調査概要
調査対象:全国の20代~60代の男女
調査方法:インターネット調査
調査数:3,143人(NISA利用者1,058人、非NISA利用者2,085人)
調査時期:2024年12月
当社は、お金や健康、社会に関する意識や、消費行動や生活の傾向等を明らかにする定点調査「全国47都道府県大調査2024」を2018年から行うなど、生活者の意識を捉えるための調査を実施しています。今回は、新NISA制度の開始をきっかけにした投資・資産形成への関心の高まりなどに着目し、本調査を実施しました。当社は今後も引き続き、急速に変化し、多様化するお客さまのニーズを深く理解して商品やサービスに生かしながら、よりたしかな未来に向けて継続的な責任を果たすことを目指していきます。
以上
メットライフ生命について
メットライフ生命は日本初の外資系生命保険会社として1973年に営業を開始し、現在は世界有数の生命保険グループ会社、米国メットライフの日本法人としてお客さまに常に寄り添い、最適な保障を選ぶお手伝いをしています。多様な販売チャネルを通じて、個人・法人のお客さまに対し幅広いリスクに対応できる、 革新的な商品の提供に努めています。https://www.metlife.co.jp
広報2025-007
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