Hitachi Digital Services、HFS Researchの「2025年レガシーアプリケーションモダナイゼーションサービス」レポートにおいてマーケットリーダー評価を獲得

本リリースの内容は、アメリカ東海岸において、12月2日(火)午前9:00(日本時間同日午後 10:00)に発表しました。

株式会社 日立製作所

 株式会社日立製作所(以下、日立)の米国子会社であり、ミッションクリティカル基盤を支えるグローバルシステムインテグレーターのHitachi Digital Servicesが、HFS Researchが発行する「HFS Horizons: Legacy Application Modernization Services 2025」レポートにおいて、最高評価である「マーケットリーダー」の評価を獲得しました。本レポートは、企業のITシステムをモジュール化し、スケーラブルで柔軟なシステムへと刷新するサービスプロバイダーの能力を評価するものです。

 HFS Researchは、Fortune 500企業に向けて企業変革に関する深い洞察と実行可能な戦略を提供しています。今回の年次レポートでは、グローバルシステムインテグレーター、特定領域のアプリケーションモダナイゼーションプロバイダー、スタートアップなど32社を対象に、分断されたレガシーシステムが引き起こす以下のような課題への対応力とデジタル変革力を分析しました。

・アーキテクチャの分散化や隠れた依存関係

・AIや新技術のスケール化の困難性

・コスト、収益化、タイム・トゥ・マーケット(TTM)の制約

・顧客体験の分断や人財への負荷


 サービスプロバイダーは3つの「Horizon」に分類され、Hitachi Digital Servicesは最上位の「Horizon 3」に認定されました。Horizon 3は、AIネイティブかつイベント駆動型のプロダクトを提供し、エコシステム全体で協創を実現する企業に与えられるものです。これらの企業は、クラウドネイティブ技術やAPI、自動化、マイクロサービス、DevOpsの総合的な活用などにより、新たな収益の創出、顧客・プロダクト体験の向上、そしてビジネスの俊敏性とスケーラビリティを高める継続的なモダナイゼーションを推進していると認められます。

 HFS Researchは以下の点を強調し、Hitachi Digital Servicesの独自性ある強みと手法を高く評価しています。

・E3(Envision, Evaluate, Execute)メソッド:クラウド、AI、ERP、IoT統合をエンジニアリング主導で推進し、サステナビリティに重点を置いたアプローチ。

・プログラムの成功実績:数千件のプログラムでお客さまが掲げる目標を達成していること。多くはHitachi Cloud Acceleration Platform (HCAP)*1やHitachi Application Reliability Center (HARC) Agents*2を活用し、手間のかかる手動コーディングを効率的なAI支援コード変換に置き換えている。

・実証済みの成果:エネルギー、金融、ヘルスケア、製造、モビリティなど幅広い業界での成功事例を有すること。

・顧客満足度:第三者評価により、Hitachi Digital Servicesは先進的な取り組みと包括的なライフサイクル戦略を立て、お客さまと協力しながらプロジェクトを進める体制、積極的なリーダーシップ、そして深い技術力と業界知識を強みとしていると評価されていること。また、こうした要素により、AIへの投資から高いリターンを生み出し、顧客満足度を向上させていること。

*1: HCAP(Hitachi Cloud Accelerator Platform)は、クラウド環境におけるエンタープライズシステムの移行と管理を、自動化と最適化によって高速・安全・効率的に実現するためのプラットフォーム

*2: Hitachi Digital Servicesニュースリリース2025年9月10日 https://www.hitachids.com/blog/hitachi-digital-services-launches-harc-agents-to-power-enterprise-grade-agentic-ai/

■Hitachi Digital Services 最高経営責任者(CEO) Roger Lvin(ロジャー・レヴィン)のコメント

「HFS Researchからレガシーアプリケーションのモダナイゼーションにおけるマーケットリーダーと認められたことは、当社がめざす意義のあるイノベーションとお客さまとのパートナーシップへのコミットメントを裏付けるものです。私たちは、モダナイゼーションを単なる技術のアップグレードではなく、企業の運営・競争・成長のあり方を再構築する機会と捉えています。責任ある協創、先進的なAI、One Hitachiのエコシステムを通じて、持続可能で未来に備えた企業づくりを支援します。」


■HFS Research IT Practice LeaderのHansa Iyengar(ハンサ・アイアンガー)氏のコメント

「Hitachi Digital Servicesは、精度・スケール・ビジョンをもってモダナイゼーションを推進し、複雑なレガシー課題を迅速なビジネス成果へと変換しています。同社のE3メソッドに、HCAPやHARCといった独自の自動化プラットフォームを掛け合わせることで、生産性と俊敏性を高めつつ、運用の強靭性を維持します。同社のOne Hitachiアプローチは、テクノロジーとビジネス変革を結び付け、業界横断で具体的な成果を生み出しています。」


■HFS Horizons: Legacy Application Modernization Services 2025レポートのURL

https://www.hitachids.com/pdf/hitachi-digital-services-ranked-market-leader-in-hfs-researchs-2025-legacy-application-modernization-services-horizon-report/


HFS Researchについて

 HFS Researchは、企業変革に関するリサーチとアドバイザリーの分野で世界をリードする機関であり、Fortune 500企業に対して大胆なインサイトと実践的な戦略を提供しています。Global 2000企業の経営層へのアクセスと、AI・自動化・デジタルビジネスモデルに関する深い専門知識を活かし、HFSは企業が持続的な競争優位を生み出すための自信ある意思決定を支援します。詳しくは、 www.hfsresearch.comをご覧ください。


Hitachi Digital Servicesについて

 日立製作所の100%子会社であり、人とテクノロジーの力でミッションクリティカルな基盤を支えるグローバルシステムインテグレーターです。クラウド、データ、IoT、ERPモダナイゼーションにおいて、先進的なAIを基盤としたソリューションを提供し、企業のフィジカル・デジタルシステムの構築、統合、運用を支援します。ITとOT(制御・運用技術)の融合により、業界横断で効率性を高め、イノベーションを促進し、成長を支援します。日立グループが110年以上にわたり培ってきたエンジニアリング力と技術力を背景に、Hitachi Digital Servicesは、より安全で持続可能な未来に向けてスマートな基盤を提供します。詳しくは、https://www.hitachids.comをご覧ください。


日立製作所について

 日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2024年度(2025年3月期)売上収益は9兆7,833億円、2025年3月末時点で連結子会社は618社、全世界で約28万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.co.jpをご覧ください。

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会社概要

株式会社 日立製作所

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URL
http://www.hitachi.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
電話番号
-
代表者名
德永 俊昭
上場
東証1部
資本金
-
設立
1920年02月