創業116年 新たな挑戦を続ける貝印の未来を担う、総勢26名が入社 2024年度KAIグループ新卒新入社員入社式を開催 2024年4月1日(月) 貝印株式会社東京本社にて実施
およびカイインダストリーズ株式会社(本社:岐阜県関市)は、2024年4月1日(月)、貝印株式会社東京本社にて
2024年度「KAIグループ入社式」 を執り行い、新卒新入社員26名を新たに迎えました。
創業116年目に突入 貝印の未来を担う新入社員26名が出席
今年度の入社式には代表取締役社長兼COOの遠藤のほか会長、副社長らが出席。遠藤は新入社員を前に「これからKAIファミリーとして働く上で、“誠実さ・謙虚さ・敬意をもった感謝の気持ちを忘れない“この3つの姿勢に加え、常に時代の先端に立ち未来を切りひらいていく前向きな姿勢を大切にしていただきたい。」と祝辞を述べ、新入社員へKAIファミリーとしての心構えを持つように伝えました。
その後の辞令交付では一人一人の名前が読み上げられ、新入社員は緊張した面持ちで社長の前に登壇し辞令を受け取りました。新入社員を代表して総合職の森洋介が挨拶し、誓いの言葉を力強く宣言しました。
新入社員への歓迎の言葉では入社2年目の先輩社員、国内営業本部 東日本グループの齋藤優心が登壇し、自身の経験から新入社員へのアドバイスや激励の言葉を贈りました。
今後もKAIグループは新入社員26名とともに、企業のさらなる発展を目指してまいります。
入社式概要
日時 :2024年4月1日(月) 11時より
会場 :貝印株式会社 東京本社 4Fリフレッシュエリア
新入社員:26名(総合職 17名、一般職 1名、製造技術職 7名、特定雇用者 1名)
入社式の模様
挨拶を述べる代表取締役社長兼COO 遠藤浩彰
■社長挨拶
我々KAIグループでは、創業以来「野鍛冶の精神」を大切にしてきています。鎌倉時代から日本刀の産地として栄えた関には多くの刀鍛冶がいましたが、時代がうつろぎ、廃刀令によって刀鍛冶たちは日本刀作りから生活や身の回りの刃物を作る、野鍛冶へと転身していきました。この野鍛冶たちは、使い手の背格好や癖に合わせた刃物を作っていたと言われています。
使い手一人一人によりそい、その声に真摯に向き合いものづくりをするというのが「野鍛冶の精神」 であります。KAIグループでは様々な形で商品を展開しており、商品数は約10,000点を超えておりますが、そのすべての根底には共通してこの「野鍛冶の精神」があります。この精神を根底に置きながら、たしかな技術・品質に裏付けられた匠の技に誇りを持って日々商品企画・研究開発・生産・販売に取り組んでいます。
また、2023年度には創業115周年の節目であったことを機に、企業理念体系を精微に改編し、「切れ味とやさしさ」を新たなミッションとしました。「切れ味とやさしさ」、鋭い視点と先端の技術をもって未来を切りひらき、こだわりとやさしさをもって人々の営みに誠実によりそう。刃物という枠をしっかりと軸に持ちながら、常に時代の先端を走り続けることで新たな未来を切りひらいていく。そして、刃物屋としてのこだわり、創業の精神である「野鍛冶の精神」を忘れることなく、お客様のことを思い、誠実に真摯に向き合う、よりそい続けていくことをKAIグループのミッション、使命としています。KAIファミリーの一員として、野鍛冶の精神やミッションのみならず、ビジョンを含めてKAIグループの企業理念体系を理解し、常に考えながら日々の行動に繋げてもらいたいと思っています。KAIグループは企業、集団、チームであり、職人の個人商店ではありません。いろいろな役割を担う社員がお互いを尊重し、協力し助け合い知恵を出しながらチームとして成果を創出していくのが会社であります。
特に我々KAIファミリーにおいては、1人の100歩ではなく、100人の1歩を大切にしています。誰か特定の個人の能力や才能に頼るのではなく、一人ひとりが着実に歩みを進めていき、成果を創出していく事が重要であると考えています。その成果は1人では実現できない大きなものとなっていくと思っています。多種多様な価値観、バックグラウンドを持った社員の集まりである会社においては、それぞれ一人ひとりが大切な存在であり、個性ともいうべき強み・特徴があり、その価値に優劣と差はありません。お互いに個々の成長や個性を認め、活かしあい、そしてチームで協力、連携をしていくことを常に意識してほしいと思います。
これからKAIファミリーとして一緒に働くうえで皆さんには3つの姿勢を大切にしていただきたいと思います。
1.誠実
相手に対する思いやり、目配り、気配り、心配りを忘れずに、誠実な姿勢を大切にしていってください。
2.謙虚
いつになっても、どんなに年齢を重ねたり役職・役割が変わったとしても、謙虚であってください。
3.感謝
他者に対しては、誰に対しても敬意をもって感謝の気持ちを忘れないでください。
KAIファミリーのみなさんは、誠実でまじめで実直な方が多いことを誇りに思っています。これから30・40年続くであろう長い社会人生活において、仕事を通し企業人として当然のことながら人としても成長し続けていってくれることを強く願っております。自ら考え学び挑戦し、そして革新し続けることなど、様々なことに自ら関心を持ち、受け身ではなく主体性を持って自分自身のために、前向きに取り組んでいっていただけたらと思います。
KAIグループの一員として、切れ味のある、自分らしさや「味」を身に着けていってもらいたいと思います。
新入社員の1年はあっという間に過ぎていくと思います。ぜひ1日1日をしっかりと積み重ね、これから一緒にKAIグループをさらに成長・発展していただけるようお願い申し上げまして、私からの皆さんに対する入社の歓迎の挨拶に代えさせていただきます。改めまして皆さま、ご入社おめでとうございます。
入社式の様子
貝印株式会社
1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。現在、生活に密着した刃物を中心とするカミソリ、メンズグルーミング、ツメキリなどの身だしなみやビューティーケア、包丁をはじめとする調理・製菓、医療用など1万アイテムにもおよぶ商品を展開し、商品の企画開発から生産、販売、物流までの一連を行っているグローバル刃物メーカー。
本社:東京都千代田区岩本町3-9-5
代表取締役社長兼COO 遠藤 浩彰 https://www.kai-group.com
本件に関する読者の皆様からのお問い合わせ先
貝印株式会社 お客様相談室
〒101-8586 東京都千代田区岩本町3-9-5
TEL:0120-016-410 (フリーアクセス・ひかりワイド)
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