ナビタイムジャパン、訪日外国人動態分析サービス『インバウンドプロファイラー』に「宿泊・日帰りの比較」を追加
市区町村別の宿泊日数や前後の宿泊地を、訪日客の国・地域別に分析可能
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、2026年1月29日(木)より、訪日外国人動態分析サービス『インバウンドプロファイラー』において、インバウンドの宿泊実態を把握できる「宿泊・日帰りの比較」機能を追加します。

『インバウンドプロファイラー』は、訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ『Japan Travel by NAVITIME』を通じて、利用者の同意を得て取得したインバウンドGPSデータや属性アンケートを活用し、訪日外国人観光客の行動傾向を簡単に比較・分析できるWeb分析サービスです。訪日外国人観光客の滞在者数や国籍割合を全国と比較して把握できるほか、年月ごとの滞在者数の推移や時間帯別の滞在状況を確認できます。
昨今、訪日外国人観光客による地域経済への波及効果を高めるため、来訪者数だけでなく、「実際に地域内に泊まっているのか」「流出先を特定したい」「日帰り客と宿泊客で行動にどのような違いがあるのか知りたい」といった、地域への実質的な影響を示す実態把握に関する課題やご要望を多くいただいておりました。
これまで市区町村サマリー機能を用いて宿泊率の評価を提供してきましたが、今回、宿泊・日帰りに関する詳細な実態を可視化する新機能を追加しました。
■「宿泊・日帰りの比較」機能の特長
「宿泊・日帰りの比較」では、確認したい市区町村を選択することで宿泊客と日帰り客をそれぞれ以下の観点で分析・比較できる機能を提供します。

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分析項目 |
宿泊客に関する分析 |
日帰り客に関する分析 |
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基本属性 |
指定した市区町村に宿泊した |
同左 |
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周遊状況 |
前後の宿泊地 |
前後の宿泊地 |
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滞在実態 |
宿泊日数 |
滞在時間 |
宿泊客の宿泊日数と日帰り客の滞在時間を指標化することで、自地域が通過点なのか、時間をかけて滞在する目的地、あるいは連泊して周遊する拠点いずれの役割を担っているのか、客観的に把握することができます。これにより、国・地域ごとの行動特性に応じたプロモーションの最適化や、近隣地域との周遊分析を通じた広域連携など、データに基づいた誘客施策や観光戦略立案、受け入れ環境整備の検討にお役立ていただけます。
なお、本機能は、『インバウンドプロファイラー』の利用者であれば追加料金なしでご利用いただけます。
■分析事例
インバウンドプロファイラーの「市区町村サマリー」「宿泊・日帰りの比較」を利用し、岐阜県中津川市を例に分析します。
中津川市の宿泊割合
宿泊と日帰りの割合を知るために「市区町村サマリー」を活用し、2025年11月の岐阜県中津川市の宿泊率を確認したところ、39.5%(約4割)が宿泊していることが分かります。

宿泊客と日帰り客の人数の推移
「宿泊・日帰りの比較」を活⽤し、岐阜県中津川市の宿泊状況を分析します。 宿泊客数・日帰り客数とも、春季(3月〜5月)および秋季(9月〜11月)の行楽シーズンに来訪のピークを迎えています。


以降、訪問が多かった2025年9月〜2025年11月の中津川市の宿泊・日帰りについて「宿泊・日帰りの比較」を確認します。
宿泊客と日帰り客の国・地域
来訪者を国・地域別で見ると、中津川市に宿泊する観光客は欧米系が多く、日帰り客はアジア系が多いことが分かります。

宿泊客と日帰り客の行動
中津川市を宿泊した観光客の前後の宿泊地を見ると、京都市や高山市、松本市、南木曽町などが上位にあがっています。
一方、中津川市を日帰りした観光客の前後の宿泊地は、前泊地・当日の宿泊地ともに名古屋市が1位になっています。

中津川市における、宿泊客の宿泊日当日または翌日の滞在地、日帰り客の訪問当日の滞在地について見ると、どちらも中津川市をはじめ、宿泊地の分析で上位であった南木曽町や名古屋市、京都市などに滞在してることが分かります。また、宿泊客と日帰り客の滞在地を比較すると、日帰り客の方が名古屋市に滞在している割合が高いことが分かります。
中津川市と中津川市に隣接する南木曽町内の滞在箇所を見ると、宿泊客・日帰り客ともに中津川駅や馬籠宿、妻籠宿に滞在していることが分かります。


宿泊客の宿泊日数
中津川市における宿泊日数について見てみると、1泊が最も多いことがわかります。宿泊客の前後の宿泊の傾向も踏まえると、中津川市が中山道や広域周遊ルートの中継地として機能していると考えられます。

日帰り客の滞在時間
中津川市での「1日あたりの滞在時間」は3時間未満が多いことと先ほどの前後の宿泊地の情報から、名古屋を宿泊拠点とし、特定の観光スポットをピンポイントで散策・観光されていると考えられます。

■『インバウンドプロファイラー』について
『インバウンドプロファイラー』は、訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ(経路検索・多言語観光案内)『Japan Travel by NAVITIME』から利用者の同意を得て取得したインバウンドGPSデータと属性アンケートをもとに、訪日外国人観光客が集中している場所や時間帯、利用した鉄道路線など、様々な属性情報を絡めた分析が可能です。
■移動データ事業について
ナビタイムジャパンの移動データ事業では、道路交通や公共交通、国内観光や訪日外国人について、移動に関する各種ビッグデータを活用した分析を行っています。
・お問い合わせ先 下記ホームページ内のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
▶HP
■関連プレスリリース
・(2025/8/7)『インバウンドプロファイラー』にて「全国サマリー」を追加
・(2025/3/27)『インバウンドプロファイラー』にて「都道府県サマリー」を追加
・(2024/9/18)ナビタイムジャパン、訪日外国人観光客の「鉄道利用動態分析」を開始
・(2024/7/4)訪日外国人動態分析サービス『インバウンドプロファイラー』、「市区町村サマリー」を提供開始
■「インバウンドGPS」データについて
「インバウンドGPS」データとは、ナビタイムジャパンが提供する訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ『Japan Travel by NAVITIME』にてユーザーの同意を得て取得された、訪日外国人観光客の移動に関するデータです。
「NAVITIME」「インバウンドGPS」は、株式会社ナビタイムジャパンの商標または登録商標です。
その他、記載されている会社名や商品名等は、各社の商標又は登録商標です。
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