U20の一人暮らしデビュー実態調査
約9割が「あらゆる情報を調べて、失敗のない選択をしたい」。住まい探しでは「家賃・費用関連」を最優先
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史 以下、アットホーム)は、現在住んでいる賃貸物件ではじめて一人暮らしをしてから2年以内の16~20歳の男女を対象に、ライフスタイルや求める住まいの条件・設備、住まいの探し方に関する調査を実施いたしました。
<トピックス>
≪ライフスタイル≫
■料理をする頻度「毎日」が約2割
■約9割が「あらゆる情報を調べて、失敗のない選択をしたい」
■はじめて一人暮らしをしたいと思ったのは「高校生のとき」が46.0%
≪求める住まいの条件・設備≫
■重視した住まいの条件「通勤・通学に便利」、設備「バス・トイレ別」が最多
■スーパーマーケットまでの徒歩分数の許容時間は平均12分
■住まいを探したときに最優先したことは「家賃・費用関連」
≪住まいの探し方≫
■不動産会社に行く前に自分で調べた情報は「通勤・通学経路」が45.4%
<調査結果>
≪ライフスタイル≫
■料理をする頻度は「毎日」が約2割
それぞれの頻度について、料理は「毎日」、洗濯は「週3回程度」、ゴミ捨ては「週2回程度」、湯船に浸かるは「全くしない」が最多でした。
■約9割が「あらゆる情報を調べて、失敗のない選択をしたい」
「あらゆる情報を調べて、失敗のない選択をしたい」が「そう思う」「どちらかと言うとそう思う」を合わせると88.4%で、不動産会社の口コミを調べるなど事前調査を積極的に行うデジタルネイティブ世代の特徴が見られました。さらに「紙での申込書や契約書などのやりとりは気が進まない」は6割以上、「デジタルを駆使して効率化を図るのは当たり前のことだ」は7割以上が「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と回答しました。
■はじめて一人暮らしをしたいと思ったのは「高校生のとき」が46.0%
はじめて一人暮らしをしたいと思った時期・学年は高校1~3年生を合計すると46.0%でした。一方、自分だけの部屋をもった学年は小学校入学前が10.9%、小学校低学年・高学年を合計すると36.3%で、半数近くが中学入学前に自分の部屋をもっているようです。
■最近はまっていること
最近はまっていることを自由回答で聴取し、ワードクラウドで表現しました。ワードクラウドは、テキストデータ内でよく使われる言葉を視覚的に表したもので、頻繁に使われる言葉ほど大きく表示されます。
≪求める住まいの条件・設備≫
■重視した住まいの条件「通勤・通学に便利」、設備「バス・トイレ別」が最多
現在の住まいで重視した条件・次の住まいで重視したい条件はともに「通勤・通学に便利」で、現在と次の住まいで最も差が開いたのは「収納スペースが広い」でした。住んでいるうちに荷物が増えることが多いので、広くしたいというニーズがあるようです。一方、現在の住まいで重視した設備・次の住まいで重視したい設備はともに「バス・トイレ別」がトップでした。
■スーパーマーケットまでの徒歩分数の許容時間は平均12分
各施設まで徒歩での許容時間を聞いたところ、駅までは平均17分、スーパーマーケットまでは平均12分、コンビニまでは平均8分という結果で、コンビニの近くが良いというニーズがうかがえました。また、通学・通勤先までは平均32分許容できるという結果でした。
■住まいを探したときに最優先したことは「家賃・費用関連」
住まいを探したときの優先順位について、一番優先した割合が多かったのは「家賃・費用関連(家賃、共益費・管理費、初期費用など)」が32.4%で、次いで「立地・アクセス(駅からの徒歩時間、駅名・路線、周辺環境)」が23.6%でした。
■一人暮らしをする上でのマイルールと、不安・困ったことの対処法
Q. 一人暮らしをする上でのマイルールや工夫はありますか?(自由回答)
・洗い物を溜めない。
・自分のストレスになることはできるだけお金で解決する。
・推しグッズを部屋に置いてあいさつする。
・手を抜く時は抜く。
・ストックを買いすぎない。
Q. 一人暮らしをはじめたとき、不安だったことや困ったことはありましたか?またそれをどのように解決しましたか?(自由回答)
・家事と学業の両立が不安だったが、家事をルーティン化することで日常の一部になった。
・寂しかった。同じく一人暮らしをしている友人と一緒に慣れていった。
・虫が苦手で、虫が出てこないか不安だった。出た場合は殺虫剤を使うなどして対処した。
・何か災害があったときの対処の仕方が不安。現在防災グッズや非常食などを集めてはいるが、まだ不安なところはたくさんある。
≪住まいの探し方≫
■不動産会社に行く前に自分で調べた情報は「通勤・通学経路」が45.4%
物件のこと以外で、不動産会社に行く前に自分で調べた情報の1位は「通勤・通学経路(乗り換えがあるのかなど)」が1位でした。一方、物件のこと以外で不動産会社に教えてもらいたい情報は「治安情報」が1位で47.9%、次いで「初期費用の目安」が46.8%でした。豊富な経験や専門知識が必要な情報は不動産のプロに教えてもらいたい、という意向が強いようです。
■はじめての住まい探しで勘違いしていたこと
Q. はじめての住まい探しで、勘違いしていたことや驚いたことはありましたか?(自由回答)
・インターネット代が家賃に含まれていない物件も多くあったことに驚いた。
・月々の費用に共益費や町内会費がかかるのを知らず、予算をオーバーしかけた。
・引越しや家賃などは想像していたよりお金がかかること。また、ガス会社や電力会社への電話、インターネット接続を整えるなどやることが多かった。
・アパートのオートロックをそれぞれの部屋のオートロックだと思っていた。
<調査概要>
■調査対象/現在住んでいる賃貸物件で、はじめて一人暮らしをしてから2年以内の16~20歳の男女432名
■調査方法/インターネットによるアンケート調査
■調査期間/2024年10月17日(木)~10月23日(水)
※小数第2位を四捨五入しているため、合計100%にならない場合があります。
※設問に対する選択項目は、全体平均の降順に並べています。
<調査結果について>
アットホームでは本調査をはじめ、賃貸物件に住む人や一戸建て・マンションを購入した人などに住まいに関する調査を定期的に行っています。この他に「同棲カップルの住まい探しに関する調査」や「不動産のプロに聞いた!『資産性の高いマンションか見極めるポイント』ランキング」など不動産業界のトレンドに合わせた調査も実施しています。過去の調査結果など詳細につきましては、ぜひお問い合わせください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像