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SBテクノロジー株式会社
会社概要

SBテクノロジー、龍谷大学の農業データを一元管理するデータ分析基盤をMicrosoft Azureで開発。収集・可視化・分析まで総合的な支援を実施

~将来を担う“アグリDX人材”の育成・分野を横断した研究の実現に向けて連携~

SBテクノロジー

SBテクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:阿多 親市、以下 SBT)と龍谷大学(京都府京都市、学長:入澤 崇)は、農学分野の日本産業デジタル化・高付加価値化をけん引する高度専門人材育成の実現に向けた取り組みにおいて、学生自身が自由にデータにアクセスでき、分析・活用を可能にするデータ分析基盤の開発及び、教育の一環として次世代の“アグリDX人材”育成に向けた講義をおこないましたので、お知らせいたします。
SBTは、龍谷大学とともにデータ活用における収集、可視化、分析までを含めた総合的な支援を通じてDXを実現し、農学部と先端理工学部による分野を横断した研究の実現や、新たな教育機会の創出に大きく貢献します。

 

農場に設置された水田センサーと田植えの実習風景農場に設置された水田センサーと田植えの実習風景

■背景
農業従事者の高齢化、担い手不足の深刻さが年々増す中、農業を持続可能な成長産業とするためには、デジタル技術を活用した生産性の向上が欠かせません。このような中、龍谷大学では農学部での実習の高度化を図るために、先端理工学部と連携し、農学分野におけるデジタルマインド・スキルを持った”アグリDX人材"の育成に力を入れています。従来、農場の環境データを収集・管理し日々の実習を行っていましたが、データの一元化ができておらず、データの管理や共有に課題がありました。

今回、SBTにおけるマイクロソフト製品の豊富な開発実績及び知見を有している点と、さまざまなメーカーが提供する各種農場センサーにおいて、一元的に管理・分析できるデータ基盤の開発が可能である点を評価いただき、本取り組みが実現しました。

■取り組み内容
気象、水質、土壌など、農場に設置されたセンサーから吸い上げられるデータをMicrosoft Azureに自動集約し、分析するためのデータ基盤を開発しました。

●データ基盤を3構造で構成し、データへのアクセス性を飛躍的に向上
データの受け口となる収集基盤、生データを格納するデータ蓄積基盤、可視化・分析をしやすくするための加工基盤の3構造に分けることで、データの扱いやすさとアクセス性を向上しました。万が一データを削除してしまった場合でも、すぐに復元可能な構成となっており、学生でも自由にデータにアクセスでき、安心して分析を行うことが可能になりました。

●過去に収集した全てのデータも統合可能な、柔軟かつ拡張性の高い基盤を確立
さまざまなデータ形式(CSV、Excel、JSONなど)の蓄積に対応させ、過去収集したデータも有効に活用するために、手動によるアップロードにも対応しました。自動収集に特化せずさまざまなアップロード手段を用意することで、データ基盤としての拡張性を高めました。

●取得したデータをBIツールで可視化し、作物の状態把握から分析・アプローチへ
本取り組みの一環として、農学部と先端理工学部の学生向けに、SBTのデータサイエンティストによる、実際に収集した農業データを用いたレポート作成演習の講義を行いました。学生は、取得したデータをMicrosoft Power BIで可視化し、作物の生育環境の把握に活用しています。多角的に分析できるBIツールの導入により、データから得られるインサイトを基に今後の生育へのアプローチが検討されます。
 

Microsoft Power BIで作成したレポートの一例Microsoft Power BIで作成したレポートの一例

システム構成図(抜粋)システム構成図(抜粋)

農業データを用いたレポート作成講義の様子農業データを用いたレポート作成講義の様子

 

 

 

 

■今後について
今後、龍谷大学ではデータ分析基盤のさらなる活用のために、収集対象となるセンサーの拡充、並びにAIを活用したより高度な分析に向けて取り組んでいく方針です。SBTは、引き続きデータ基盤の活用に向けた支援として、データサイエンティストによる高度な分析技術の提供、及び分析を通じた新たな価値の創出に向けて支援していきます。

■SBテクノロジーのデータプラットフォーム構築支援について
お客様の要件に合わせた最適なデータ統合プラットフォームを構築します。専門エンジニアによるコンサルティングから、クラウド基盤の設計・構築、データ蓄積後の可視化・分析・AI活用に至るまで、ワンストップで最適なソリューションをご提案します。また、当社の強みであるセキュリティソリューションや運用面でもバックアップ体制があり、データを活用したお客様のDX実現に向けてトータルサポートが可能です。

 ■SBテクノロジー株式会社
https://www.softbanktech.co.jp/
SBテクノロジーは、ソフトバンクのグループでICTサービスにおける中核企業として、クラウドやセキュリティ、IoT・AI 等の先端技術を活用し、お客様のDX支援や新たなビジネス創出を推進しています。Microsoft AzureをはじめとするMicrosoft製品の開発に強みを持ち、2009年にMicrosoftビジネスを開始して以来、エンタープライズ企業から官公庁までさまざまなお客様のご支援を行っており、国内トップクラスの導入実績を有します。

 ■龍谷大学
https://www.ryukoku.ac.jp/
龍谷大学は、1639年に京都・西本願寺に設けられた「学寮」に始まる10学部、1短期大学部、10研究科を擁する総合大学です。「自省利他」を行動哲学として、地球規模で広がる課題に立ち向かい、社会の新しい可能性の追求に力を尽くしていきます。

 


※ 本リリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。
※ Microsoft、Azureは、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
 

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東京都新宿区本社・支社滋賀県大津市本社・支社京都府京都市本社・支社
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https://www.softbanktech.co.jp/news/release/press/2023/004/
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URL
https://www.softbanktech.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区新宿六丁目27番30号 新宿イーストサイドスクエア17階
電話番号
-
代表者名
阿多 親市
上場
東証プライム
資本金
12億7000万円
設立
1990年10月
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