FRONTEO、チャット調査の新機能、絵文字閲覧・重複削除をAIレビューツール「KIBIT Automator」に追加実装
訴訟の提出文書におけるチャットデータ増加に対応
近年、デジタル社会の急速な発展によりIT活用が日常化され、企業の管理する電子データ量は増加の一途をたどっています。また、リモートワークの浸透などにより遠隔コミュニケーションが増えたことをきっかけに、社内コミュニケーションはチャット活用が進みつつあります。この状況を受け、国際訴訟でのeディスカバリ(電子証拠開示)やデジタルフォレンジックにおいても、米国をはじめとするグローバルな調査シーンで提出文書としてチャットデータが対象となるケースが増加しています。チャット内の絵文字により表現された内容が判決を左右する事案もあり、調査におけるチャットデータ対応へのニーズが高まっています。
今回の新機能である絵文字閲覧機能は、閲覧対象とするチャットルーム内でのやりとりの絵文字を閲覧可能にするもので、チャット内での活用が盛んな絵文字への対応を求めるユーザーの要望に応えて開発されました。この機能追加により、調査・レビューの際、絵文字に込められた表現や感情までレビュアーが確認することが可能になりました。
チャットは、メールよりも気軽なコミュニケーションが可能である特性から、1つの投稿当たりの情報量が少ない一方で複数メンバーでのやり取りの回数が多く、重複するメッセージが膨大になります。重複削除機能は、複数の調査対象者のデータにおいて、チャット内での日時や人物が完全一致するメッセージのやりとりを重複項目として削除し、チャットレビューの効率化を図るものです。
FRONTEOは、今後も国内外のユーザーからの機能拡充要望や、進化し続けるデジタル社会に適応したAIソリューションとサービスの開発・改良に努め、複雑かつ多様化する企業の訴訟、デジタルフォレンジックなどにおける顧客の負担軽減と、専門性の高い高品質なサービス提供に取り組んでまいります。
■FRONTEOについて URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自社開発AIエンジン「KIBIT(キビット)」を用いた多様なAIソリューションとサービスを提供するデータ解析企業です。「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する」ことを理念とし、膨大な量のテキストデータや複雑なネットワークの中から意味のある重要な情報を抽出して、エキスパートの高度な判断を支援する自然言語処理ならびにネットワーク解析技術を強みとしています。リーガルテックAI、ビジネスインテリジェンス、ライフサイエンスAI、経済安全保障の各領域で事業を展開し、さまざまな企業の課題や社会課題の解決に貢献しています。2003年8月創業、2007年6月26日東証マザーズ(現:東証グロース)上場。日本、米国、韓国、台湾で事業を展開。第一種医療機器製造販売業許可取得、管理医療機器販売業届出。資本金3,042,317千円(2023年3月31日時点)。
※FRONTEO、KIBIT、KIBIT Automator、XAMINERはFRONTEOの日本における登録商標です。
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