アメリカから見た「海外旅行先」を調査!人気エリアは「ヨーロッパ州」「アメリカ州」(約5割)であり、「アジア州」は2割程度。

2年以内に海外旅行に行ったという人のうち、約75%が複数回海外旅行に赴いていた。

株式会社アスマーク

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、アメリカ在住の20~50代の男女に「アメリカから見た「海外旅行先」で人気のエリアを調査」を実施し、その結果を5月22日に公開しました。

※調査日は2025年3月24日(月)~2025年4月4日(金)です。

調査結果

コロナ禍を経て、日本人の海外旅行は、近年の円安の影響もあり慎重な姿勢も見受けられますが、徐々に回復の兆しを見せています。

一方で、訪日外国人旅行者は、2024年1~10月の累計数が過去最速で3,000万人に到達しているということで、円安の追い風を受けており好調です。

こういった中で、アメリカからの訪日観光客は、伸びています。2019年には約150万人だった訪日アメリカ人観光客が、2024年には約250万人に達しました。

(参照元:2025年(1月~12月)の旅行動向見通し

そこで、当社は海外調査のお問い合わせが多いアメリカと中国、韓国を対象に、「海外旅行先」で人気のエリアに関するアンケート調査を実施しました。

調査項目は、海外調査の実態、直近の海外旅行先のエリア、旅行先の選定基準、旅行前後のその国のイメージなどについて聴取しています。

今回はアメリカを対象とした調査データを公開しています。

トピックス

  • 2年以内に海外旅行に行ったという人のうち、約75%が複数回海外旅行に赴いていた

  • 2年以内に海外旅行に行ったという人のうち、旅行形態の主流は家族旅行や一人旅である

  • 訪問国の旅行前のイメージは「伝統文化」や「食べ物」「景色」に関するポジティブな印象が強く、旅行前後で大きく変化がないことから、期待に沿った体験ができたと推察される

ピックアップ

■2年以内の海外旅行:回数

Q1.あなたが2年以内に、海外旅行に行った回数をお知らせください。(1つ選択)

2年以内に海外旅行に行った回数は「2~3回」が最も多く、「1回」が続く。
また、2回以上(複数回)海外旅行に行った人は、約75%以上いた。直近2年以内の海外旅行経験者は1年に1回以上海外旅行に行く人が多い傾向にある。
世帯年収と旅行回数はおおむね比例の傾向にあり、年収が高いほど海外渡航に対する心理的ハードルが低い可能性がある。
男女で見ると、男性は年齢が上がるほど海外旅行の回数が多くなる傾向にあるが、女性は年齢が上がると旅行回数がやや少なくなるなど、男女間で異なる傾向が存在するようだ。

2年以内の海外旅行:回数

■2年以内の海外旅行:同行者

Q2.あなたは、2年以内に誰と海外旅行に行きましたか?当てはまるものを全てお知らせください。(複数選択可)

海外旅行の同行者は「家族」との海外旅行が最も多いが、「自分一人」も僅差で続く。
「家族」での海外旅行は男性40代が最も多く、年収が高いほど「家族」で海外旅行に行く傾向がある。
「自分一人」の海外旅行は男性の割合が高く、中でも30代40代が全体より15pt以上上回る。
前頁より男性40代は2年以内の海外旅行回数が全体に比べ多く、『一人で気軽に』『家族とのイベントとして』比較的気軽に海外旅行をするのかもしれない。

2年以内の海外旅行:同行者

■2年以内の海外旅行:訪れたエリア

Q3.あなたが2年以内に、海外旅行で訪れたエリアを全てお知らせください。(複数選択可)

海外旅行で訪れたエリアとして最も人気なのは、「ヨーロッパ州」、次いで僅差で「アメリカ州」と続き、いずれも約5割の回答を集めた。次いで「アジア州」が約22%となり、「ヨーロッパ州」や「アメリカ州」と比べ大きな開きが見られた。
※英語で「the Americas」は、北アメリカ(カナダ、アメリカなど)中南米(ブラジル、アルゼンチンなど)カリブ海諸国(ジャマイカ、キューバなど)南北アメリカ大陸全体を指す言葉である。

年収50,000ドル未満の層は「アメリカ州」が支持を得ており、地理的に訪問しやすいことや短期旅行などで比較的安価に海外旅行を楽しめることが一因と考えられる。

2年以内の海外旅行:訪れたエリア

■直近の旅行先:旅行前後の印象 全体

Q9-1.あなたが、最も直近で訪れた国の「旅行前のイメージ」として、あてはまるものをそれぞれお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
Q9-2.あなたが、最も直近で訪れた国の「旅行後のイメージ」として、あてはまるものをそれぞれお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)

旅行前の印象は「伝統文化が豊か」「食べ物がおいしい」「景色が美しい」「リラックスできる」が高評価を得ており、伝統文化や自然美、食文化を楽しめる旅行先への期待が読み取れる。「高級感」「リゾート感」を求めて旅行先を選んだ層は比較的少数派である。

直近の旅行先:旅行前の印象 全体

旅行後の印象は「伝統文化が豊か」は最も高いスコアを示しており、訪問前に抱いていた印象と一致した可能性がある。他にも「食べ物がおいしい」「リラックスできる」「景色が美しい」が旅行前の印象と同じく評価が高い。おおむね訪問前の期待に沿った結果であると考えられる。

直近の旅行先:旅行後の印象 全体

調査概要

調査名

アメリカから見た「海外旅行先」で人気のエリアを調査

対象者条件

【性別】男女
【年齢】20~50代
【居住地】アメリカ

【その他条件】2年以内に海外旅行経験あり

調査項目

・海外旅行の実態は?
・直近の海外旅行先はどのエリアか?
・旅行先の選定基準はなにか?
・旅行前後のその国のイメージはどうか?
・旅費はどれくらいかかったか?
・日本を選んだ理由はなにか?反対に選ばなかった理由はなにか?

サンプルサイズ

400サンプル

割付

性年代均等

調査期間

2025年3月24日(月)~2025年4月4日(金)

調査方法

Webアンケート

調査機関

株式会社アスマーク

株式会社アスマーク

株式会社アスマーク

代表取締役:町田 正一
所在地  :〒150-0011 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー4F
電話番号 :03-5468-5101
FAX番号 :03-5468-5102
設立   :2001年12月21日
資本金  :139百万円(2023年12月31日現在)
加盟団体 :一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会
取得認証 :プライバシーマーク(登録番号:12390094)
      マーケットリサーチ製品認証規格(ISO 20252)

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会社概要

株式会社アスマーク

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URL
https://www.asmarq.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区東一丁目32番12号 渋谷プロパティータワー4階
電話番号
03-5468-5101
代表者名
町田正一
上場
東証スタンダード
資本金
1億3900万円
設立
2001年12月