「認知症世界とアートの出会い ― Creative Ageing ずっとびの取り組みから」オープン・レクチャー募集中!!
東京都美術館と東京藝術大学が連携して行う「とびらプロジェクト」では、美術館をはじめとした文化施設の社会的役割に注目し、さまざまな活動に取り組んできました。この活動から生まれた関心や私たちが目指す社会の姿について、広く一般の方々と考える機会を設けたいと考え、毎年「とびらプロジェクト オープン・レクチャー」を開催しています。
とびらプロジェクトと連動し、超高齢社会に対応する東京都美術館のアート・コミュニケーション事業のひとつとして、2021年に始まったのが「Creative Ageing ずっとび」です。「ずっとび」では、「歳を重ねる」ことをポジティブにとらえ、シニアの方々が「ずっと」通いたくなる東京都美術館(愛称:都美(とび))となれるような活動をめざしています。これまで、地域のさまざまな医療機関や福祉団体と連携しながら、シニアの方々やそのご家族が、美術館を主体的で創造的に楽しめるような取り組みを行ってきました。
今回のオープン・レクチャーでは、認知症の方との関わりをテーマに、美術館で育まれるつながりに注目して、議論を深めていきます。「認知症世界の歩き方(ライツ社、2021年)」を執筆された筧裕介氏、また「ずっとび」で協働してきた台東病院作業療法士の秋山友理恵氏をゲストにお迎えし、認知症の当事者をとりまく社会の現状や、美術館で生まれる関わり方、アート・コミュニケータの働きについて考えていきます。さらに、東京都美術館での取り組みや事例についてもあわせてご紹介いたします。
◆開催概要◆
日 時:2023年11月23日(木・祝) 13:30~17:00(受付開始時刻|13:00)
会 場:東京都美術館 講堂
定 員:220名(事前申込制、先着順)
参加費:無料
登壇者:筧裕介(特定非営利活動法人イシュープラスデザイン 代表)
秋山友理恵(台東区立台東病院 作業療法士)
藤岡勇人(東京都美術館 学芸員 「Creative Ageing ずっとび」担当)
熊谷香寿美(東京都美術館 学芸員 とびらプロジェクト マネジャー)
小牟田悠介(東京藝術大学 芸術未来研究場 ケア&コミュニケーション領域 とびらプロジェクト マネジャー 特任助教)
その他:手話通訳、文字表示支援あり
主 催:東京都美術館×東京藝術大学 とびらプロジェクト
申込みフォーム|https://tobikan.jp/form/391
東京都美術館「Creative Ageing ずっとび」の最近の取り組み事例
・オレンジカフェ×ずっとび鑑賞会(2023年8月8日開催)
主催:永寿総合病院認知症疾患医療センター、たいとう地域包括支援センター、まつがや地域包括支援センター、やなか地域包括支援センター、東京都美術館
活動報告→ https://www.zuttobi.com/activity/TsvORo20
・美術館で絵を楽しもう!「ずっとび鑑賞会―展覧会 岡本太郎」(2022年11月28日開催)
主催:あさくさ地域包括支援センター、みのわ地域包括支援センター、台東区立台東病院、東京都美術館
活動報告→ https://www.zuttobi.com/activity/TU7dYXU9
・「Creative Ageing ずっとび」活動報告書
報告書→ https://www.zuttobi.com/activity/TYk2teqD
レクチャー問い合わせ先 「とびらプロジェクト」運営チーム p-tobira@tobira-project.info
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