グローバル刃物メーカー貝印、J-CEP参画に伴いペットボトルキャップを再利用したツメキリを制作
ペットボトルキャップを再利用したツメキリ制作について
■今回の取り組み
素材循環のパートナーシップJ-CEPは神戸市と連携し、市内の資源回収ステーションで集まったペットボトルキャップを再生材原料として使用し、製品への利用可能性を検討しています。貝印をはじめとする各企業が資源回収再資源化プロジェクトの成果物として、ペットボトル由来の再生材の製品化に向けた試作を行い、3月5日にはお披露目式を開催しました。
貝印は地球温暖化の原因となる温室効果ガス(CO2)の増加を抑えるため、ペットボトルキャップ由来の再生プラスチックをスタンダードツメキリのストッパーに利用しました。
実際に自分たちが分別し回収されたキャップが、ツメキリとなり自分の手元に返ってくることで、リサイクルをしたことを感じてもらうため、ヴィッセル神戸を通じて神戸市内の全小学校および養護学校169校へ贈呈、また、神戸市SDGsイベント「楽しんで学ぼうSDGs in KOBE」にてツメキリ教室を実施しました。
J-CEPに参画している各企業にて、分別、ペレット化等それぞれの役割を果たし、回収~再生のスキーム構築を目指しました。神戸市で回収されたペットボトルキャップが、ツメキリとなって神戸市の回収ステーションと小学校に配布されることにより、回収~手元に戻ってくるまでのサーキュラー(循環)が生まれます。
■お披露目式
3月5日には、ツメキリなど成果物を神戸市に贈呈しました。
お披露目式の詳細は下記よりご確認いただけます。
https://www.youtube.com/live/LeQP0i78ZAA?si=7mDHn2BkLvfgmAb9&t=871
■「楽しんで学ぼうSDGs in KOBE」に出展
3月26日には、神戸市SDGsイベント「楽しんで学ぼうSDGs in KOBE」に出展。ツメキリと資源循環のパネルをブースに展示し、ツメキリ教室を実施、ツメキリを配布しました。また、やさしい切りかた辞典を使用し、フードロスや食育へも訴求しました。
「楽しんで学ぼうSDGs in KOBE」:https://www.city.kobe.lg.jp/a25748/008151886364.html
やさしい切りかた辞典:https://www.kai-group.com/products/special/hocho/yasashii/
■今後の取り組み
ペットボトルキャップ由来の再生プラスチックを利用したツメキリの製品への採用を検討し発売を目指します。
また、第二段の再資源化したポリプロピレン(PP)の利用も検討しています。
J-CEPについて
ジャパン・サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ(略称:J-CEP)は、一般社団法人エコシステム社会機構(略称:ESA)のサーキュラーエコノミータスクフォースとして、持続可能な社会の実現を目指す企業等が参加し、住民・行政・大学等と連携して、サーキュラーエコノミーの推進に取り組む新事業共創パートナーシップです。
貝印株式会社
1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。現在、生活に密着した刃物を中心とするカミソリ、メンズグルーミング、ツメキリなどの身だしなみやビューティーケア、包丁をはじめとする調理・製菓、医療用など1万アイテムにもおよぶ商品を展開し、商品の企画開発から生産、販売、物流までの一連を行っているグローバル刃物メーカー。
本社:東京都千代田区岩本町3-9-5
代表取締役社長兼COO 遠藤 浩彰 https://www.kai-group.com
本件に関する読者の皆様からのお問い合わせ先
貝印株式会社 お客様相談室
〒101-8586 東京都千代田区岩本町3-9-5
TEL:0120-016-410 (フリーアクセス・ひかりワイド)
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