未来の繁殖を目指しオスのホッキョクグマが鹿児島市平川動物公園へ引っ越します
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で暮らす、オスのホッキョクグマについて、(公社)日本動物園水族館協会生物多様性委員会のホッキョクグマ管理計画に基づき、ブリーディングローン制度※ により、平川動物公園(鹿児島県鹿児島市)へ移動する運びとなりました。
現在、国内におけるホッキョクグマの飼育頭数は、高齢化が進んでいることもあり減少傾向にあります。
ホッキョクグマの種と遺伝的多様性の維持を目的に、オス1頭を将来的に繁殖を目指している平川動物公園へ移動します。移動に伴い、当パークでのホッキョクグマの飼育、展示は休止となります。
※ブリーディングローン制度
希少動物の種の保存のため、繁殖を目的として動物園や水族館同士で動物を貸し借りする制度です。
【移動するホッキョクグマについて】
頭数・性別:1頭・オス(愛称:ライト)
生年月日 :2013年11月21日(アドベンチャーワールド生まれ)
年齢 :9歳
移動先 :平川動物公園(鹿児島県鹿児島市)
移動日 :2023年3月8日(水)
※海獣館にて2023年3月6日(月)まで公開を予定しております。
公開最終日には、これまでたくさんのSmileを届けてくれた感謝の気持ちを込めて氷などのプレゼントを予定しています。詳細は決まり次第、お知らせいたします。
※動物の体調などにより公開を中止する場合がございます。
※動物の安全な移動のため、移動当日の取材はご遠慮いただきます。報道関係者の皆様には画像を提供いたします。
【アドベンチャーワールド ホッキョクグマの繁殖について】
1993年 2月 1歳のオス1頭、1歳のメス1頭を飼育開始
2000年 2月 2頭出産(出産直後に死亡・⽣後3か⽉で死亡)
2000年10月 2頭出産(出産直後に死亡)
2002年 1月 2頭出産(出産直後に死亡)
2005年 3月 2頭を出産(⽣後2⽇・⽣後2週間で死亡)
2009年10月 1頭を出産(4歳で死亡)
2013年11月 1頭を出産 ※今回平川動物公園へ引っ越すオス
2014年 3月 22歳のオスが永眠
2015年 3月 天王寺動物園よりブリーディングローン制度でオス1頭(ゴーゴ)来園
※2018年12月に天王寺動物園に帰る
2021年 2月 29歳のメス永眠 飼育頭数がオス1頭となる
2023年 3月 平川動物公園への移動に伴い、飼育を休止
【ホッキョクグマについて】
■分類 :食肉目クマ科
■学名 :Ursus maritimus
■英名 :Polar Bear
■生息地:北極圏
■食性 :アドベンチャーワールドでは、 ⾺⾁・ホッケ・ ⽩菜などを与えています。
■繁殖 :繁殖期は3〜6月頃で、11⽉〜翌年1⽉頃 にかけて1〜4⼦産みます。
■寿命 :20年~25年
■特徴 :唯一の海洋性のクマで、 ほかのクマに比べ体が細長く、泳ぐのに適した体型をしています。
白い毛で覆われていますが、地肌が黒いため、太陽光から熱を効率よく吸収し、体温維持に役立っています。 体長1.8m~2.5m 体重:200~600㎏
【アドベンチャーワールド「SDGs宣言・パークポリシー」】https://www.aws-s.com/parktheme-sdgs/
アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が
溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという”小さな地球”を通して、関わるすべての人の
人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、
未来のSmileを創り続けていきます。
【SDGsについて】
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年をめざして明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。2015年9月、ニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像