万代とサントリーが協働し「ボトルtoボトル」水平リサイクルを「リサイクルの日」である6月9日(金)より開始
10月末までにリサイクルボックス設置可能な全155店舗に拡大を予定。ペットボトル「資源」の循環を促進。
サントリー食品インターナショナル株式会社は、株式会社 万代(以下、「万代」)と協働し、万代の店頭で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を「リサイクルの日」である6月9日(金)より開始します。大阪府と奈良県の6店舗で先行開始し、今年の10月末までにリサイクルボックスの設置が可能な155店舖に拡大していく予定です。
※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと
●本取り組み実施の背景
サントリーグループは「人と自然と響きあう」という使命を掲げ、ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。万代は、「日本一買い物に行きたい店舗をめざして」を企業理念に掲げ、地域の人々の幸せに貢献することを目指し、環境活動においても取り組みを強化しています。
今回、「リサイクル適性が高く、再資源化の仕組みが整っている飲料ペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の思いが一致し、このたびの取り組みに至りました。
●本取り組みについて
万代の対象店舗で回収した使用済みペットボトルを当社の飲料用ペットボトル容器として再生・使用していきます。これにより、お客さまのご協力により集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。また、万代では、お客さまの水平リサイクルの取り組みへの参加促進を目的に、売り場と連動した取り組み告知を順次展開し「リサイクルの見える化」を推進して、地域のお客様と共に、資源の有効活用を推進します。
〈株式会社 万代〉
大阪を中心として兵庫、奈良、京都、三重の各府県に食品スーパーマーケットとして164店舗を展開しています。魅力的な品揃えと安全安心を第一とした商品供給により、地域のお客様に喜んでいただけるお店作りを進めて61年、地域密着型スーパーとして成長してきました。
サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。
2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を実施していきます。
※2 メカニカルリサイクルとして
※3 協栄産業(株)など4社で共同開発
▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリー食品インターナショナルホームページ http://suntory.jp/sbf/
以上
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