[福岡版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 3ヵ月ぶりで小幅な上昇
募集賃料 2ヵ月連続で上昇
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2025年3月度の福岡市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2025年4月号福岡」を公表します。
※1:主要エリア=福岡市天神エリア・駅前エリア・呉服町エリア
※調査時点:2025年3月末現在および各年12月31日時点


※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
数年前までは、移転先の候補として博多駅周辺と天神の両エリアを検討する事例はほとんど見られなかった。しかし、足元では博多駅周辺は品薄感が強く移転先の確保が困難な状況のため、天神までエリアを広げて移転を検討するテナントが増加傾向にある。天神エリアでは大規模ビルの供給が続くものの、博多駅周辺から滲み出す需要もあり、テナントの内定が進んでいる。(福岡支店長 中村竜治)
福岡市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 3ヵ月ぶりで小幅な上昇 「博多駅前」は2020年9月以来の1%台
空室率は前月比プラス0.08ポイントの4.43%となり、3ヵ月ぶりで小幅に上昇した。複数の新築ビルが空室を抱えて竣工したことに加え、新築ビルへ移転したテナントの二次空室が現空となっている。エリア別では「博多駅前」が2020年9月以来の1%台に低下した。潜在空室率は前月比プラス0.14ポイントの5.92%となった。
オフィス需要は活発な状況が続き、天神エリアの新築・建築中ビルのテナント誘致も比較的順調に進んでいる。
<空室率&潜在空室率>

福岡市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 2ヵ月連続で上昇 2000年以降の最高値更新が続く
募集賃料は前月比プラス94円/坪の15,552円/坪となった。2ヵ月連続で上昇し、2000年以降の最高値更新が続いている。
<募集賃料&募集面積>

<福岡市 規模別 空室率>

<福岡市 全規模ビル 主要エリア 空室率>

<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>

<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>


三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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