AWSと連携し、金融機関向け『マネーフォワードFintechプラットフォーム』を提供開始

様々なFintechサービスを提供できる共通基盤を構築、第一弾として横浜銀行に導入しDXを推進

株式会社マネーフォワード

 株式会社マネーフォワードは、アマゾンウェブサービスを活用し、Fintechサービスの共通基盤である『マネーフォワードFintechプラットフォーム』を提供開始します。またこの度、第一弾として、株式会社横浜銀行に導入します。当社は、本プラットフォームを通じて、金融機関の顧客向けサービスの拡充と、金融機関のDXを支援してまいります。

■金融機関向け『マネーフォワードFintechプラットフォーム』について
 『マネーフォワードFintechプラットフォーム』は、金融関連サービスの資産データや決済データを蓄積・分析し、Fintech企業をはじめとするパートナー企業の提供サービスと連携できる共通基盤です。金融機関は、本プラットフォームを活用することで、顧客ニーズにあったサービスを迅速に提供することができます。
 本プラットフォームは、AWSが提供するストレージや分析などができるサービス(マネージドサービス)※1を活用して構築しています。AWS上で構築することで、効率的なAPIの管理や運用が可能になるほか、金融機関とセキュアなデータ連携が可能です※2。

※1 主なサービスは、AWS Lambda, Amazon S3, Amazon Aurora, Amazon Athena, AWS Glue,  Amazon QuickSight, Amazon SageMaker です。
※2「AWS PrivateLink」(https://aws.amazon.com/jp/privatelink/)により、パブリックインターネットに公開することなく、VPC、AWS のサービス、およびオンプレミスネットワーク間のプライベート接続を提供します。

<『マネーフォワードFintechプラットフォーム』の機能>


・アカウントアグリゲーション基盤(X Business Aggregation)
アカウントアグリゲーション技術※3により、2600以上の金融関連サービスと連携し、データ取得できる※4

・データベース(X Cloud Storage)
アカウントアグリゲーション基盤を通じて収集した資産データや決済データを蓄積できる

・データ分析基盤(X Insight Marketing)
データベースをもとに、マーケティングオートメーションにより分析できる※4

・ID/認証基盤
インターネットバンキングなどの金融機関IDだけで、すべてのサービスを提供できる(SSO※5に対応)

・連携パートナーサービス
Fintech企業をはじめとするパートナー企業の提供サービスを提供できる

※3 アカウントアグリゲーション技術とは、APIまたはスクレイピングを用いて、データの取得を行うことをいいます。
※4 利用者の同意に基づきデータを取得・分析します
※5 SSO(シングルサインオン)は、利用開始時にID・パスワードによる認証を一度行うだけで、複数のサービスやアプリケーションにログインできるようにする仕組みです。

<パートナー企業・サービス>

​■横浜銀行の導入について
 第一弾として、本プラットフォームを横浜銀行が提供する法人向け無料会員制ポータルサイト「〈はまぎん〉ビジネスコネクト」に導入します。本プラットフォーム導入により、「〈はまぎん〉ビジネスコネクト」で、複数金融機関の口座データ※6の一元管理が可能になります。なお、口座データの取得は、アカウントアグリゲーション基盤を活用して行います。今後、横浜銀行は、本プラットフォームを通じて、デジタル通帳をはじめ、ICTや金融テクノロジーを活用した利便性の高い新たな金融サービスの提供を行う予定です。
※6 複数金融機関の口座データは、 「<はまぎん>ビジネスコネクト」利用者の同意に基づき当社が取得し、横浜銀行に提供します。

<横浜銀行の導入イメージ>


■各社のコメント
横浜銀行 執行役員 デジタル戦略部長 田坂 勇介

 横浜銀行は、株式会社マネーフォワードによる『マネーフォワードFintechプラットフォーム』の提供開始を心より歓迎いたします。
『マネーフォワードFintechプラットフォーム』と横浜銀行が提供する法人向け無料会員制ポータルサイト『〈はまぎん〉ビジネスコネクト』を連携することで、
複数銀行の預金口座を一元管理することが可能となり、お客さまの資金管理面での利便性が向上します。
横浜銀行は今後も『マネーフォワードFintechプラットフォーム』を積極的に活用し、デジタル技術を活用したサービスの向上に努めてまいります。

アマゾンウェブサービスジャパン 執行役員 金融事業統括本部 統括本部長 鶴田 規久
 この度、マネーフォワード様がAWSを活用して、Fintechサービスの共通基盤である『マネーフォワードFintechプラットフォーム』の提供を開始されたことをうれしく思います。現在、社会環境、市場環境の変化により、多くの金融機関がビジネスモデルやお客様との接点を革新しています。AWSは、金融ビジネスを変革するパートナーとして、セキュアで低価格、かつ柔軟性、拡張性の高いIT基盤を提供することにより様々な金融機関の相互連携やデジタル化を支援しています。第一弾に導入を決定された横浜銀行様に続き、多くの金融機関がマネーフォワード様の共通基盤と連携することで、エンドユーザーの利便性がますます向上することを期待しております。

■背景
 当社は、金融機関や企業との新たなサービスづくりを担う「Money Forward X」ドメインにて、これまで40社以上と連携し、『通帳アプリ』や、金融機関の法人顧客向け資金管理サービス『Business Financial Management(BFM)』など、顧客向けサービスの開発・提供を行ってまいりました。

 この度、顧客向けサービスの提供・開発に加えて、データ蓄積・分析機能や、様々なFintechなサービスを提供し、金融機関のDX化をトータルでサポートするため、共通基盤である『マネーフォワードFintechプラットフォーム』の提供を行う運びとなりました。今後当社は、本プラットフォームのパートナー企業を拡大することで、金融機関の顧客ニーズにあわせたサービスの提供をサポートします。

■「Money Forward X」について
 「Money Forward X」は、クライアントの様々な課題と向き合い、マネーフォワードが培ってきたテクノロジー&デザインの力を掛け合わせることで、新たな便利や快適を叶えるサービスを、クライアントと共につくりあげる集団です。オープンで公正な、お金のプラットフォーム構築を目指し、自由にカタチを変えながら、あらゆる課題解決をサポートします。
URL:https://corp.mf-x.jp/

■株式会社マネーフォワードについて
名称  :株式会社マネーフォワード
所在地 :東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者 :代表取締役社長CEO 辻庸介
設立  :2012年5月
事業内容:PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供
URL    :https://corp.moneyforward.com/
主要サービス:
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 https://moneyforward.com/
バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』 https://biz.moneyforward.com/
 
※ 記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。
※ アマゾン ウェブ サービス、AWS、AWS Lambda、Amazon S3、Amazon Aurora、Amazon Athena、AWS Glue、Amazon QuickSight、Amazon SageMakerは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

 

 

 

 

 

 

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会社概要

株式会社マネーフォワード

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URL
https://corp.moneyforward.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都 港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
電話番号
-
代表者名
辻 庸介
上場
東証プライム
資本金
257億8381万円
設立
2012年05月