つくばエクスプレス「TXアプリ」を開発支援 「APPBOX」によるストレスフリーな鉄道利用体験を実現
業務システムの新しさを活かした独自の列車走行位置表示、業務DXとお客さまのUXを向上させるリアルタイム遅延証明書を搭載

株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所グロース:3917、以下「アイリッジ」)は、つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡邊 良、以下「TX」)が2025年8月18日に提供開始予定のスマートフォンアプリ「TXアプリ」を開発支援したことをお知らせします。
アイリッジは鉄道アプリ領域でのトップクラスの実績を誇り、国内大手鉄道事業者の公式アプリ支援におけるシェアは6割超となっています(社数ベース・2024年末時点)。これまでアプリ開発を中心に、UI/UX※1やアプリマーケティング、画像解析や業務システム開発まで、幅広い取り組みをご支援してまいりました。「TXアプリ」についても、豊富な実績と知見をご評価いただき開発パートナーに選ばれました。
また、「TXアプリ」にはアイリッジのアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX(アップボックス)」の多彩な機能から、プッシュ通知機能、アプリ内メッセージ機能、イベントトラッキング機能が導入されています。これにより、運行状況に合わせたストレスフリーなお客さま体験の提供を実現するとともに、将来的には沿線のお客さまとのさまざまなコミュニケーションの支援を目指してまいります。
「TXアプリ」のこだわり
「TXアプリ」では、よく利用する駅を登録すると、直近の列車の時刻を表示したり、その列車がどこを走行しているかを確認したりできます。列車走行位置表示では、「普通」「快速」などの列車種別はもちろん、リアルな列車アイコンで「TX-3000系」などの車両形式まで一画面で確認できるのがポイント。TXの業務システムの新しさを活かしたこだわりで、起動画面やTOP画面に表示されるTX マスコットキャラクター「スピーフィ」「ユニール」と合わせ、つくばエクスプレスへの親しみを持っていただくさりげない仕掛けとなっています。
また、遅延証明書表示では裏側の仕組みにこだわり、DXによる業務効率化を実現。列車関連情報は鉄道事業者の閉域ネットワーク内にあり、鉄道会社によっては列車遅延情報をもとに手動で遅延時間を入力し遅延証明書を表示しているケースもありますが、「TXアプリ」では遅延情報がリアルタイムでアプリの遅延証明書に自動反映される仕組みを構築しました。アプリの利用拡大により駅係員の問い合わせ対応負荷や公式サイトのアクセス負荷も軽減します。
遅延などが発生した際には、お客さまのスマートフォンに直接プッシュ通知でお知らせすることもでき、リアルタイム遅延証明書と合わせ、輸送障害時にこそストレスフリーな体験を提供します。
「TXアプリ」概要
・提供開始日 2025年8月18日(月)
・主な提供機能
1)列車走行位置
営業列車の走行位置をリアルタイムに表示します。列車の遅延状況は分単位で表示し、列車アイコンをタップすると平常時の到着予定時刻を表示します。列車アイコンは実際の車両デザインを模した3種類をご用意。車両形式を見分ける楽しさも味わえます。
2)運行情報(プッシュ通知)
列車の運行に10分以上の遅れが発生、または見込まれる場合に運行情報をお知らせしています。運行情報発信時は、状態(運転見合わせ・遅延時)に応じて表示の切り替えを行い即座に状況が分かる仕様です。
3)遅延証明書
列車の運行に5分以上の遅延時間が発生した場合に発行します。リアルタイムの遅延時分が反映されます。
4)時刻・運賃検索
つくばエクスプレス線の時刻・運賃を検索できます。
5)振替輸送
振替輸送実施時に、振替輸送の利用方法や振替輸送の範囲、主な振替ルートを確認できます。
6)駅情報(駅構内図・時刻表・運賃表)
アプリのTOP画面では、ご自身で登録した駅(マイ駅)の駅の発車時刻(直近2件)を確認できます。駅の個別ページでは、時刻表・運賃表・駅構内図・乗り換え路線(鉄道)が確認可能です。

※1)ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンスの略で、デザインや操作性、ユーザーに提供する体験などのこと
「APPBOX(アップボックス)」について
「APPBOX」は、外部システムや各種他社ツールとの連携を前提とした設計思想を持つ、拡張性に優れたアプリビジネスプラットフォームです。必要なモジュール(SDK)を組み合わせて使うことができ、「標準機能で素早いアプリ立ち上げ」「工数/工期を抑えたカスタマイズ」「ベンダーフリーで内製化も妨げない機能拡張」「高速PDCAを可能にするマーケティング支援機能」「『APPBOXコネクト』をはじめとする柔軟な他社連携・カスタマイズ」の5つの価値を提供します。
https://iridge.jp/service/appbox/

株式会社アイリッジ
株式会社アイリッジは、企業のアプリビジネス支援とビジネスプロデュース支援を軸に、リテールテック、フィンテック、MaaS、業務支援等、幅広い領域でDXを支援しています。
アプリビジネス支援ではOMO*アプリの企画・開発における業界トップクラスの実績があり、手がけたアプリの月間アクティブユーザー数は国内最大級の1億超。開発から機能拡張、マーケティング施策まで行えるアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」が主力プロダクトです。
*Online Merges with Offline:オンラインとオフラインを統合したマーケティング
ビジネスプロデュース支援では、アプリに限定しない、コミュニケーションデザインの戦略立案からデジタルとリアルを統合した施策の企画・実行までを支援可能。グループ会社のQoilと連携し、プロデューサーとプランナー、クリエイティブディレクター等から成るチームで、”点”の相談を”面”の課題解決に導く独自の価値提供を行います。総合電機メーカーや金融サービス事業者、電気通信事業者等、業界トップ企業の幅広い実績を持ちます。
https://iridge.jp/
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