10月25日(水) AndTech「環境対応・モノマテリアル・減容化に対応するフィルム・パッケージとコーティング・材料技術と製造・工業化応用の課題」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定
株式会社クラレ 森川 圭介 氏、株式会社日本製鋼所 串﨑 義幸 氏、東レ株式会社 岡田 一馬 氏、土屋特許事務所 土屋 博隆 氏にご講演をいただきます。
バリア性を付与したフィルム及びこれらの技術内容を開示する特許について説明、又バリア性付与が期待できるコーティング剤であるポリビニルアルコールについて特性を解説、ポリエチレンの逐次2軸延伸のポイントについて解説する
本講座は、2023年10月25日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1ee45700-b403-6e76-94b3-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:環境対応・モノマテリアル・減容化に対応するフィルム・パッケージとコーティング・材料技術と製造・工業化応用の課題
~複層化するポリオレフィン系フィルム・バリアコーティング・EVOH多層・BOPP・BOPE~
開催日時:2023年10月25日(水) 11:00-16:50
参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1ee45700-b403-6e76-94b3-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
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第1部 国内外におけるフィルム・パッケージのモノマテリアル化・減容化動向と高性能化の両立
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講師 土屋特許事務所 弁理士 土屋 博隆 氏
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第2部 モノマテリアル包材の軽量化に貢献するPVOH コーティング
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講師 株式会社クラレ ポバール研究開発部 主管 森川 圭介 氏
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第3部 逐次二軸延伸ポリエチレンフィルム(BOPE)の製造技術
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講師 株式会社日本製鋼所 広島製作所 樹脂加工機加工部 樹脂加工第2G 担当課長 串﨑 義幸 氏
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第4部 BOPPフィルムの高性能化と工業材料への展開に向けた取り組み
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講師 東レ株式会社 フィルム研究所・研究員 岡田 一馬 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
軟包装のモノマテリイアルに使用するポリオレフィン系フィルム情報
ポリオレフィン系フィルムへのバリア付与技術に関する知識
プラスチック包材を取り巻く環境に関する基礎知識
バリア材としてのポリビニルアルコールの特性
特殊ポリビニルアルコールである「エクセバールⓇ」の特徴
「エクセバールⓇ」のプラスチック包材への使用方法、課題
ポリエチレンを逐次2軸延伸するための原料選定のポイント
ポリエチレンを逐次2軸延伸するために必要な装置構成
ポリオレフィン原料、ポリオレフィンフィルムに関する基礎知識
BOPPフィルムの従来課題と課題解決のアプローチ、及び、開発品を用いた場合の展開事例を把握出来る。
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
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本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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第1部 国内外におけるフィルム・パッケージのモノマテリアル化・減容化動向と高性能化の両立
【講演主旨】
プラスチック製軟包装のリサイクルを推進するために、モノマテリアル化が潮流となっています。EU指令では、2030年までにプラスチック製容器包装をリサイクル可能とすること、及び55%をリサイクルすることが定められています。軟包装のモノマテリアル化が、リサイクル可能化の有効手段として認識されています。しかし、軟包装は異なる素材を複層化することで、物理的強度、包装適性、利便性及びバリア性を付与しています。
軟包装のモノマテリアル化を進めるために、複層化するポリオレフィン系フィルムが開発されています。特にバリア性を付与したフィルム及びこれらの技術内容を開示する特許について説明します。
【プログラム】
1.モノマテリアル化によるリサイクル
1-1 CEFLEXのガイドライン
1-2 ガイドラインに準拠したバリア性の付与
2. 軟包装のモノマテリアル化に使用するOPP及びOPE
2-1 OPPの物性
2-2 ヒートシール性OPPによる減容化
2-3 OPEの製造
2-4 OPEの物性
3. 蒸着によるバリア付与
3-1 透明蒸着OPP
2-4 Al蒸着ハイバリアOPP
2-5 透明蒸着PE
4. EVOHの多層化
4-1 EVOH多層OPP
4-2 EVOH多層OPE
5. コーティングによるバリア付与
5-1 コーティングOPP
5-2 コーティングOPE
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第2部 モノマテリアル包材の軽量化に貢献するPVOH コーティング
【講演主旨】
近年、プラスチックごみを低減させるべく、包材のモノマテリアル化、リサイクル検討が各社で進められている。モノマテリアル化においては、バリア材の選定も重要となるが、本講座ではバリア性付与が期待できるコーティング剤であるポリビニルアルコールについて特性を解説する。さらに、バリア性を向上させる方法やプラスチック包材に適用するための処方例を紹介すると共に、実使用時の課題も説明する。
【プログラム】
1.食品包装材料を取り巻く状況
1-1 食品包装材料への要求特性
1-2 プラスチックのリサイクル化の検討
1-3 環境問題解決に貢献するバリア材
2.PVOHの基礎物性
2-1 PVOHの製造方法と分子構造
2-2 PVOHの基礎特性
3. 疎水基変性PVOH「エクセバール®」
3-1「エクセバール®」の酸素バリア性
3-2「エクセバール®」の生分解性
3-3「エクセバール®」のバリア用コーティング剤への応用
4.「エクセバール®」のコーティング工程での留意点
4-1. 泡立ちの影響
4-2. 乾燥温度の影響
4-3. 乾燥工程汚れに関する検討
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第3部 逐次二軸延伸ポリエチレンフィルム(BOPE)の製造技術
【講演主旨】
ポリエチレン(PE)はガラス転移温度が低く、冷蔵食品の包装にも用いても低温脆化しない特性を有している。ただ、PEは結晶化速度が速いため、予熱・冷却を繰り返す逐次二軸延伸では破断のリスクが高く成形が困難な原料とされる。一方で、PEの結晶化度の高さを利用し逐次二軸延伸手法で成形すると、インレーション成形フィルムよりも衝撃強度や引張弾性率が2倍、突刺強度および引張強度が3倍にも向上するとの報告がある。この延伸手法が汎用的になれば、薄膜化とパッケージの簡素化も可能となり、製品コストの低減に寄与できる。そこで、本報告では、ポリエチレンの逐次2軸延伸のポイントについて報告を行う。
【プログラム】
1.はじめに
1-1 ポリエチレンの特徴
1-2 2軸延伸のメリット
2.ポリチレンの2軸延伸性評価
2-1 原料成分の分析
2-2 小型延伸装置での評価
3.逐次2軸延伸工程の紹介
3-1 押出機工程
3-2 キャスト工程
3-3 延伸工程
3-4 巻取工程
3-5 物性評価
4.おわりに
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第4部 BOPPフィルムの高性能化と工業材料への展開に向けた取り組み
【講演主旨】
二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)フィルムは、低密度ゆえ軽量であること、防湿性や吸湿寸法安定性、耐加水分解性、耐薬品性などの化学特性や、絶縁性、誘電特性などの電気特性、離型性に優れる特徴を有しており、包装材料として非常に広範に使用されているものの、機械特性や熱特性、表面平滑性が工業用フィルムとして一般的なPETフィルムに劣ることから工業用フィルムとして使用されることが極めて少なかった。
本講座では、械特性や熱特性、表面平滑性を世界最高レベルにまで改良した新規開発品を初めとして、種々のBOPP製品のご紹介と工業用フィルムとしての展開事例について解説する。
【プログラム】
1.ポリオレフィンとは
1-1 需要量、生産量
1-2 ポリオレフィン樹脂の基礎特性
2.BOPPフィルムの特徴と従来BOPPフィルムの課題
2-1 BOPPフィルムの特徴と「トレファン®」の開発経緯
2-2 従来BOPPフィルムの課題(耐熱性、平滑性、品位)
3.フィルム実使用時の耐熱性課題とニーズ
3-1 支持体フィルム用途の耐熱性課題とニーズ
3-2 離型フィルム用途の耐熱性課題とニーズ
4.BOPPフィルムの高耐熱化、高剛性化アプローチと開発品の特性
4-1 原料処方、プロセス条件アプローチ
4-2 支持体フィルム用途としての特性
4-3 プレス離型フィルム用途としての特性
5. フィルム実使用時の品位、平滑性課題とニーズ
6. BOPPフィルムの高品位化、高平滑化アプローチと開発品の特性
6-1 高平滑、高品位化アプローチ、開発品の特性
7.粗面グレード、高収縮グレードの特性
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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