【静岡県 × eiicon】『静岡県主催スタートアップビジネスプランコンテスト WAVES』、ファイナリスト10社の県内課題解決アイデアによる最終審査を開催!
250を超える応募から選出された1stグランプリのアイデアに地域実装に向けた賞金10,000,000円が贈られました!
https://eiicon.net/about/shizuoka-waves2023-finalcontest/
■『静岡県主催スタートアップビジネスプランコンテスト WAVES』最終審査 受賞アイデア
ファイナリスト10社はビジネスプランを通じた静岡県の課題解決を提案。
6つの視点「ターゲット/課題」「ソリューション」「地域親和性」「ビジネスモデル」「実現可能性」「計画性」で厳正な審査を行った結果、1stグランプリ、2ndグランプリ、3rdグランプリが決定しました。
□1stグランプリ(地域実装に向けた賞金10,000,000円を授与):
リッパー株式会社(富士市)
「タイヤを黒から白へ」
概要:
タイヤの環境負荷を軽減する自然由来のタイヤ強化材の開発。現状のタイヤ強化材カーボンブラックは石油由来でCO2排出量が大きい。また、タイヤ粉じんは海洋マイクロプラスチックの主要因と指摘されている。またタイヤ処分も埋め立てるか燃やすかしか方法がなく、環境負荷が大きい。自然由来材料で生分解性を持つナノセルロースを用いるアプローチで、多彩な着色も可能になる。すでにタイヤメーカーにサンプル提供を開始していて、今年から公道検証を開始、来年から本格量産予定。
□2ndグランプリ(地域実装に向けた賞金5,000,000円を授与):
株式会社トヨコー(富士市)
「レーザー技術で社会インフラメンテナンスの3Kを3Cに」
概要:
浜松の光産業創成大学院大学と二人三脚で誕生したCoolLaserは、レーザーの力で構造物のサビ、塩分、塗膜などを一瞬で除去する。ボルトやリベットなどの複雑な箇所も効率的に処理できるため、部分的な塗替工事が高品質に行えるようになり、ライフサイクルコストの大幅な削減に繋がる。インフラ構造物の維持管理装置の販売・レンタル会社との提携や、橋梁、鉄塔、海事、エネルギー分野の維持管理を対象に事業展開を進めている。
□3rdグランプリ(地域実装に向けた賞金3,000,000円を授与):
株式会社ストラウト(富士市)
「魚の病気検知を経験則からAIに 静岡発、世界の養殖をDXする」
概要:
水産養殖は、効率的なタンパク質供給源であり、世界的に生産量が増加する一方で、水環境の変化や魚病の頻発などの気候変動の影響による生残率低下という課題に直面していることから、静岡県の養殖業者である強みを活かし、IoTでの環境観測から一歩進んだ、魚病を早期検出するAIシステム「UMIDaS」の開発を進め、「魚病の予防」による養殖生産能力の改善と、静岡から世界の生産現場の"痒い所に手が届く" IT養殖技術を実現する。
受賞した3社は今後、静岡県、事務局、地域サポーター(自治体、支援機関・関係団体)と連携しながら各プロジェクトを推進。本格的な地域実装を目指してまいります。
以上
■講評コメント:
森 貴志(静岡県 副知事)
今回、10組のファイナリストにプレゼンを実施いただきましたが、どのプレゼンも非常にレベルが高く、甲乙つけがたいハイレベルなコンテストとなりました。本県の課題解決や地域実装に向けた魅力的な提案ばかりでした。実装・実証に向けて、引き続き県として支援していきたいと考えています。
■『静岡県主催スタートアップビジネスプランコンテスト WAVES』概要
静岡県では、将来の雇用、所得、財政を支える新たな担い手となりうるスタートアップへの支援に取り組む姿勢を明確化し、スタートアップ支援の機運醸成、関係機関との協働等を促進するため、令和5年9月に「静岡県スタートアップ支援戦略」を策定しました。
今年度は、同戦略に基づき、スタートアップ事業の地域実装を目指す『静岡県主催スタートアップビジネスプランコンテストWAVES』を開催しています。
地域課題を解決する優れたスタートアップを支援
県内外のスタートアップから地域課題解決アイデアを募集し、ブラッシュアップ/フォローアップなど全体を通じたプログラムにより、静岡県全体を活性化させる新事業の成長と地域実装を目指すビジネスプランコンテストです。
※『静岡県主催スタートアップビジネスプランコンテスト WAVES』の詳細はこちら
(https://shizuoka-waves.eiicon.net/ )をご覧ください。
●主催:静岡県 ●運営:株式会社eiicon ●地域サポーター: 【自治体】 伊東市、磐田市、菊川市、湖西市、静岡市、島田市、沼津市、袋井市、富士市、藤枝市、牧之原市、三島市、焼津市 【支援機関・関係団体】 静岡県イノベーション拠点 SHIP、藤枝駅前コワーキングスペース未来共創ラボ フジキチ、FUSE/浜松いわた信用金庫、三島商工会議所 (50音順/2024年3月27日現在) |
□最終審査選出10社
Yellow Duck株式会社(兵庫県) 『波エネルギーによる発電システム 洋上パワーステーション』 株式会社CULTA(東京都) 『静岡から世界へ 気候変動時代の新・農作物ブランド』 株式会社さかなドリーム(千葉県) 『日本一のマアジ養殖地・沼津における次世代養殖アジの展開』 株式会社ストラウト(富士市) 『魚の病気検知を経験則からAIに 静岡発、世界の養殖をDXする』 株式会社スペース(愛知県) 『静岡から物流2024年問題に挑む!中継輸送プラットフォーム「ドラ基地」』 株式会社TOWING(愛知県) 『脱炭素・減化学肥料を両立し農業生産性を向上する高機能バイオ炭の普及』 株式会社トヨコー(富士市) 『レーザー技術で社会インフラメンテナンスの3Kを3Cに』 株式会社NearMe(東京都) 『タクシーの「シェア乗り」で、静岡県の観光と日常の移動課題を解決する』 株式会社Magic Shields(浜松市) 『高齢者の転倒骨折を防ぐ、転んだときだけ柔らかい新素材「ころやわ」』 リッパー株式会社(富士市) 『タイヤを黒から白へ』 |
以上(社名50音順)
■eiicon 会社概要 https://corp.eiicon.net/
会社名:株式会社eiicon
本社所在地:東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー5階
代表者:代表取締役社長 中村 亜由子
設立日:2023年4月3日
事業内容:オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、イベント企画・支援サービス、ソーシングサービスなど
株式会社eiiconは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームとオープンイノベーションに特化したハンズオンコンサルティングで、企業の事業フェーズに合わせたOIの支援にて事業化をサポートしています。
オープンイノベーションとは
2003年(米)ヘンリー W. チェスブロウが提唱した「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという主張の方法です。
eiiconが展開するサービス
日本最大級オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」
累計登録社数30,000社を越えた日本最大級のオープンイノベーションに特化したWEBプラットフォーム。事業創出≒非連続な成長・事業存続を実現させる仕組みをALL IN ONEで提供。AUBAは、意図的にイノベーションを創出するためのサービス。
完全伴走支援サービス「AUBA Enterprise」
社内新規事業・オープンイノベーションプロジェクト含め、弊社の事業創出支援経験豊富なコンサルタントが企業ごとのお悩み・ニーズに応じフルカスタマイズで支援を設計。事業戦略の支援から実際のパートナー共創にむけた具体的な出会いの場の創出・チームアップ支援、新規事業創出支援まで企業のフェーズに合わせた支援にて事業化をサポート。
https://corp.eiicon.net/service/enterprise
事業を活性化するメディア「TOMORUBA」
事業を創るビジネスパーソンのための“事業を活性化するメディア”。全国各地あらゆる業界のスタートアップ・中小企業・大手企業から地方自治体・大学まで、資金調達・資金提供・共同研究などの様々な情報や事業を創るためのノウハウ情報などを配信。
主な受賞歴
2022年12月、革新的で優れたサービスとして「第4回 日本サービス大賞」優秀賞を受賞。
https://service-award.jp/result04.html
2023年2月、アクセラレーションプログラムを通じた全国のスポーツチーム/団体とパートナー企業とのマッチング・共創創出など一連のオープンイノベーションへの取組により「第5回 日本オープンイノベーション大賞」スポーツ庁長官賞を受賞。
https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20230120oip.html
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