【自治体初※】桑名市公式ホームページにて「フェアナビ」を試験導入 ウェブアクセシビリティ向上を目指した実証実験を開始!

2024年4月5日より、桑名市とKANNONによる共創がスタート。桑名市は、PX(パブリックトランスフォーメーション)推進で「誰一人取り残さない、デジタル社会の実現」 を目指します。

株式会社eiicon

 日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」を運営する株式会社eiicon(エイコン 本社所在地:東京都港区虎ノ門、代表取締役社長:中村 亜由子、以下「eiicon」)は、桑名市と、合同会社KANNON(カンノン 本社所在地:愛知県名古屋市中村区名駅、代表者:山下 青夏、以下「KANNON」)による、ウェブアクセシビリティ向上に向けた実証実験を開始することをお知らせします。
 eiiconは昨年、桑名市初の取り組み「スタートアップ・エコシステム共創戦略構築等支援業務」の運営を同市より受託。本業務の核である「桑名スタートアップ・オープンフィールド」の戦略策定支援をはじめ、桑名市役所内でのワークショップや、桑名スタートアップ・オープンフィールド戦略のキックオフイベント『くわなスタートアップサミット「開国~KAIKOKU~」』の企画・運営などに取り組んでまいりました。

 本共創は、今年の1月31日に六華苑にて開催した『くわなスタートアップサミット「開国〜KAIKOKU〜」』をきっかけに誕生した第一号の取り組みです。


※KANNON調べ。「フェアナビ」の自治体ホームページ全体への導入は、今回が全国初となります。

くわなスタートアップサミットでの、KANNONの共創ピッチの様子くわなスタートアップサミットでの、KANNONの共創ピッチの様子


■年齢や障害などに関係なく、誰もがウェブサイト上の情報にアクセスしやすいように。

ウェブアクセシビリティ向上サービス「フェアナビ」を桑名市ホームページに試験導入。

 桑名市ではこれまで、デジタルファースト宣言のもと、「誰一人取り残さない持続可能なまちづくり」を目指して様々な取り組みを進めています。その中で、今年1月に六華苑にて開催した『くわなスタートアップサミット「開国〜KAIKOKU〜」』にて、KANNONがウェブアクセシビリティ向上を実現するプラグイン型サービス、「フェアナビ」の機能を発表。年齢や障害などに関係なく、誰もがウェブサイト上の情報にアクセスしやすくなることを目的に、桑名市ホームページに「フェアナビ」を試験導入することが決定いたしました。

「フェアナビ」の自治体ホームページ全体への導入は、今回が全国初となります。


桑名市記者会見資料より桑名市記者会見資料より


 具体的な実証実験内容として、「フェアナビ」の機能を呼び出すボタンを、桑名市公式ホームページ( https://www.city.kuwana.lg.jp/ )のすべてのページに配置し、同ページへウェブアクセシビリティ機能が提供されます。

 なお、今回の実証実験では、視覚障害をお持ちの桑名市民へのヒアリング調査や、ニーズ検証などを同時に行い、「フェアナビ」の機能向上も目指してまいります。



□合同会社KANNONについて

「フェアナビ」提供元の合同会社KANNONは、年齢や障害などに関係なく、誰もが情報に対し平等にアクセスできることを目指す、ウェブアクセシビリティに特化したスタートアップです。掲載テキストの読み上げや、掲載文字の拡大、色彩の設定、ページ構造の表示など、20種類以上の機能を搭載し、さまざまな障害に幅広く対応。同社では障害者施設を運営しており、利用者の声をフェアナビの開発にフィードバックしていることに加え、眼科医や、アクセシビリティ業界に精通する専門家が在籍し、視覚的なアクセシビリティ機能の充実に専門的な知見が活かされています。


□くわなスタートアップ・オープンフィールドについて

 桑名市では、国や各自治体の動向、桑名市の現状等の背景を踏まえ、目指すべき方向性などを明確にし、スタートアップとの共創を戦略的に推進していくことを目的とした「くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略」を策定しました。

 本戦略は、社会情勢の変化などに応じて、適宜更新を行うものとします。今後は、本戦略に基づき、桑名をフィールドとした課題の解決や新たなチャレンジを通じて、スタートアップとの共創を生み出し続けることを理念とした、「くわなスタートアップ・オープンフィールド」の構築を目指します。


●くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略(PDF:2,880KB)

https://www.city.kuwana.lg.jp/documents/11299/senryaku.pdf


●参考記事:

桑名市がスタートアップとの共創を宣言!「くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略」に迫る――『くわなスタートアップサミット「開国〜KAIKOKU〜」』開催レポート

https://tomoruba.eiicon.net/articles/4491



■KANNON 概要 https://kan-non.jp/

KANNONは誰もが情報に対して公平にアクセスできる社会の実現を目指しています。

社名:合同会社KANNON

住所:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目24番5号 第2森ビル401

設立:2023年11月

代表者:山下 青夏

事業内容:アクセシビリティ向上サービス「フェアナビ」開発運営、障害者施設運営。

 

■eiicon 概要

会社名:株式会社eiicon

本社所在地:東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー5階

代表者:代表取締役社長 中村 亜由子

設立日:2023年4月3日

事業内容:オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、イベント企画・支援サービス、ソーシングサービスなど


株式会社eiiconは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームとオープンイノベーションに特化したハンズオンコンサルティングで、企業の事業フェーズに合わせたOIの支援にて事業化をサポートしています。

・オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」: https://auba.eiicon.net/

「価値ある出会いが未来を創る」をテーマに、オープンイノベーションのパートナーを探すことができる、ビジネスマッチングプラットフォーム。登録数30,000社。課題・事業成長に必要なリソースなど自社情報を登録、相互に発信し、企業の新たなつながりを実現・サポートします。

・AUBA Enterprise:

社内新規事業・オープンイノベーションプロジェクト含め、弊社の事業創出支援経験豊富なコンサルタントが企業ごとのお悩み・ニーズに応じフルカスタマイズで支援を設計。事業戦略の支援から実際のパートナー共創にむけた具体的な出会いの場の創出・チームアップ支援、新規事業創出支援まで企業のフェーズに合わせた支援にて事業化をサポートします。

・メディア「TOMORUBA」: https://tomoruba.eiicon.net/

事業を創るビジネスパーソンのための“事業を活性化するメディア”。全国各地あらゆる業界のスタートアップ・中小企業・大手企業から地方自治体・大学まで、資金調達・資金提供・共同研究などの様々な情報や事業を創るためのノウハウ情報などを配信しています。


2022年12月、革新的で優れたサービスとして「第4回 日本サービス大賞」優秀賞を受賞。 https://service-award.jp/result04.html

2023年2月には、アクセラレーションプログラムを通じた全国のスポーツチーム/団体とパートナー企業とのマッチング、共創創出など、一連のオープンイノベーションへの取組により「第5回 日本オープンイノベーション大賞」スポーツ庁長官賞を受賞しました。  https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20230120oip.html



※オープンイノベーション:

2003年(米)ヘンリー W. チェスブロウが提唱した、「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという主張の方法です。 

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会社概要

株式会社eiicon

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URL
https://corp.eiicon.net/
業種
サービス業
本社所在地
東京都文京区後楽2-2-23 住友不動産飯田橋ビル2号館 3F
電話番号
03-6670-3273
代表者名
中村亜由子
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年04月