【谷川岳天神平スキー場 by 星野リゾート】雪崩事故防止を目指し、みなかみ町と共同でビーコンチェッカーを設置しました
(*1)積雪期の登山、バックカントリースキー・スノーボードなど、雪崩に遭う危険性のある山域に行く場合に携行する小型電波送受信機「アバランチビーコン」が、正しく作動するかどうかチェックする装置。
背景
谷川岳天神平スキー場 by 星野リゾートの位置する谷川岳には、冬になると大量のパウダースノーを求めて、バックカントリースキーヤー・スノーボーダー・雪山登山のお客様が国内外から訪れます。雪山を、より安全に楽しんでほしい思いから、雪崩事故防止を目指し、ビーコンチェッカーの設置に至りました。昨シーズンは、みなかみ町と共同で試験的にビーコンチェッカーを導入し、一定の影響力、抑止力があることから、今シーズンより谷川岳周辺に複数個所設置します。
■2023ー24シーズン 設置個所(予定)
・谷川岳天神平スキー場 by 星野リゾート ロープウェイ天神平駅周辺
・谷川岳天神平スキー場 by 星野リゾート 天神峠周辺
・谷川岳インフォメーションセンター(みなかみ町)
本取り組みに関するプレス発表会を開催
今回の取り組みに関するプレス発表会を開催しました。プレス発表会では、開発企業の株式会社TKOの竹尾雄宇氏によるビーコンチェッカーの解説の他、雪崩事故防止への思いを総支配人の間島より伝えました。さらに本取り組みの発起者であり群馬県内外で雪崩事故防止啓蒙活動を行う新井孝之氏、谷川岳エコツーリズム推進協議会の小野宏和氏にも、本取り組みに対する思いをお話しいただきました。
■新井孝之氏
長年、谷川岳や群馬県の遭難救助に携わった経験や自身も雪山をこよなく愛するスノーボーダーであることから雪崩事故防止啓蒙活動を行う。
〈参考〉発表会内容
・独立型ビーコンチェッカーについて
株式会社TKO 代表取締役 竹尾雄宇氏
・谷川岳周辺の雪崩事故や、これまで取り組んできた雪崩事故防止啓蒙活動について
新井孝之氏
・町としてのビーコンチェッカー設置に対する思い
みなかみ町 観光商工課 観光振興係 主幹 小野宏和氏
・スキー場としてビーコンチェッカー設置に対する思い
谷川岳天神平スキー場 by 星野リゾート 総支配人 間島竜也
快晴の中、ビーコンチェッカーを設置
快晴の中、谷川岳インフォメーションセンターの一角にビーコンチェッカーを設置しました。部品の組み立てから設営までをスムーズに行い、ソーラーパネルを利用した電力によりビーコンチェッカーが作動し始めました。
ビーコンチェッカーの前で実際にビーコンの動作をチェックする竹尾氏
谷川岳天神平スキー場 by 星野リゾート
周囲をアルプス級のビューに囲まれ、2つのピークの間に沿ってボウル状に広がるスキー場。谷川連峰特有の圧倒的な積雪量と極上クオリティのパウダースノーを存分に楽しめます。小規模ながら起伏に富んだ地形は手ごわい急斜面のフェイスも多く滑り応え十分。
所在地 :〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽湯吹山国有林
電話 :0278ー72ー3575
アクセス:JR上越新幹線上毛高原駅駅から車で約25分
URL :https://www.tanigawadake-rw.com/tenjindaira/
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