石川発・CO2実質ゼロ印刷物×LINEでPayPayポイントがたまる、マルトの「カーボンエージェント」LINEミニアプリを開発支援

LINEで手軽に参加できる仕組みで企業や消費者の意識を向上。実質排出量ゼロ達成のゼロカーボン・ファクトリーによる新体験アプリ

株式会社アイリッジ

CO2実質ゼロの印刷物等のQRを読み取るとカーボンポイントがたまり、PayPayポイントと交換できる

 株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所グロース:3917、以下「アイリッジ」)は、印刷事業等を手掛けるマルト株式会社(本社:石川県小松市、代表取締役社長:今村 幸彦、以下「マルト」)が2025年10月14日から提供を開始したLINEミニアプリ「カーボンエージェント」を開発支援したことをお知らせします。なお、「カーボンエージェント」は2025年10月22日~24日に幕張メッセで開催される「Japan DX Week 秋 2025・第16回社内業務 DX EXPO秋」のアイリッジブースにて、対応チラシとセットでお試しいただけます。ぜひお立ち寄りの上、お試しください。

「印刷」×「デジタル」×「脱炭素」取り組みの背景

 コロナ禍でペーパーレス化やデジタル化が加速する中、石川県で50年以上印刷業を営んできたマルトでは、第二の創業ともいうべき事業の再構築に取り組み始めました。その中心となるのが、2022年から開始したカーボンニュートラルへの取り組みです。従来の事業の延長ではなく、社会の潮流ともいうべき「デジタル」と「環境」を切り口とした新たな時代の顧客価値を創出したいという想いを持って、同事業はスタートしました。

 2022年3月よりCO2排出量可視化に着手し、削減計画を立て、削減目標の信頼性の証と言える中小企業向けSBTの認証※1を取得。目標に向け社内教育やカーボンニュートラルな印刷の提供に取り組み、2024年時点で印刷事業部とネーム事業部における自社の排出量(直接排出・間接排出)実質ゼロ化を達成しました※2。また、社長を含め3名が環境省認定制度「脱炭素アドバイザー アドバンスト」認定の中級レベルの検定であるGX検定 アドバンストを取得しています。

 そして次なる取り組みとして企画されたのが、印刷を軸にデジタルで社会貢献とビジネスを両立する「カーボンエージェント」です。「カーボンエージェント」の広がりを通じて、ステークホルダーにも押しつけではなく自発的にカーボンニュートラルへ取り組めるような環境を作り、大企業中心の取り組みになりがちなカーボンニュートラルを中小企業が主体となって推進できるようにすること、脱炭素社会のあるべきコミュニケーションの姿を提示することを目指します。

カーボンニュートラルを推進する「カーボンエージェント」の概要

 「カーボンエージェント」はマルトがもつカーボンニュートラルに対応した技術で印刷を行った「CO2実質ゼロの印刷物」や「電子文書」に掲載されたQRを読み取ることで利用できるLINEミニアプリです。QRを読み取ると、その印刷物によるCO2オフセット量をアプリ画面上で表示するとともにアプリ上で抽選が開始し、ユーザーは抽選結果に応じた「カーボンポイント」を獲得できます※3。

 カーボンポイントは一定数ためるとPayPayポイント※4に交換でき、脱炭素への貢献がポイントとしてユーザーの利益になる仕組みです。より多くの方に興味を持っていただき、気軽に参加しやすくすることを目的に、プラットフォームにはLINEで使えるミニアプリを、インセンティブ設計にはPayPayポイントを採用。アイリッジは決済サービス連携を絡めたLINEミニアプリ開発の豊富な実績からパートナーに選ばれました。

 今後はミニアプリ利用開始時にユーザーがLINE公式アカウントと友だちになる仕組みを活かし、公式アカウントを脱炭素や環境問題を身近に感じてもらう情報を発信するメディアとしても活用したい考えです。

・カーボンエージェント利用によるユーザーのメリット

 LINEを使っていれば個人情報の入力や新規アプリダウンロードもなく、QR読み取りだけで利用OK。アプリ画面ではこれまでに手にした(読み取った)カーボンニュートラル印刷物での累計のオフセット量も可視化するため、複数回利用すると、カーボンポイントがたまるのはもちろん、環境に良いことに関われたことを目で見て実感できます。

・CO2実質ゼロ印刷物 発注企業のメリット

 カーボンニュートラルな印刷を選ぶだけで気軽に脱炭素への取り組みが可能に。印刷物やカーボンエージェント上でのバナー広告表示を通じて、社会貢献企業としての認知を高めたりユーザーとの関係性を深めることができます。

アプリTOP / ポイント交換 / 抽選画面 / 抽選結果

マルト株式会社 代表取締役社長 今村 幸彦様 コメント

 「カーボンエージェント」は、ユーザーにもCO2排出量実質ゼロに参加してもらいながら脱炭素を啓蒙するアプリです。アプリの認知を進めることが、賛同してくれる企業や団体を広げ、ひいては脱炭素の取り組みの周知に繋がります。開発に関しては、アプリを開発するのは初めての中、私の頭の中にあった概念をアイリッジさんに伝え、具現化していく流れで実現しました。定型アプリではない、新しいものを作ろうとしてきましたが、私の中では考えた通りのものを作っていただいたかなと思っています。

 最も重視したのはユーザーの使い勝手です。それに向けてのポイントとなっているのが、大手決済サービスのPayPayとの連携。「カーボンエージェント」はいわゆるポイ活アプリではないのですが、たまったポイントがPayPayポイントと交換できるというのは大きな要素となっています。また、コミュニケーションの中でLINEミニアプリというサービスを知り、既にスマホに入っているLINEで使えるハードルの低さに魅力を感じ、プラットフォームとして選びました。

 今後は認知拡大やビジネス拡張を検討し、印刷を軸に社会貢献とビジネスをデジタルで両立することを目指すアプリに育てていきたいと考えています。

Japan DX Week 秋 2025・第16回社内業務 DX EXPO秋 出展情報について

 アイリッジでは、幕張メッセ5ホール「第16回社内業務 DX EXPO秋」エリア内のブース番号「A25-42」に出展いたします。出展情報詳細および無料招待URLは下記URLをご参照ください。

https://iridge.jp/news/202510/39803/

※1)SBT(Science Based Targets)認証:企業が自社の温室効果ガス(GHG)排出削減目標を科学的根拠に基づいて設定しているかを検証・認証する制度

※2)出典:マルトコーポレートサイト(https://marto.co.jp/about.html )

※3)同じQRから抽選に参加できるのは1回のみ

※4)PayPayポイントは出金、譲渡不可です。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能です

株式会社アイリッジ

株式会社アイリッジ

株式会社アイリッジは、企業のアプリビジネス支援とビジネスプロデュース支援を軸に、リテールテック、フィンテック、MaaS、業務支援等、幅広い領域でDXを支援しています。

アプリビジネス支援ではOMO*アプリの企画・開発における業界トップクラスの実績があり、手がけたアプリの月間アクティブユーザー数は国内最大級の1億超。開発から機能拡張、マーケティング施策まで行えるアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」が主力プロダクトです。
*Online Merges with Offline:オンラインとオフラインを統合したマーケティング

ビジネスプロデュース支援では、アプリに限定しない、コミュニケーションデザインの戦略立案からデジタルとリアルを統合した施策の企画・実行までを支援可能。グループ会社のQoilと連携し、プロデューサーとプランナー、クリエイティブディレクター等から成るチームで、”点”の相談を”面”の課題解決に導く独自の価値提供を行います。総合電機メーカーや金融サービス事業者、電気通信事業者等、業界トップ企業の幅広い実績を持ちます。

https://iridge.jp/

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会社概要

株式会社アイリッジ

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URL
https://iridge.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区麻布台1-11-9 BPRプレイス神谷町10F
電話番号
03-6441-2325
代表者名
小田健太郎
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2008年08月