H&Mグループ、年次サステナビリティ・レポート2021を発表
使用する素材の80%がリサイクルまたはサステナブルに調達された素材へと切り替わるなど、サステナビリティの取り組みにおける2021年度の進捗を開示
H&Mグループではサステナビリティの取り組みおける長い歴史があり、長年、私たちのビジネスにとって不可欠な要素となっています。これをさらに明確にするために、今年度よりH&Mグループの年次レポートとサステナビリティ・レポートを統合し、本日公式ウェブサイトにて発表しました。
H&Mグループの年次&サステナビリティ・レポートはこちらよりご覧いただけます。
2021年度年次&サステナビリティ・レポート
https://hmgroup.com/wp-content/uploads/2022/03/HM-Group-Annual-and-Sustainability-Report-2021.pdf
H&Mグループのサステナビリティの取り組みに特化した詳細は、H&Mグループ公式ウェブサイト内の2021年度サステナビリティ・レポートよりご覧いただけます。
2021年度サステナビリティ・レポート:
https://hmgroup.com/wp-content/uploads/2022/03/HM-Group-Sustainability-Disclosure-2021.pdf
- H&MグループCEO、ヘレナ・ヘルマーソンによるコメント
(H&MグループCEO、 ヘレナ・ヘルマーソン)
- サステナビリティの取り組みにおける2021年度のハイライト:
・H&Mグループで使用する素材の80%が、リサイクルまたはサステナブルに調達された素材へと切り替わりました。また、2025年までに、使用するリサイクル素材を30%にまで引き上げるという目標に向けて、リサイクル素材の使用量を3倍以上増やし、割合は昨年の5.8%から17.9%となりました。
・気候変動に関する目標をより明確にし、2040年までにネットゼロ *¹(温室効果ガスの排出を実質ゼロにする)を達成し、2030年までに絶対排出量を56%削減することを目指します。この目標達成のための重要なステップの一つとなるのが、工場内に石炭ボイラーを設置している新規サプライヤーや工場は、H&Mグループのサプライチェーンに参加させないという決定で、これは、私たちのサプライチェーンにおける石炭廃止という長期目標に向けた取り組みとなります。
・2030年までに、売上高を2倍に引き上げると同時に、二酸化炭素の排出量を半減させることを目指す新たな目標を設定しました。*²
・2025年までに、H&Mグループで展開するすべての商品に循環型デザインを取り入れることを目指し、革新的な循環型デザイン・ツールである「サーキュレーター」を発表しました。このツールは、H&Mグループ内のチームが、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)に沿った商品を作ることができるようにすること、そして長期的には他社でも同様の循環型デザインが可能になるよう導くことを目的としています。
・2021年度には、包装・パッケージにおけるプラスチックの使用量を27.8%削減しました。H&Mグループでは、2025年までに、バリューチェーン全体を通して包装・パッケージの使用量を25%削減するという目標を掲げています。
・お客様に、よりサステナブルにファッションを楽しんでいただくことを目指して、2次流通プラットフォームであるSellpy(セルピー)を新たに22の欧州市場に拡大するなど、その他取り組みも含む新たな循環型ビジネスモデルを展開しました。
*¹ ここでのネットゼロは、Science Based Targets(科学的根拠に基づく目標)イニシアティブ(SBTi)によって定められたネットゼロ基準に基づいています。
*² 売上目標のベースライン(基準値)は2021年としています。H&Mグループでは、2030年までに温室効果ガスの絶対排出量を56%削減することを目標としています。(ベースラインは2019年)
詳細は、サステナビリティ・レポート2021からご覧いただけます。
H&Mグループ サステナビリティ・レポート2021:
https://hmgroup.com/wp-content/uploads/2022/03/HM-Group-Sustainability-Disclosure-2021.pdf
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