グランドオープンに伴い新ユニフォームを導入 ー「日本の美意識を纏う」をコンセプトに、日本の美意識と働きやすさを両立した完全オリジナル
西陣織の生地を使ったボタンをあしらい、着物の雰囲気を踏襲するなど八芳園が大切にする「日本の美意識」をちりばめたオーダーメイド制服。さらに、婚礼業界では先駆けとなるスニーカー着用を解禁
総合プロデュース企業 株式会社八芳園(代表取締役社長:井上義則、東京都港区、以下「八芳園」)は、2025年10月に迎えたグランドオープンに合わせ、新ユニフォームを導入いたしました。「日本の美意識を纏う」をコンセプトに完全オーダーメイドで制作したユニフォームは、西陣織の老舗「HOSOO」の生地を使用したボタンや、着物の装いの所作に通じるディテールを取り入れ、八芳園が大切にする「日本の美意識」を現代の接遇シーンに調和させたデザインです。

◾️八芳園の制服着用セクションのユニフォームを一新
八芳園グループは、パーパス「日本を、美しく。」の実現に向け、2025年9月末まで八芳園全館を一時休館し、庭園とのつながりをより深めるリニューアル工事を進めていました。本改修のリブランディングコンセプトは「日本の、美意識の凝縮」。その思想と呼応し、新ユニフォームでは「日本の美意識を纏う」を掲げ、日々の現場で自然体に“美意識”を体現できる装いを目指しました。
デザインを手掛けたのは、2025年3月に誕生した八芳園初となる衣裳室ブランド「The Bridal Boutique KOTOHOGI by HAPPO-EN」のクリエイティブディレクター・飯島智子氏と、これまで八芳園の制服を担当してきた飲食・サービス業向けプロ用衣料ブランド「SEVEN UNIFORM(セブンユニフォーム)」。両者がタッグを組み、“日本の美意識を纏う”を体現する新ユニフォームの制作が2024年1月にスタートしました。
◾️生地やデザインの細部までこだわりが詰まった各セクションの新ユニフォーム詳細
今回ユニフォームを一新した中でも、完全オーダーメイドで制作したのは、大切なお客様をお迎えする“顔”であるコンシェルジュ・ゲストリレーション・ブライダルの3セクション。シルエットやデザイン、採用するファブリックなど、細部まで“日本の美意識”が凝縮されたユニフォームとなっております。
■コンシェルジュセクション
コンシェルジュセクションの新ユニフォームの素材には上質なウール100%を採用。八芳園の“顔”としておもてなしの価値を高めていくセクションにふさわしい信頼感と品格を追求しました。なだらかに落ちる肩のラインや、ミニマルに重ね合わせた襟元は、着物のシルエットを彷彿させます。また、西陣織の老舗「HOSOO」のファブリックを用いたくるみボタンをあしらい、都市庭園に調和する節度ある華やぎと、所作の美しさを引き立てるディテールで「日本の美意識を纏う」を体現します。


●細部へのこだわり 【くるみボタン】

コンシェルジュセクション、ゲストリレーションセクション、ブライダルセクションの新ユニフォームには、西陣織の老舗「HOSOO」のファブリックを用いたくるみボタンがあしらわれています。この細部へのこだわりが、庭園に調和する品位ある華やぎと所作の美しさを際立たせるディテールのひとつとなり、「日本の美意識を纏う」を体現しています。
〈撮影場所/本館メインロビー〉

「日本の、美意識の凝縮」というリブランディングコンセプトのもと、まるで日本庭園へとつながるかのような空間に生まれ変わったメインロビー。壁面は職人の技と伝統美が息づく組子アートで彩られ、圧巻の伝統美に包まれる空間が訪れる人を迎えます。
■ゲストリレーションセクション
女性の秋冬用は首元とスカートに温かなウール素材を用いました。春夏用には軽やかなシアサッカー素材を取り入れ、爽やかな着用感と清潔感を両立。季節に応じた快適さと端正な佇まいを実現しています。袖周りの構築的なシルエットとフレアに動くスカート、西陣織の老舗「HOSOO」のファブリックを使用したボタンが華やかさをプラスしてくれます。
また男性の秋冬用は、着物の襟元を彷彿するシャツと上着、「HOSOO」のファブリックを用いたくるみボタンが、庭園に調和した雰囲気を醸し出します。
男女ともに館内外を縦横に移動する業務特性に合わせて機動性を確保しつつ、素材の表情で庭園の四季と響き合うデザインとし、日常の接遇の中で自然体に日本の美意識を纏える仕様としました。




〈撮影場所/八芳園正門ほか〉

八芳園の正面入り口の門構えは、「大名門」と「庄屋門」の中間様式。厳かな雰囲気と優美さを兼ね備えるその姿でお客さまをお迎えします。
門をくぐり歩みを進めると、目の前には400年以上の歴史が息づく日本庭園の自然豊かな景色が広がります。
■ブライダルセクション
女性は上着にはシアサッカー、スカートにはポリエステル素材を用いた異素材の組み合わせにより、晴れやかさと実務性を両立。上着のリボンには西陣織の老舗「HOSOO」のファブリックを用いた西陣織を取り入れ、ほかのセクション同様に日本の美意識を凝縮しています。女性はパンツとスカートを選択可能。さらに、これまでは必須だった上着も春夏は着脱可能とし、進行に伴う動きやすさや個々の働き方に寄り添う運用性を高めました。装いに機能美を重ねることで、「日本の、美意識の凝縮」を日々の現場で実感できるデザインに仕上げています。




●細部へのこだわり 【西陣織のリボン】

ブライダルセクションの女性の上着のリボンには、西陣織の老舗「HOSOO」のファブリックを使用した西陣織を取り入れ、細部にまで“日本の美意識”を凝縮しています。
男性の上着は着物の羽織をイメージし、通常のスーツとは異なるドロップした肩のラインや、ゆったりとした胴回りとなっています。襟の重ねも着物から着想を得たデザイン。ブライダルセクションの男性の上着も、西陣織の老舗「HOSOO」のファブリックを用いたくるみボタンを採用し、日本の美意識を纏うデザインに仕上げています。

〈撮影場所/インスピレーションサロン〉

今回の改修で新設された「インスピレーションサロン」は、五感を通じてご結婚式に対するイメージを深めることができる場所です。花材を見て装花やブーケの仕上がりを確認できる「装花アトリエ」、シェフが目の前で料理の提案を行い、おふたりだけのメニューの打ち合わせが行える「シェフズキッチン」など、今までにはなかったサロンが誕生。ブライダルはもちろん、あらゆる用途のお客さまに五感を通じて新たな気づきと出会っていただく空間です。
■バンケットサービスセクション
〈キャプテンユニフォーム〉
ご結婚式や各種ご宴席を担うバンケットサービスセクションのキャプテン(責任者)は、この度のリブランディングにより一新したメインロビーの壁面を飾る、福岡県大川市の伝統工芸「大川組子」の文様をモチーフにしたオリジナルネクタイ(写真右)を着用します。精緻な幾何学がVゾーンに端正な陰影を生み、都市庭園の静謐さと現代的な正装のバランスを表現。「日本の美意識を纏う」のコンセプトのもと、節度ある華やぎで“日本の、美意識の凝縮”をさりげなく体現します。



〈撮影場所/KIOTO(本館2階)〉

太陽の光が差し込み、まるで木漏れ日の中にいるような心地よさを感じられる、温もりに満ちたバンケット。寄木の宝箱をモチーフにし、八芳園の庭園が目の前に広がる、自然美と伝統美が共存する「KIOTO」。会場ご利用の方専用のテラススペースもあり、プライベート感あふれる空間となっています。
■「The Bridal Boutique KOTOHOGI by HAPPO-EN」のクリエイティブディレクター・飯島智子氏コメント

この度のユニフォーム制作にあたり、八芳園が大切にする「日本の美意識」を再解釈するところからプロジェクトをスタートさせました。
日本文化の象徴のひとつである着物を紐解きながら、オリジナルパターンの開発、組子模様のオリジナル生地の開発や西陣織を取り入れるなど、八芳園のアイデンティティをビジュアル化してまいりました。
また、デザインへのこだわりだけでなく、機能性をも一切の妥協なく追求してくださったセブンユニフォームの皆様に、心から感謝申し上げます。
長い歴史を持つ八芳園の新しいアイコンとして、皆様に愛されるものとなりますように。
◾️スニーカーの着用が可能に!選択肢を増やし、自由度を高めることでより働きやすく
このたび八芳園では、2025年10月のグランドオープンを機に、制服規定を見直し、スニーカーの着用を選択できるようになりました。長時間の立ち仕事や移動が求められるブライダル・ホスピタリティ現場における身体的負担を軽減し、業務の快適性とパフォーマンス向上を図る先進的な取り組みです。従来のパンプスや革靴に加え、機能性スニーカーを選択できることで、より自由で快適な働き方を可能にしました。
【総合プロデュース企業 八芳園について】
八芳園は東京・白金台にて、江戸時代から続く広大な日本庭園と共に日本の美意識と文化を体現し、心地よい空間とおもてなしの心で、かけがえのない非日常体験を演出する総合プロデュース企業です。婚礼・宴会事業に加え、国際会議や展示イベントなど多様化するMICE、地域プロモーション、レストラン運営、そして地域と共に価値を創出するエリアプロデュース事業など、多角的な事業を展開。「日本を、美しく。」というパーパスのもと、日本の魅力を世界へと発信しています。
[⼋芳園]https://www.happo-en.com/
[⼋芳園のプレスリリース⼀覧]https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/19559
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