スタイリッシュなデザインと機能性を両立した配膳・運搬ロボット「Delivery X1 アイリスエディション」を本日より販売開始最大4段のトレーで大容量の配膳・運搬が可能
アイリスオーヤマ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)は、ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀)とグローバルパートナーシップを結ぶGausium(通称:Gaussian Robotics、本社:中国上海、代表:Cheng Haotian)※1の配膳・運搬ロボット「Delivery X1(デリバリー エックス ワン) アイリスエディション」※2の国内販売を本日より開始します。
帝国データバンクが2022年10月に発表した「人手不足に対する企業の動向調査」※3によると、「旅館・ホテル」「飲食店」において、正社員については約65%、非正規社員については75%以上の企業が「不足感がある」と回答しています。コロナ禍を契機に多くの業界で労働力不足が問題化している中で、飲食・外食産業における労働力不足は特に深刻であり、サービス・レベルを維持しながら、業務の効率化を図る自動化・DX化を実現するソリューションを求める企業が増えています。
このたび販売を開始する「Delivery X1 アイリスエディション」は、デザインに関する国際的な賞である「レッド・ドット・デザイン賞」※4を受賞したスタイリッシュな配膳・運搬ロボットです。また、最大4段のトレーで30kgの物品を運搬できます。さらに最高走行速度を0.8m/秒まで設定することができるため、安全でスピーディに配膳・運搬できます。そのため、ホテルやレストランをはじめ幅広い業態において、業務効率化とサービス・レベルの向上を実現します。
当社は、飲食・サービス・小売業界を中心に、新型コロナウイルス感染症に対応し、人手不足を解消するロボティクス事業に2020年11月に初めて参入し、ソフトバンクロボティクス株式会社が提供するサービス・ロボットに当社の独自開発によるオプション機能を付加した「アイリスエディションシリーズ」を発表しています。2021年2月には、同社と合弁でアイリスロボティクス株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)を設立しています。今後もロボットを活用した新たなアイデアで人とサービス・ロボットの共存を推進し業務・環境改善ソリューションを支援します。
■配膳・運搬ロボット「Delivery X1 アイリスエディション」特長
1.最大4段のトレーで大容量の配膳・運搬が可能
柔軟な調節が可能な4段のトレー(1〜3段目を調節可能)で、最大30kgの運搬が可能です。下膳頻度が高いホテルブッフェなどにおける業務効率化に貢献します。
2.10インチのタッチスクリーンとスタイリッシュなデザイン
機体に搭載された10インチのタッチスクリーンにより、シンプルかつ直感的な操作でお客さまとのコミュニケーションが可能です。国際的なデザイン賞である「レッド・ドット・デザイン賞※4」を受賞したスタイリッシュで高級感のあるデザインは、ホテルやレストランなどの空間にも適応します。
3.優れた安定性と安全性
最高走行速度を0.8m/秒まで設定することができるため、初期導入時に利用者の環境に合わせた設定をすることで、安全でスピーディな配膳・下膳が可能です。
今回の販売開始に先駆け、名古屋プリンスホテル スカイタワー(所在地:愛知県名古屋市、支配人:春山 新悟)内のブッフェレストラン「Sky Dining 天空」において導入検証を行い、導入が決定しています。
■名古屋プリンスホテル スカイタワー スーパーバイザー 住吉様のコメント
「たくさんのお皿やグラスを安定して、安全に運ぶことができ、従業員の負担軽減と作業の効率化に非常に役立っています。走行音も店内の雰囲気と合っており、また走行する姿がお子さまにも好評で人気者です。」
■配膳・運搬ロボット「Delivery X1 アイリスエディション」製品の詳細、仕様
https://www.irisohyama.co.jp/b2b/robotics/products/delivery-X1/
※1:自律走行技術を活用したロボット開発を志していたEdward CHENGによって、2013年に設立されました。SLAM(同時定位・マッピング)および統合ロボティクスソフトウェアのソリューションプロバイダーとしてスタートしたGausiumは、現在、AIを搭載した自律型清掃・サービスロボットのリーディングカンパニーとなり、50の国や地域で2,000以上の導入に成功しています。現在、Gausiumの製品とサービスには、商業用床清掃ロボット、
屋内配送ロボット、およびドッキングステーション、クラウドプラットフォーム、アプリケーションソフトウェアなどの補助的な付属品が含まれています。
※2:Gausium(通称:Gaussian Robotics、本社:中国上海、代表:Cheng Haotian)製造。Delivery X1 は Gausium の商標です 。
※3:株式会社帝国データバンク(本社 東京都港区、代表取締役社長 後藤信夫)人手不足に対する企業の動向調査(2022年10月):https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p221110.ht
※4:毎年1回開催される国際的なデザイン・コンテストです。賞は、プロダクトデザイン、ブランド&コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの3つの分野に分かれており、レッド・ドットのロゴは、高品質デザインの証として国際的に定着しています。参考:https://www.red-dot.org/award(英語サイト)
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