アイリッジが共同開発する「KANSAI MaaS」、「2025年度IT賞」においてIT 奨励賞を受賞
ダウンロード数は万博閉会時点で開幕前の約8倍に!共創とクイックな開発を通じ日本有数のMaaSアプリへ

株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所グロース:3917、以下「アイリッジ」)は、関西MaaS協議会※1と共同開発を行う広域型MaaSアプリ「KANSAI MaaS」が、「2025年度(第43回)IT賞」(主催:公益社団法人企業情報化協会)の「IT 奨励賞(共創・エコシステム構築)」を受賞したことをお知らせいたします。
IT 奨励賞受賞のポイント
2023年9月に提供開始した「KANSAI MaaS」は、多数の交通事業者が存在する関西圏においてシームレスな交通サービスを1つのアプリで提供する広域型MaaSアプリです。最適なルート検索や沿線人気スポット情報、モデルコースの提案から電子チケットサービスまで、ワンストップで提供しています。
2025年4月から10月にかけて開催された大阪・関西万博に向けては、万博会場へのシャトルバスの予約・決済サービスやQR乗車券、外国語対応など、ニーズに合わせクイックにアップデートし、万博開催までにアプリ提供価値を大きく進化。万博閉会時点のダウンロード数は開幕前の約8倍となる160万ダウンロードを突破しました。
「KANSAI MaaS」プロジェクトは関西MaaS協議会をはじめ、ベンダー側も多くのステークホルダーが関わる取り組みとなっています。今回のIT奨励賞受賞についてはこの複数ステークホルダー間での共創の取り組みに加え、西日本旅客鉄道株式会社(以下「JR西日本」)の既存プロダクト「WESTER」「tabiwa by WESTER」でのノウハウをフル活用したスピード感のあるアプリ開発などが高く評価されました。
アイリッジの支援内容と今後の展望
「KANSAI MaaS」プロジェクトにおいてアイリッジは、アプリの企画・開発を協働し、アプリ開発支援やアプリマーケティングプラットフォーム「FANSHIP」の提供などを通じて成長を支援しています。JR西日本とは日常型MaaSアプリ「WESTER」、観光型MaaSアプリ「tabiwa by WESTER」でも共同開発をおこなっており、「KANSAI MaaS」はこれらのプロジェクトにおけるノウハウをもとに、基本設計着手から1年以内でのリリースを実現しました。
アイリッジは、業界シェア63%(取引社数ベース・2024年実績)と鉄道業界に精通することに加え、小売や金融など他業界でも大規模アプリの開発支援やプロダクト提供を行っており、自社プロダクトのMAUは1億を超える日本最大級規模となっています。今後もこれらの知見を活かし「KANSAI MaaS」の成長に貢献できるよう、引き続きJR西日本と連携してまいります。
※参考・JR西日本 受賞リリース:https://www.westjr.co.jp/press/article/2025/12/page_29635.html
「IT賞」について
IT賞は、わが国の産業界ならびに行政機関などの業務における事業創造、効果的ビジネスモデルの構築・促進、生産性向上等、“ITを高度に活用したビジネス革新”に顕著な努力を払い成果を挙げたと認めうる企業、団体、機関および個人に対して、公益社団法人企業情報化協会が授与するものです。
「FANSHIP(ファンシップ)」について
「FANSHIP」は、顧客を優良顧客へと育成し売上・利益を最大化するファン育成プラットフォームです。顧客のオンライン行動履歴やオフライン行動履歴、CRMデータを取得・分析して結び付きの強さ(ファンレベル)ごとにセグメンテーションし、自社アプリやLINEなどの外部プラットフォームを通じたコミュニケーションが行えます。リテール業界や、メガバンクをはじめとする金融業界、MaaS関連企業を中心にさまざまな業界の300アプリ以上に導入されています。
※1)関西に主要路線を持つ、大阪市高速電気軌道株式会社、近鉄グループホールディングス株式会社、京阪ホールディングス株式会社、南海電気鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社を運営主体とする組織

株式会社アイリッジ
株式会社アイリッジは、企業のアプリビジネス支援とビジネスプロデュース支援を軸に、リテールテック、フィンテック、MaaS、業務支援等、幅広い領域でDXを支援しています。
アプリビジネス支援ではOMO*アプリの企画・開発における業界トップクラスの実績があり、手がけたアプリの月間アクティブユーザー数は国内最大級の1億超。開発から機能拡張、マーケティング施策まで行えるアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」が主力プロダクトです。
*Online Merges with Offline:オンラインとオフラインを統合したマーケティング
ビジネスプロデュース支援では、アプリに限定しない、コミュニケーションデザインの戦略立案からデジタルとリアルを統合した施策の企画・実行までを支援可能。グループ会社のQoilと連携し、プロデューサーとプランナー、クリエイティブディレクター等から成るチームで、”点”の相談を”面”の課題解決に導く独自の価値提供を行います。総合電機メーカーや金融サービス事業者、電気通信事業者等、業界トップ企業の幅広い実績を持ちます。
https://iridge.jp/
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