【CCCマーケティング総合研究所レポート】 「コロナ禍における大学生の学びと環境」2020年度の大学生の通学は「週に1回」が5割に
~大学生はいま、リアルの学びの場を求めている~
CCCマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:北村和彦)が設立した7,000万人の思いを紡ぐ研究所「CCCマーケティング総合研究所」(以下「CCCMK総研」)が主催する「学生マーケティング研究会」では、2021年3月10日(水)~15日(月)にかけて、18~24歳の大学生941名(2020年度大学1年生~6年生)を対象に調査テーマ「コロナ禍における大学生の学びと環境」について意識調査を実施いたしましたのでお知らせいたします。
コロナ禍を受けた2020年度は、学びの環境がリアルからオンラインへ移るなど、大学生にとって大きな変化がありました。そんな変化の中で、大学生が感じた学びの理想と現実、また今後の展望について調査いたしました。詳細な調査結果は、CCCMK総研サイト(https://www.cccmk.co.jp/thinktanks/column-19)よりご覧いただけます。
(2)大学生は、リアルの学びの場を求めている
(3)2021年度に学生が学びたいことの1位は「資格取得のための勉強」
結果は、「年間を通してほとんど大学に行っていない」が24.1%と全体の約1/4を占めました。また、週1回未満の頻度の人を足し上げると46.4%にのぼります。この数字から多くの大学生において、リアル(対面)での学びや友人と触れる機会が大きく減少している事がわかります。
学生からの回答で満足にできた学習として差分が最も高かった(満足にできた度合いが高い)のは「ゼミ活動・研究室」(差分25.9ポイント)、「授業前後の課題やレポート」(差分24.5ポイント)と続きました。
続いて、差分が低かった(満足にできなかった度合いが強い)ものを見ると差分のマイナスが大きい順に、「留学(オンライン留学含む)」、「課外活動」、「ボランティア」、「ディベート」となっており、“移動”や”人とのコミュニケーションを伴うもの”に満足を得られていない事がわかります。次いで、「学内のコンテストやコンペティション」が続きますが、これらもコロナ禍により中止、もしくは場所をオンラインに移しての開催が主流になったことが想定されるため、学生のみなさんはより”リアル”での学びを渇望していると言ってよいでしょう。
【調査設計】
調査地域 :全国
調査対象者:男女・18~24歳
サンプル数:941サンプル
調査期間 :2021年3月10日(水)~3月15日(月)
実査機関 :CCCマーケティング株式会社(Tアンケートによる実施)
【調査内容】
質問数:全10問
内容:
・大学への通学頻度
・大学での学習で満足できたもの、出来なかったもの、来期取り組みたいもの
・大学での学習について、積極的に取り組みたい項目
・学習の経験の、達成度
・身につけたいスキルや能力と、大学の学習で得たスキルや能力
・大学のオンライン授業を受けるにあたり、改善してほしいこと、改善したいこと
【CCCマーケティング総合研究所について】
消費データ、生活者のインサイトや心の変化、さらには社会環境や経済情勢などを踏まえ、生活者のみなさまの「ちょっといいな」を実現するために役立つ情報を発信することを目的に、活動しています。
2020年より、オープンイノベーションプラットフォームとして「学生マーケティング研究会」を立ち上げ、学生の皆さまにとっては「より実務に近い形でマーケティングを経験する場」企業の皆さまにとっては「若者の視点や声を知る場」としての活動を展開中です。
コロナ禍を受けた2020年度は、学びの環境がリアルからオンラインへ移るなど、大学生にとって大きな変化がありました。そんな変化の中で、大学生が感じた学びの理想と現実、また今後の展望について調査いたしました。詳細な調査結果は、CCCMK総研サイト(https://www.cccmk.co.jp/thinktanks/column-19)よりご覧いただけます。
- 【調査結果トピックス】
(2)大学生は、リアルの学びの場を求めている
(3)2021年度に学生が学びたいことの1位は「資格取得のための勉強」
- 【トピックス(1)】大学への通学は、「週に1回」が46.4%
結果は、「年間を通してほとんど大学に行っていない」が24.1%と全体の約1/4を占めました。また、週1回未満の頻度の人を足し上げると46.4%にのぼります。この数字から多くの大学生において、リアル(対面)での学びや友人と触れる機会が大きく減少している事がわかります。
- 【トピックス(2)】大学生は、リアルの学びの場を求めている
学生からの回答で満足にできた学習として差分が最も高かった(満足にできた度合いが高い)のは「ゼミ活動・研究室」(差分25.9ポイント)、「授業前後の課題やレポート」(差分24.5ポイント)と続きました。
続いて、差分が低かった(満足にできなかった度合いが強い)ものを見ると差分のマイナスが大きい順に、「留学(オンライン留学含む)」、「課外活動」、「ボランティア」、「ディベート」となっており、“移動”や”人とのコミュニケーションを伴うもの”に満足を得られていない事がわかります。次いで、「学内のコンテストやコンペティション」が続きますが、これらもコロナ禍により中止、もしくは場所をオンラインに移しての開催が主流になったことが想定されるため、学生のみなさんはより”リアル”での学びを渇望していると言ってよいでしょう。
- 【トピックス(3)】2021年度に学生が学びたいことは、「資格取得のための勉強」が1位
【調査設計】
調査地域 :全国
調査対象者:男女・18~24歳
サンプル数:941サンプル
調査期間 :2021年3月10日(水)~3月15日(月)
実査機関 :CCCマーケティング株式会社(Tアンケートによる実施)
【調査内容】
質問数:全10問
内容:
・大学への通学頻度
・大学での学習で満足できたもの、出来なかったもの、来期取り組みたいもの
・大学での学習について、積極的に取り組みたい項目
・学習の経験の、達成度
・身につけたいスキルや能力と、大学の学習で得たスキルや能力
・大学のオンライン授業を受けるにあたり、改善してほしいこと、改善したいこと
【CCCマーケティング総合研究所について】
消費データ、生活者のインサイトや心の変化、さらには社会環境や経済情勢などを踏まえ、生活者のみなさまの「ちょっといいな」を実現するために役立つ情報を発信することを目的に、活動しています。
2020年より、オープンイノベーションプラットフォームとして「学生マーケティング研究会」を立ち上げ、学生の皆さまにとっては「より実務に近い形でマーケティングを経験する場」企業の皆さまにとっては「若者の視点や声を知る場」としての活動を展開中です。
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