購入時に参考にしているのは「店頭の情報」「家族・親族」― Z世代~X世代への情報の影響力に関するアンケート調査 ―
TVをほぼ毎日視聴する割合、全体の74.3%に対して、Z世代65.5%、Y世代72.0%、Z世代85.5%。
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、20歳~25歳、33歳~38歳、50歳~55歳の男女に『Z世代~X世代への情報の影響力に関するアンケート調査』を実施し、その結果を10月24日に公開しました。
※調査日は2025年5月20日(火)~5月22日(木)です。

調査結果
YouTubeやSNSなどの台頭により、昔に比べ、CMやドラマなどのTVの影響力が小さくなっているように思います。また、YouTuberやインフルエンサーも登場したことで、影響力を持つ人物も変化しているのではないかと考えています。
そこで今回は、「各世代(Z世代、Y世代、X世代)によって、影響を受ける媒体や人物が異なるのか」、「Y世代、X世代が、現在のZ世代と同年代だった当時と、現在で影響を受ける媒体や人物が異なるのか」について調査しました。
※本調査では購買行動の影響について、調査しております。
~世代の定義~
今回は各世代の中間をとり、下記年齢を世代代表として、調査をいたしました。
・Z世代(20~25歳)
・Y世代(33~38歳)
・X世代(50~55歳)
トピックス
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Z世代は影響を受けやすく、世代が上がるにつれて影響を受けにくくなる
⇒現在、日用品購入時に各媒体を「とても参考にしている」と回答した、平均回答率はZ世代:20.0%、Y世代:12.4%、X世代:9.2%で、Z世代とX世代では10pt以上差がある
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情報収集の手段は増えたが、実際に参考にしているのは、「店頭の情報」「家族・親族」など
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TVをよく見るX世代が影響を受けにくくなった結果、TVの影響力が下がったのではないかと考える
⇒日用品購入時に各媒体を「とても参考にしている」と回答した、平均回答率は【当時のX世代】で12.9%、【現在のX世代】で9.2%で3pt以上低下している。
ピックアップ
■各メディアの利用頻度
SC2.あなたは普段、以下に挙げるメディアやSNSをどのくらいの頻度でご覧になっていますか。最もあてはまるものを1つずつお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
「TV(リアルタイムでの視聴)」では、全体の74.3%に対して、Z世代が65.5%と少し低く、X世代が85.5%と高かった。Z世代とX世代で20Ptも差があった。
「SNS(X・TikTokなど)・YouTube」では、全体の77.2%に対して、Y世代が83.5%と一番高く、Y世代の中でも女性は87.0%と特に高かった。
「LINE」に関しては、世代間の差は少なかったが、各世代女性の方が高い傾向がみられた。

■商品購入時に参考にしている情報
Q1.あなたが20歳~25歳頃のとき、「日用品」を購入する際に、以下の媒体の情報をどの程度参考にしていましたか。それぞれの項目について、最もあてはまるものを1つずつお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
Q3.あなたが20歳~25歳頃のとき、「食品」を購入する際に、以下の媒体の情報をどの程度参考にしていましたか。それぞれの項目について、最もあてはまるものを1つずつお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
Q7.あなたは現在、「日用品」を購入する際に、以下の媒体の情報をどの程度参考にしていますか。それぞれの項目について、最もあてはまるものを1つずつお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
Q9.あなたは現在、「食品」を購入する際に、以下の媒体の情報をどの程度参考にしていますか。それぞれの項目について、最もあてはまるものを1つずつお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
現在のZ世代(20-25歳)Y世代(33-38歳)X世代(50-55歳)に対して、20-25歳頃の商品購入時、「とても参考にしている/とても参考にしていた」と回答した、媒体情報のまとめになります。
インターネットを使用した情報が台頭したが、当時も現在も「店頭での情報」を一番参考している結果となった。
また、日用品はX世代含め、TVからネットの情報に移行しているが、X世代は食品購入時、TVCMの情報を参考している結果となった。


■商品購入時に参考にしている人物
Q2.あなたが20歳~25歳頃のとき、<日用品>を購入する際に、以下の人物の情報をどの程度参考にしていましたか。それぞれの項目について、最もあてはまるものを1つずつお知らせください。※「オススメしていた」、「広告に起用されていた」など購入検討の参考にしていたかでお考え下さい。(それぞれ1つずつ選択)
Q4.あなたが20歳~25歳頃のとき、<食品>を購入する際に、以下の人物の情報をどの程度参考にしていましたか。それぞれの項目について、最もあてはまるものを1つずつお知らせください。※「オススメしていた」、「広告に起用されていた」など購入検討の参考にしていたかでお考え下さい。(それぞれ1つずつ選択)
Q8.あなたは現在、「日用品」を購入する際に、以下の人物の情報をどの程度参考にしていますか。それぞれの項目について、最もあてはまるものを1つずつお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
Q10.あなたは現在、「食品」を購入する際に、以下の人物の情報をどの程度参考にしていますか。それぞれの項目について、最もあてはまるものを1つずつお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
現在のZ世代(20-25歳)Y世代(33-38歳)X世代(50-55歳)に対して、20-25歳頃の商品購入時、「とても参考にしている/とても参考にしていた」と回答した、人物のまとめになります。
商品購入については、当時も現在も身近な人物である「家族・親族」「友人・知人」を一番参考にしている結果となった。
また、Z世代に関して、日用品は「俳優/女優」がTOP3、食品は「インフルエンサー(ブロガー・YouTuberなど)」TOP3で、購入するもので参考にしている人物が異なっていた。


調査概要

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調査名 |
Z世代~X世代への情報の影響力に関するアンケート調査 |
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対象者条件 |
【性別】 男女 |
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調査項目 |
【スクリーニング】 |
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サンプルサイズ |
600サンプル |
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割付 |
世代×男女で均等割付 |
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調査期間 |
2025年5月20日(火)~5月22日(木) |
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調査方法 |
Webアンケート |
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調査機関 |
株式会社アスマーク |

株式会社アスマーク
代表取締役:町田 正一
所在地 :〒150-0011 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー4F
電話番号 :03-5468-5101
FAX番号 :03-5468-5102
設立 :2001年12月21日
資本金 :151百万円(2024年11月末時点)
加盟団体 :一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会
取得認証 :プライバシーマーク(登録番号:12390094)
マーケットリサーチ製品認証規格(ISO 20252)
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