「女性」の経験症状1位は「目の疲れ」、PMS・更年期の対処満足度は「低」/「女性」に特化したヘルスケア実態調査を発刊!
~20~70代女性の健康に関するお悩み実態把握調査~
株式会社インテージヘルスケア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:村井啓太)は、女性のヘルスケアに特化し、経験症状、対処方法、意識などを明らかにした調査レポートを発刊しました。
女性のウェルネス、活躍支援、QOL(Quality Of Life)向上のための商品やサービス市場は、注目を集め始めてから一定の時間が経過しているにもかかわらず、依然として成長を続けており、その可能性はまだまだ広がりをみせています。
今回、全国20~79歳の女性を対象に行った「女性の健康に関するお悩み実態把握調査」(以下、本調査)より、女性の健康やお悩みに関する意識と実態の一部をご紹介します。
【ポイント】
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経験症状上位は「目の疲れ」「肩・首筋・腰・背中のこりや痛み」「睡眠」「疲労」「手足の冷え」
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経験症状上位の他「免疫ケア・サポート」「体脂肪の減少・代謝」に関連するヘルスクレーム(※1)の関心が高い
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「月経前症候群(以下、PMS)」「更年期」の症状経験者の対処の満足度は低く、5割以上が悩みを抱えている
※1:商品の有効性・機能性に関わる表示。本調査では機能性や効能効果として聴取
経験症状の上位は「目の疲れ」「肩・首筋・腰・背中のこりや痛み」「睡眠」「疲労」「手足の冷え」
全国20~79歳の女性に最近1年間に経験した症状を確認したところ、「目の疲れ」と「肩・首筋・腰・背中のこりや痛み」が約4割、次いで「睡眠」「疲労」「手足の冷え」などが挙げられています。
興味関心のあるヘルスクレームでは、経験症状上位の他、「免疫ケア・サポート」や「体脂肪の減少・代謝サポート」にも関心が集まっており、これらの症状を解決する商品やサービスは受容性があると考えられます。

PMS・更年期症状ともに日常生活に支障がある人が多いものの、満足のいく対処は出来ていない
本調査ではPMS、更年期症状、メンタルヘルス、エイジングケア(フレイル(※2))をピックアップ症状とし、詳細を聴取しました。その中で、PMSの「日常生活への支障度」と「対処の満足度」を確認したところ「支障がある」(※3)は81.1%と高いものの、「対処に満足している」(※4)は21.3%と低い数値に留まりました。更年期症状の「支障がある」は62.5%、「対処に満足している」は16.4%でPMSと同様の傾向となり、いずれの症状も日常生活への支障割合は高いものの、満足のいく対処は出来ていません。
※2:年齢とともに筋力・気力が低下した状態。今回の調査では「加齢に伴って現れる諸症状」として聴取
※3:「日常生活ができないほど動けない日がある」「日常生活はできるがつらさを感じる日がよくある」「日常生活はできるがつらさを感じる日がたまにある」を合算
※4:「非常に満足」「満足」「やや満足」を合算

PMS・更年期症状ともに悩みがある人は症状経験者の5割以上
PMSと更年期症状について、症状を経験した人のうち日常生活の支障度が高く、かつ、対処が不満な人の割合を確認しました。縦軸を「日常生活の支障度」、横軸を「対処の満足度」とし、右上の「支障度が高く」「対処が不満」な人ほど悩み度が高いと考えられます。
「悩み度高」(※5)はPMSで14.3%、更年期症状で9.1%でした。「悩み度高」と「やや高い」を合わせると、PMSは64.7%、更年期症状は52.9%と、いずれの症状も悩みを抱える人が多く、顕在・潜在ニーズがあることがうかがえます。
※5:「支障高」かつ「対処に不満」

本調査の詳細

レポート名 |
女性の健康に関するお悩み実態把握調査 |
詳細URL |
調査概要

調査対象 サンプル数 |
20~79歳の女性 スクリーニング調査:23,504サンプル 本調査:1,340サンプル |
調査方法 |
インターネット調査 |
調査項目 |
・1年以内経験症状 ・仕事、育児、介護、人間関係などのお悩み ・市販薬、健康食品の使用状況 ・興味関心のあるヘルスクレーム ・ピックアップ症状(PMS、更年期症状、メンタルヘルス、エイジングケア(フレイル))の経験症状、症状の程度、困っているシーン、対処方法、サービスの認知・経験、意向、対処満足度、症状対処に支払える金額、症状の相談者、相談して良かった人 ・自由に使えるお金 ・暮らしの中の重視点 ・情報収集源 ・理想の女性有名人 ・今の自分となりたい自分のGAP ・生活満足度 など |
調査実施期間 |
スクリーニング調査:2025/1/31(金)~2/4(火) 本調査:2025/2/4(金)~2/17(月) |
【株式会社インテージヘルスケア】 https://www.intage-healthcare.co.jp/
株式会社インテージヘルスケアは、医療・ヘルスケア領域のマーケティングリサーチとデータサイエンスサービスをコアビジネスと位置付けています。インテージグループのヘルスケア領域を担う各社※と一体となり、データ分析・活用によるソリューションを提供。ヘルスケア領域のあらゆる課題に対して、「医療消費者」起点のデータの価値化による、最適な意思決定をサポートしていきます。
※ 株式会社協和企画、株式会社インテージリアルワールド、株式会社プラメド、Plamed Korea Co., Ltd.
【本調査に関するお問い合わせ先】
■株式会社インテージヘルスケア
ヘルスケアマーケティング部 コンシューマ マーケティング担当
吉原(よしはら)・山根(やまね)・久保田(くぼた)
TEL:03-5294-8393(代)
E-mail:ihc-ch-magazine@intage.com
【報道関係のお問い合わせ先】
■株式会社インテージヘルスケア
経営企画部 広報担当 深谷(ふかや)
TEL:03-5294-8393(代)
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