「アルバイト先でAIを活用したい」業種上位はガールズバー、調査・モニター、医療・介護・福祉「AIは怖い」と思っている都道府県は石川県・大分県・佐賀県など

~アルバイト就業者に聞いたAI活用意向と意識調査~

ディップ

アルバイト・パート情報サイト「バイトル」などを運営するディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:冨田英揮、以下 ディップ)は、サイコロLab.において「アルバイト就業者に聞いたAI活用意向と意識調査」を公開いたしました。
◆調査背景/結果サマリー
内閣府によると、第4次産業革命としての技術革新の1つに人工知能(以下、AI)が示されています。昨今、労働環境におけるAIの影響は、様々な観点から期待されている一方で、企業や労働者からは不安や懸念の声も多く挙がっています。そこで今回、仕事におけるAIに対する期待やAIへの恐怖感などについての調査をいたしましたので、その結果をご報告いたします。

AIに対する受容度では、女性よりも男性の方が高く、また「職場でAIを活用したい」と思っている人のアルバイト先には、「ガールズバー」「調査・モニター」「医療・介護・福祉」など、仕事柄、人材不足、効率性などでAIを活用したい業種が見受けられました。また、AIへの恐怖感についても都道府県別で差があることがわかりました。

※調査結果URL: http://jinkaken.strikingly.com/blog/parttimeai 「アルバイト就業者に聞いたAI活用意向と意識調査」

◆AIに対する受容度調査
男性の約6割がAIと友人・恋人として付き合うことに前向き
15~26歳の7,286名(女性5,003名、男性2,283名)を対象に、AIと付き合いたいと思うかどうかを尋ねたところ、「結婚を前提として付き合いたい」(女性1.2%、男性2.8%)、「ぜひ付き合いたい」(女性1.5%、男性5.4%)、「試しに付き合ってみたい」(女性9.7%、男性19.4%)となり、女性12.4%・男性27.6%が付き合ってみたいと回答しました。さらに、少しハードルを下げた「まずはお友達から」(女性22.8%、男性30.4%)をあわせると、男性においては全体の約6割がAIと友人・恋人として付き合うことに前向きであることがわかり、女性より男性の受容度が高いことがわかりました。(Q1)

Q1:AIと付き合いたいと思いますか
 

<調査対象>15~26歳の男女7,286名

◆職場でのAI活用意向指数調査
職場でAIを活用したいアルバイト先 第1位「ガールズバー」「調査・モニター」「医療・介護・福祉」
続いて、15~26歳のアルバイト就業中の学生500名(女性250名、男性250名)を対象に、職場でのAI活用意向を測るため「今のアルバイト先で、AIが活用されれば良いのにと思うことがあるか」(AI活用意向スコア)を尋ねたところ、ガールズバーと医療・介護・福祉のアルバイト就業者のスコアが最も高い数値となりました。(Q2)また、今回の調査対象の中でもAI活用意向が強かった「ガールズバー」でのアルバイト経験者に、どんなAIがあれば嬉しいか尋ねたところ、「ジェネレーションギャップを埋めるためのネタ提案」「ゲームの提案」「画像認識によるカクテルのレシピ提案」など、お客様とのコミュニケーションに素早く対応できるような内容のコメントが挙がりました。

Q2:今の職場で、AIが活用されれば良いのにと思うことがあるか

<調査対象>15~26歳のアルバイト就労中の学生500名を対象
<回答基準>6段階評定で実施されたものを以下の通りに集計「全くそう思わない」=1点、「そう思わない」=2点、「あまりそう思わない」=3点、「少しそう思う」=4点、「そう思う」=5点、「非常にそう思う」=6点とし、各職種で平均値を算出した数を「AI活用意向指数」とした。

【ガールズバー経験者コメント】
  • 「お客さんとのジェネレーションギャップを埋めるために適切なネタを提案してくれるAIがいると嬉しい」(神奈川県 20才)
  • 「簡単なゲームを提案してくれるAIがいるとお客さんと盛り上がれる」(東京都25才)
  • 「リピーターのお客さんが前回に他の女の子と話したデータを記憶し、その内容に基づいた話題を提案してくれるAI」(東京都25才)
  • 「お客さんから頼まれたカクテルがお店にあるお酒で作れない時に同じ系統の味のカクテルのレシピをレコメンドしてくれるAIがいると助かる」(東京都25才)・「お店にあるリキュールの画像を撮影したらその中の組み合わせで作れるカクテルのレシピを提案してくれるAI」(東京都25才)

◆AIに対する恐怖度調査
「AIを怖い」と思っている都道府県 第1位「石川県」、47位「長崎県」との差は大きい
さらに、15~26歳のアルバイト就業中の学生男女500名に、AIは怖いものだと感じるかどうかを尋ね、その結果(恐怖スコア)を都道府県別に算出したところ、「石川県」5.17が最多となり、次いで「大分県」5、「佐賀県」4.5と続きました。一方で、47位は「長崎県」2となり、AIに対する恐怖度は低く、都道府県別で大きな差があることがわかりました。ちなみに、首都圏の「東京」3.57は20位、「神奈川県」3.29は29位となりました。(Q3)

Q3:AIは怖いものだと感じるか

<調査対象>15~26歳のアルバイト就労中の学生500名を対象
<回答基準>6段階評定で実施されたものを以下の通りに集計
「全くそう思わない」=1点、「そう思わない」=2点、「あまりそう思わない」=3点、「少しそう思う」=4点、「そう思う」=5点、「非常にそう思う」=6点とし、各都道府県で平均値を算出した数を「恐怖スコア」とした。

◆「サイコロLab.」とは
「AINOW」や「AI.Accelerator」などを運営する「dip AI.Lab」において、「充実感を持ってはたらく人を増やす」ことを目的にした研究所として、2018年1月より新たに「サイコロLab.」をスタートいたしました。同研究所は、人事領域における先端テクノロジーの開発・活用や、就労者に関連する実証的な調査・研究活動に取り組んでまいります。なお、①サイコロ=統計やデータサイエンスの象徴、②サイエンス=科学的な手法や知見、③サイコ=心のはたらきや行動をあつかう心理学(サイコロジー)の意味を込めて、2018月10日より、「人事科学研究所」から「サイコロLab.」へ改名いたしました。

 ・当発表を引用・転載される際は 出典(ディップ株式会社 サイコロLab.「アルバイト就業者に聞いたAI活用意向と意識調査」)の表記をお願いいたします。

ディップ株式会社 概要
ディップ株式会社(https://www.dip-net.co.jp)は、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」、総合求人情報サイト「はたらこねっと」、看護師人材紹介サービス「ナースではたらこ」を通じ、求職者と求人企業双方にとって利便性の高いサービスを提供することで社会を改善する存在となる事を目指しています。2004年5月東証マザーズ上場、2013年12月東証一部上場。2018年2月期売上高380億円。

社名:    ディップ株式会社
代表:    代表取締役社長 兼 CEO 冨田 英揮
本社:    東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー31F
電話:    03-5114-1177(代表)
設立:    1997年3月
資本金: 1,085百万円 (2018年2月末現在)
従業員数:1,735名(2018年4月1日現在の正社員)※派遣・アルバイト・役員除く事業内容:求人情報サイトの運営、看護師転職支援サービス他

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会社概要

ディップ株式会社

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URL
http://www.dip-net.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー31F
電話番号
03-5114-1177
代表者名
冨田 英揮
上場
東証プライム
資本金
10億8500万円
設立
1997年03月