製造業向けグリーントランスフォーメーション支援サービス『製造GX』の提供開始

～カーボンニュートラル経営に向けた現状把握から実行支援まで伴走～

フューチャー株式会社

2022年8月31日 11時30分

株式会社ワイ・ディ・シー（本社：東京都品川区、代表取締役社長田中剛、以下YDC）は、製造業におけるサステナブルな成長、カーボンニュートラル社会の実現に向け、2022年9月1日から製造業向けグリーントランスフォーメーション支援サービス『製造GX』の提供を開始します。

本サービスは、長年にわたり様々な製造工程のデータを活用し製造品質向上を進めてきた製造現場の知見をもとに、製造工程/方式に合わせたカーボンニュートラル実現に向け、戦略策定から当社データ活用ソリューション「YDC SONAR」を活用したモニタリング、CO2排出量削減に向けた実行支援まで行うものです。
特に戦略策定においては製造現場を把握し、課題設定や工程毎のモニタリングを通じて、製造実態に合わせた実現性と効果を考慮したCO2排出量モニタリングプロセスの構築を支援します。

■背景
EUタクソノミーをはじめとするグローバルな政策対応、取引先企業による製造工程のCO2排出量に関する情報開示および削減要求、カーボンプライシング導入に向けた検討など、製造業におけるカーボンニュートラル達成への社会的要求は強く、小手先ではない、多角的で中長期的な取り組みが求められています。
YDCは「脱炭素社会を目指したロードマップ」注1の実現に向け、当社がお客様と長年取り組んでいる製造品質向上のために導入している「YDC SONAR」を活用する事で、製造ライン、稼働装置を考慮した製造工程のCO2排出量の把握およびモニタリングを行う事で、製造特性を捉えた実効性のあるCO2削減に向けた戦略立案から実行支援まで包括的に対応する製造業向けグリーントランスフォーメーション支援サービス『製造GX』を提供します。

注1「脱炭素社会を目指したロードマップ」

■製造業向けグリーントランスフォーメーション支援サービス『製造GX』について
YDCが考える、製造業のお客様に向けた環境分析・戦略策定として、まず、パイロット製造ライン/工程によるCO2排出量算出によるファクトに基づく実効性のある課題設定、CO2削減量の将来推計、カーボンプライシング抑制によるサステナブルな製造・グリーン経営を実現するための戦略策定のご支援を致します。
さらに、このような対応を全社/全工場やグループ企業にも展開し、継続的なCO2排出量の算出や、装置/センサのデジタル情報活用、モニタリングにより、カーボンニュートラル実現に向けた脱炭素戦略・シナリオプランニング、事業形態に合わせた省エネ、再エネ調達方針の検討などの課題設定、実行計画の策定を行います。加えて、CO2排出量削減支援、電力消費の最適化などのソリューション提供における施策実行までお客様に寄り添い、幅広くご支援してまいります。

■今後の展開『製造GXマネジメントプラットフォーム(仮称)』
本サービスは、カーボンニュートラルの取組み状況に応じて、『製造GX』を用いた戦略立案から実行支援の一貫したサービスなど、個々のお客様に合わせたサービスを提供するものです。さらに、サプライチェーン全体のカーボンニュートラル達成に向け、複数のお客様や業界にまたがる相互連携も視野に入れてCO2排出量削減を進めることで、製造業におけるサステナブルな成長、およびカーボンニュートラル社会の実現に貢献します。