米ストローを千葉大生協で本格導入 学生の提案で1本5円の有料販売
千葉大学では環境ISO学生委員会の提案より、プラスチックごみを減らすために、千葉大学生協の協力を得て6月13日(月)から、プラスチックストローの無料配布を中止し、米ストローを有料で販売することになりました。
- 米ストロー有料導入について
啓発ポスター
場所:西千葉キャンパス・松戸キャンパス・亥鼻キャンパスの千葉大生協各店舗
内容:プラスチックストローの配布終了、米ストローの販売(1本5円)
米ストローの特徴:
・完全植物由来(成分は米70%、コーンスターチ30%、添加物不使用、製菓用の食用着色料)
・使用後は、家畜のエサ、植物の肥料、食材としての活用など捨てることなく循環利用できる。茹でて食べることも可能
・食品安全のFSSC22000取得
・「砕け米」(精米の過程で発生する、食べることはできるが、粒が小さく一般にごはん用として販売していないもの)を使用している
・販売元:株式会社UPay https://www.upay.co.jp/
- 導入の背景 ~3年前の実証実験から続いてついに実現~
2019年度の実証実験ポスター
※詳細 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000380.000015177.html
2021年度の実証実験のポスター
※詳細 https://www.asahi.com/articles/ASQ1D3GXSQ16UDCB003.html
実証実験とアンケートの結果から、代替ストローの有料化について賛同を得られたことから導入が決まり、より安い値段で採用できるストローを探したところ、竹ストローの実証実験についての報道をご覧になった株式会社UPayからご連絡をいただき、米ストローを知りました。見た目もカラフルで、耐久性もあり、食べられるほど自然にやさしい米素材のストローであることがわかり、試用実験を経て、ついに本格導入をスタートさせることができました。
- 企画を担当した学生のコメント(園芸学部3年 森下 遥さん)
導入する米ストロー
- 千葉大学環境ISO学生委員会について
毎年1~3年生まで約300名が所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学内緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班、地域交流班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトも複数実施しています。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。
◆公式サイト http://chiba-u-siso.xrea.jp/chibasiso/
◆千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/
◆近年の受賞歴
・International Green Gown Awards 2017-2018 学生関与部門賞
・International Green Gown Awards 2019 学生関与部門 奨励賞
・ISCN Sustainable Campus Excellence Awards 2017 学生リーダーシップ部門賞
・ASCN(アジアサステイナブルキャンパスネットワーク)2019年次大会 最優秀学生活動賞
・第25回地球環境大賞 文部科学大臣賞
・平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰
・第1回・第3回・第7回 サステイナブルキャンパス賞 学生活動部門
- 本件に関するお問い合わせ
kankyo-iso@office.chiba-u.jp
Tel:043-290-3572
◆千葉大学の環境への取り組み
https://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment/index.html
https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/chiba_u_csr.html
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