Da-iCE工藤大輝講師、“音楽のつくり方”と“学ぶ楽しさ”を語る特別イベントをレポート 京都芸術大学オンラインイベントに過去最多の2,100名超が参加申込

11月8日より通信制大学「22の学び」体験授業スタート ─ いしわたり淳治氏が「作詞とは何か」を講義

京都芸術大学(京都市左京区/学長:佐藤 卓)は、通学課程・通信教育課程あわせて約23,000名が学ぶ日本最大級の総合芸術大学です。なかでも通信教育課程には全国で約18,000名が在籍しており、私立大学通信教育課程として国内最大規模の学びの場となっています。

同大学は2025年10月14日(火)、通信教育課程 音楽コースの特別イベント「工藤大輝先生の楽曲制作を深掘りする」をオンラインで開催しました。当初定員1,000名で募集した本イベントは、想定を大きく上回る反応があり、急遽申し込み枠を拡大。最終的に2,100名を超える参加申込があり、盛況のうちに幕を閉じました。

イベント冒頭では、京都芸術大学の教員が2026年4月に新設される音楽コースの概要を説明。初心者から経験者まで体系的にDTM(デスクトップミュージック=パソコンでつくる音楽)を学べるカリキュラムなどを紹介したのち、同コースで「作詞」の授業を担当するDa-iCEのリーダー、工藤大輝氏が登場。作詞・作曲・サウンドプロデュースまで手がける工藤氏が、自身の制作プロセスや“作家性”を育むうえで大切にしている考え方を語る貴重な時間となりました。

聞き手は作詞・作曲家として数多くのアーティストに歌詞や楽曲を提供してきた本学准教授のエガワヒロシが務め、後半のQ&Aでは、参加者から寄せられた質問にリアルに回答。工藤氏自身も「楽曲の作り方についてここまで話す機会はない」と語るほどの濃密なトークが展開されました。

<印象的なトークから>

■インディーズ時代から“作家性”を強く意識
Da-iCE結成当時から、大手の会社に所属する他のグループとどう差別化するかを考え、自ら楽曲制作に取り組むスタンスを確立してきたという工藤氏。音楽を“自分でつくる”ことへのこだわりを語りました。

■時代をキャッチしながらも、ぶれない軸を持つことが大切
リリースした楽曲はSNSで「歌ってみた」「踊ってみた」動画が次々と拡散され話題に。“どうバズらせるか”まで考えて制作することが時代のスタンダードだとしつつ、一番大切なのは「自分がどうありたいか」だと強調。創作に通じる普遍的な姿勢を参加者に伝えました。

■正解のない世界で、自分だけの正解を見つけて
100人いたら100通りの関わり方や正解がある音楽の世界。工藤氏は、「授業で話される内容に“刃向かう気持ち”を大切にしながら、それぞれの目指す音楽を追求してほしい」と、これから学ぶ受講希望者へメッセージを送りました。

<Da-iCE 工藤大輝先生へのQ&A>

Q.作詞・作曲の初心者は、まずどんなことから始めるといいですか?
A.自分の好きな音楽のコピーから始めるといいと思います。あえて“手が届かない”くらい、難しいものを選ぶのもおすすめです。突き詰めて、そのうち細部まで再現できるようになるといいですね。

Q.音楽を聴くときは、分析的に聴きますか? 純粋に楽しんで聴きますか?
A.ほぼ100%分析的に聴きます。このコード進行はあのパターンだな、この歌詞はどう構成されてるんだろう、と、楽曲制作を始める前からそんな聴き方をしていました。他のアーティストのライブを観ていても「俺だったらこうするな」と考えてしまうタイプです(笑)。

Q.いま京都芸術大学の音楽コースに入るとしたら、何の授業を受けたいですか?
A.音楽理論を学びたいですね。やってない自分が自信を持って言います。理論がわからなくても音楽を作れる。でも、理解したうえで作るほうが、きっともっと楽しいはずです。

■イベント後の反響と次回予告

イベント後、SNSでは「話が深くてあっという間だった」「工藤さんの言葉でDTMを始めたくなった」など多くの反響が寄せられました。


こうした反応を受け、京都芸術大学では「芸術大学の学びを自宅で体験できるオンライン体験授業」を11月8日(土)より開催します。

音楽コースでは、作詞家・音楽プロデューサーとして第一線で活躍する いしわたり淳治氏を迎え、「作詞とは何か?」というシンプルで奥深いテーマをめぐる特別授業を実施。本学教員であり作詞家でもある エガワヒロシとのトークを通じて、普段はなかなか聞けないプロの視点から、作詞の世界の魅力と奥深さを体験できます。

そのほか、全22の学びが全国どこからでも無料で体験可能です。

いしわたり淳治

作詞家・音楽プロデューサー。SUPERCARのメンバーとしてデビューし、バンド解散後は、作詞家として、Superfly、Little Glee Monster、King & Princeなど、音楽プロデューサーとして、チャットモンチー、flumpool、OKAMOTOʼSなど、ジャンルを問わず数多くのアーティストを手掛ける。現在までに700曲以上の楽曲制作に携わり、数々の映画、ドラマ、アニメの主題歌も制作。

2026年4月に開設する本学音楽コースで講師を務める。

【芸術大学の本格的な学びをオンラインで体験できる、秋の1日体験入学を開催】

京都芸術大学 通信教育部の「22の学び」を全国どこからでも、ご自宅で体験できるオンライン授業を開講します。2026年4月開設の「音楽コース」も登場。学科やコースで迷っている方は、複数申込みも可能です。入学に興味がある方、どんな授業、先生がいるのか知りたい方にぜひおすすめです。

■ 開催概要

日時:2025年11月8日(土)~11月14日(金)、11月16日(日) 10:00~10:30/13:30~15:00/19:00〜20:30  ※コースにより異なります

形式:オンライン(Zoomウェビナー)/参加無料

定員:各回1,000名(先着順) 

特設サイト:https://www.kyoto-art.ac.jp/t/briefing/1day-autumn/

ゲスト講師:いしわたり淳治(音楽コース)、砂糖ふくろう(イラストレーションコース)、くろやなぎてっぺい(映像コース)、大類知樹(食文化デザインコース) *敬称略

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⬛︎ 京都芸術大学について

国内最大規模の芸術大学として通学課程、通信教育課程を合わせ、国内外から23,000名を超える多様な年齢層の意欲的な学生が集まる教育機関です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に"社会と芸術"の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」を年間100件以上実施しています。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。

所在地:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
URL:https://www.kyoto-art.ac.jp/

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学校・大学音楽
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会社概要

URL
https://www.kyoto-art.ac.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
京都府京都市左京区北白川瓜生山 2-116
電話番号
075-791-9122
代表者名
徳山豊
上場
未上場
資本金
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設立
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