世界初、ブラザーのリサイクルトナーカートリッジがドイツの環境ラベル「ブルーエンジェル」認証を取得
ブルーエンジェルは、環境問題の解決を図ると同時に、環境保全型商品の開発や、販売を促進することを目的として、1978年にドイツで誕生した世界で最初の環境ラベル。ブラザーグループでは、環境に配慮した製品の開発に取り組んでおり、2001年9月にレーザープリンターがブルーエンジェルの認証を受けて以来、さまざまな製品において認証取得を進めてきた。そして、ブラザーインダストリーズ(スロバキア)では、リサイクルトナーカートリッジのブルーエンジェル認証取得を目指し、2年間にわたってさまざまなテストを行うなどの活動を進め、このたび「TN-3512 RE」がリサイクルされたトナーカートリッジとしては世界で初めてとなるブルーエンジェル認証(DE-UZ 177)を取得した。
ブラザーグループでは、ユーザーが使い終えた製品や消耗品のリユース(再使用)・リサイクル(再生)率を向上する取り組みを推進している。その一環として、レーザープリンター・複合機で使用されたトナーカートリッジを回収し、新製品と同一品質を持つトナーカートリッジへとリサイクルし、再びユーザーに届ける取り組みを行う。2004年に英国の工場で開始し、その後、スロバキア、米国、日本の工場へと展開しており、2023年3月末までに、グループ全体で3,759万個のトナーカートリッジを再生してきた。
また、ブラザーグループの環境目標「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」では、2050年度までに資源循環の最大化により、資源の持続可能な利用と廃棄物による環境負荷の最小化を目指すことを掲げる。さらに、中期戦略「CS B2024」では、資源循環をマテリアリティ(重要社会課題)のひとつと定めており、2024年度までに、製品に投入する新規資源率を81%以下にすることを目指し、製品のリユースやリサイクルなどの取り組みを進めている。
今後もブラザーグループでは、ブラザーグループビジョン「At your side 2030」で、あり続けたい姿として掲げる社会の発展と地球の未来に貢献するため、地球環境に配慮した取り組みを強化していくとしている。
*:プリンター、複合機などのリサイクルトナーカートリッジおよびインクカートリッジに適用される基準
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