若手社員が企画!中部国際空港セントレア開港20周年記念「夜の滑走路見学ツアー」が開催されました!

中部国際空港セントレアの若手社員による開港20周年記念企画「夜の滑走路見学ツアー」。参加者は夜の滑走路に降り立ち、普段は見られない空港の裏側を見学しました。

中部国際空港株式会社

夜の滑走路に降り立った参加者

中部国際空港株式会社(所在:愛知県常滑市、代表:籠橋寛典)は、開港20周年を記念し、若手社員による特別企画「夜の滑走路見学ツアー」を開催しました。約4,000名の応募者から抽選で選ばれた75名の参加者が夜も更けたセントレアに集結。滑走路が運用されていない深夜から明け方の限られた時間で、航空機の航行を支援する航空灯火のライトアップや夜間の滑走路で行われる点検作業、空港消防所などを見学しました。

ツアーの様子を時系列にレポートします!


03:00 暗闇の中、空港に集合。保安検査を経てツアーに出発!

保安検査を受ける参加者

午前3時。普段であればぐっすり寝ている時間に集合。参加者は眠い目をこすりながら、警備員による金属探知機の検査を受けました。これから向かう先は普段は立ち入ることのできない制限区域。安全を確認され、バスに乗り込む頃には、期待に皆さんの眠気も吹き飛んでいるようでした。

バス2台で出発
車内は夜中にも関わらず元気いっぱい

04:00 ゲートを抜けいざ滑走路へ!小雨に灯火が映える

午前4時。暗闇に浮かぶターミナルを横目にバスはゆっくり滑走路の先端まで進み、到着。参加者は、いよいよ普段は決して踏み入ることのできない場所、滑走路に降り立ちました!生憎の雨も小雨に変わり、夜の静けさの中、濡れた路面に航空灯火が映える、荘厳な景色が目の前に広がりました。

3,500m続く滑走路に息を飲む参加者

さらに航空灯火の照度を上げる演出が!滑走路の向こうから徐々に強い光が迫ってくると、眩しい光に照らされた参加者は、歓声を上げながら貴重なシーンを動画に収めていました。

明るい灯火に参加者が照らされる

04:15 滑走路で働く車の説明を聞く

午前4時15分。滑走路脇では、2種類の滑走路で働く車、「凍結防止散布車」と「灯機洗浄車」の紹介が行われました。実際に夜間作業を担当している従業員からの、デモンストレーションと説明に、参加者は、熱心に耳を傾け、時間が来るまで様々な質問を投げかけていました。

「凍結防止散布車」の説明
凍結防止剤を撒くデモンストレーション(この日は水を使用)
「灯機洗浄車」の説明
ドライアイスで航空灯火を洗浄するデモンストレーション

滑走路にはセントレアのマスコットキャラクター「なぞの旅人フー」も登場!カッパを着たレアな姿が人気を集めました!

フーと記念写真を撮る参加者

《参加者の声》

<一宮市立赤見小学校4年 鵜飼優真(うかいゆうま)さん>

航空灯火がとても綺麗で明るかったことに驚いた。空港で働く車も珍しくて大きかった。楽しいです。

<母親のひと美さん>

貴重な体験ができるこの機会、母親の私が行きたくて息子を誘った。空港には様々な車両や灯火、働く人々がいることが分かった。家には人数制限で参加出来なかった優真の姉がいる。しっかり見学し、帰って報告します。

05:00 空港消防所で迫力ある消防車両を見学!

午前5時。滑走路見学を終えた参加者は次の目的地、中部国際空港空港消防所へ。空港の安全を守る大型車両「化学消防車」と「医療用搬送車」を見学、火災現場で着用する防火服の試着も行いました。

ずらりと並ぶ「化学消防車」
「化学消防車」に試乗
防火服の試着体験
教えてもらった敬礼ポーズで記念写真

《参加者の声》

<半田市立亀崎小学校4年 河野仁奈(こうのにな)さん>

叔母と共に参加した。自分の背丈ほどもある消防車両のタイヤの大きさに驚いた。いとこが消防士をしており、今までも消防車を見る機会はあったが、空港の消防車両の迫力は凄かった。消防士の帽子もかぶらせてもらい大満足です!

<愛知県知多郡阿久比町 新海敬子(しんかいけいこ)さん>

夜の空港でも様々な職業の方々や車両が、私達の安全の為に、眠らずに働いてくださっていることに感動した。次に空港を利用する際は、是非裏方の皆さんにも思いを馳せたい。

<中部国際空港消防所 別當哲也(べっとうてつや)さんと柵木裕児(ませきゆうじ)さん>

本イベントを通じて、空港の消防所が日頃から災害に備えて待機し、安全な航空運用を支えている姿をご紹介できたことを嬉しく思います。これにより、お客様により一層安心して空の旅をお楽しみいただければ幸いです。今後も、空港の「安心・安全」を守るための取り組みを着実に進めてまいります。

06:00 空が白み始めた。もうすぐ一番機!動き出す滑走路を見に行こう

午前6時。空港消防所の見学を終える頃、空は白み始めていました。もうすぐ1番機の到着時間。参加者は空港の一日が動き出す瞬間を目撃する為に、今度は滑走路の脇へ移動します。

少し眠そうなバスの中
夜が明けて白み始めた空港の空

朝6時30分。飛行機の離発着が始まりました!先程まで歩いていた滑走路はもう飛行機が行き来する近くて遠い場所となりました。参加者は大きな機体を撮影しながら、改めて夜の貴重な体験を嚙み締めていました。

バス車内から出発一番機を撮影!

07:00 ツアー終了~お別れの時 

午前7時。4時間のツアーも終了です。参加者は記念品を受け取り、スタッフに見送られながらバスを後にしました。情熱を持ってツアーを企画した若手社員達の名残惜しそうな顔も印象的でした。

ガイドを担当した社員がツアー参加者へ感謝を伝える
ツアー参加者には記念品を贈呈
ツアーが終了し最後のお見送り
スタッフ全員でお見送り

07:30 若手社員の夜も終了

午前7時30分。若手社員による「夜の滑走路ツアー」は無事終了しました。開港20周年を記念して企画されたこのツアー。中部国際空港を24時間体制で監視・保守する部署「セントレア・オペレーション・センター(COC)」のメンバー4名を中心に、「普段は見られない空港の裏側や安全を守る仕事を紹介することで、安心して空港をご利用いただきたい」という思いを込め、グループ会社を含む入社5年以内の若手約25名が1年前から準備を進めました。

ツアーの運営に携わった社員

裏方に徹する空港運用の現場を自ら紹介することで、参加者とのつながりを実感でき、若手社員にとっても忘れられない思い出になったようです。「早朝から深夜まで、日夜自分の仕事に責任と誇りを持って取り組んでいることを知ってもらえて嬉しかった」という若手社員の声は少し潤んでいました。

《企画中心メンバー4名の声》

企画中心メンバーの若手社員4人

夜間の滑走路での作業風景の見学や、消防車への乗車・防火衣の着用など、五感で体験できるプログラムを通じて、24時間空港の安全運用に関わる多様な職種を紹介しました。

特に、COCならではの企画として、滑走路へのご案内やフーの登場、大型車両の紹介など「セントレアらしさ」を感じていただける演出が好評で、参加者の皆さまからも「普段見られない空港の裏側を体験できて良かった」「空港の安全を支える仕事に感動した」といった声をいただきました。

イベントの実現にあたっては、消防所やグループ各社、他部署から多大な協力を得て、参加者と関係者が直接交流する場面も多く、「チームセントレア」の一体感を強く感じることができた、心に残るイベントとなりました。この経験を糧にこれからも空港の安全と安心に真摯に取り組みたいと思います。

セントレアは、今後も空港を利用されるお客様へ快適な空の旅と楽しい思い出を届けるべく、日夜邁進してまいります。


中部国際空港株式会社 会社概要

・会社名:中部国際空港株式会社

CENTRAL JAPAN INTERNATIONAL AIRPORT COMPANY , LIMITED

・所在地:愛知県常滑市セントレア一丁目1番地

・設立:1998年5月1日(1998年7月1日 中部国際空港の事業主体として国の指定会社となる)

・代表:代表取締役社長 籠橋 寛典(かごはし ひろのり)

・主な事業内容:

1.中部国際空港及び航空保安施設の設置及び管理

2.旅客及び貨物の取扱い施設等の機能施設、店舗等の利便施設の建設及び管理

3.上記に付帯する事業

・従業員数:304名 役員(常勤)含む ※2025年4月1日現在

・会社WEB:https://www.centrair.jp/corporate/

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会社概要

中部国際空港株式会社

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URL
https://www.centrair.jp/
業種
不動産業
本社所在地
愛知県常滑市セントレア1-1 第一セントレアビル6階
電話番号
0569-38-7777
代表者名
籠橋 寛典
上場
未上場
資本金
836億6800万円
設立
1998年05月