生乳の利用拡大で酪農家を支援_Xmasやホームパーティーで大活躍!_生乳のおいしさが味わえるフレッシュなチーズ「那須でつくったモッツァレラチーズ」数量限定!_2023年12月からWEB申込みスタート!
ー 牛乳応援基金 計1千万円超を酪農家に寄付しました ー
生活クラブでは、2021年2月より提携生産者の生乳を使用した「那須でつくったゴーダチーズ」や「那須でつくったさけるチーズ」などを供給しています。今回、近年の酪農家の存続危機を打開するため、牛乳の利用推進をめざし、新たにモッツァレラチーズの開発を行ないました。 「那須でつくったモッツァレラチーズ」は、工場のある栃木県那須塩原市近郊の指定酪農家の良質な生乳と「沖縄の塩シママース」のみを使用し、生乳本来のおいしさが味わえるフレッシュチーズです。
モッツァレラチーズはイタリア原産のフレッシュチーズで、「パスタフィラータ」と呼ばれるカード(凝乳)をお湯で練って作るチーズです。国産のナチュラルチーズの主力は長い間白カビタイプのカマンベールチーズが主力でしたが、近年は水入りタイプのモッツァレラチーズの消費が拡大し、料理の素材として日常的に利用されるようになっています。くせがなく、トマトと合わせたカプレーゼやピザのマルゲリータなどで使われ、日本でもおなじみのチーズとなり、和食との相性がいいのも特長です。
モッツァレラチーズは利用方法が日本の「豆腐」に近く、野菜などと合わせて日常的に利用しやすいため、「牛乳を食べる」食材として生乳の利用拡大に貢献することが期待されます。生活クラブでは、乳製品を食べることでも酪農家応援につなげてまいります。
■製品情報
※生活クラブ生協のお店 「デポー」での取り扱いも予定中
■開発の背景:窮状が続く酪農家の現状
近年、気候危機や国際情勢の影響によって高騰する飼料価格や燃料費が、特に酪農家を危機的な状況に追い込んでいます。それだけでなく、乳牛から生まれた雄の子牛の、肉牛用への販売価格の暴落、コロナ禍での行動制限によって、業務用を中心に牛乳の需要が減ったことも酪農家の経営を悪化させる要因につながりました。
2014年頃、国はバター不足などの解消のため、生乳の増産を進めました。増産体制が整った最中、このような予測しがたい状況に見舞われ、多くの酪農家が過去最大の存続の危機に直面しています。
生活クラブでは、牛乳を消費することを通じ、さまざまなかたちで酪農家を応援しています。
参考)
【生活クラブの牛乳】
生活クラブの組合員が自分たちの飲みたい牛乳をもとめて1979年に組合員と酪農生産者が共同出資して自前の牛乳工場を建設。牛乳本来の風味やおいしさ、栄養を損なわない72℃15秒間のパスチャライズド殺菌。容器は繰り返し使えるリユースびん化など、その価値を生産者と組合員で一緒につくってきました。
・生活クラブの牛乳について
https://seikatsuclub.coop/item/milk/
■牛乳を飲むことで酪農の未来を拓く「牛乳応援基金」
生活クラブは発足時から生産者と消費者が対等な立場を保ちつつ、持続可能な生産と消費の関係性を築いてきました。今回の酪農家の危機的状況を乗り越えるため2023年4月に「牛乳応援基金」を設立。「2円で応援!未来を明るくミルクビジョン」として牛乳・乳製品の価格に一律2円を共同購入価格にプラスしました。そして、生活クラブの牛乳・乳製品を製造する新生酪農株式会社を通し、生活クラブの提携する千葉・栃木・長野各県の酪農家に定期的に寄付し、生産費の補填などに役立てられています。
4-6月に4,374,778円(約2,187,389本分)、7-9月に5,936,562円(約2,968,281本分)累計10,311,340円が集まり、おおぜいの組合員の力で酪農家に寄付することができました。
基金の概要は以下の通りです。
➢対象品目:
・パスチャライズド牛乳200ml×2本
・パスチャライズド牛乳500ml
・パスチャライズド牛乳900ml
・ノンホモ牛乳900ml
・低脂肪牛乳1000ml
➢造成開始:2023年4月3日の注文から開始
➢寄付酪農団体:新生酪農株式会社を通じ、以下の3団体へ寄付
・新生酪農クラブ(千葉県)、
・箒根酪農業協同組合(栃木県)、
・南信酪農業協同組合(長野県)
2023年10月首都圏の組合員が栃木県の酪農家を訪問しました
■生活クラブについて
生活クラブは組合員数約42万人の21都道府県、33の地域生協で組織される生活協同組合です。事業高は約1千億円。生産から廃棄に至るまで安全や健康に配慮した品物の共同購入活動を通じ、持続可能な生活スタイルを実践しています。また、現在では、生活クラブ生協の活動をきっかけにワーカーズ・コレクティブが設立され、各組織エリアを中心に300以上展開し、福祉や居場所づくりなど地域に必要な事業を作り出しています。
意志ある生産者など生活クラブとかかわるすべての人々と協力し、地域や世代をこえ、循環と共生の輪を広げる「ローカルSDGs」を推進しています。この取組みによって食(F)、エネルギー(E)、福祉(C)を自給し循環させるサステイナブルな社会の実現を目指しています。
‣ホームページ: https://seikatsuclub.coop/
‣加入・資料請求はこちらから:https://welcome-seikatsuclub.coop/lp/
■生活クラブの受賞歴
<世界的評価>
1989年 “もう一つのノーベル賞”とも呼ばれる「ライト・ライブリフッド」(RLA)名誉賞
1995年 国連設立50周年記念「国連の友」による「われら人間:50のコミュニティ賞」
<国内>
1999年 開発した超軽量牛乳びんがグッドデザイン賞
2006年 グリーンピース・ジャパン トゥルーフード特別賞
2007年 リユースびんの活動(びん再使用ネットワーク)が容器包装3R推進環境大臣賞
2009年 Food Action Nippon アワード2009優秀賞
2010年 フード・アクション・ニッポンアワード 2010製造・流通・システム部門 入賞
2013年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2013年 フード・アクション・ニッポン アワード2013入賞「“食べるチカラ”キャンペーン」
2014年 フード・アクション・ニッポン アワード2014入賞「生活クラブの健康な食デザイン『ビオサポ』」による食料自給率向上への寄与
2014年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2015年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2015年 <本選びの会>が第8回日本女子大学家政学部賞
2016年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 近畿 1位
2018年 生協法制定70周年 厚生労働大臣表彰
2018年 第6回環境省グッドライフアワード NPO・任意団体部門 優秀賞
2020年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2021年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2022年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏/東海/近畿 1位
2022年 第10回環境省グッドライフアワード 環境大臣賞 優秀賞
2023年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2023年 第1回ソトコト・ウェルビーイングアワード2023
2023年 シンプルスタイル大賞2023 サービス・空間部門 特別賞
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