【畜産農家と食品関連事業者をつなぐ】エコフィードを有効利用するマッチングプラットフォームの実証実験を開始
<*1>食品残さ等を利用して製造された飼料。エコフィードの利用は、食品リサイクルによる資源の有効利用のみならず、飼料自給率の向上等を図る上で重要な取り組み。(農林水産省ホームページ記載より)
<*2>神奈川県報道発表_https://www.pref.kanagawa.jp/prs/list-2023-1-1.html
1.取り組み背景・目的
近年の物価や飼料価格の高騰から、神奈川県では、地域の食品循環資源を飼料として活用を進め、畜産業の持続可能な生産体制の構築と輸入飼料の依存からの転換をめざしています。
地域循環型社会の実現をめざすNTT東日本は、この度、食品残さの有効利用(リサイクル)を推進するため、食品関連事業者の皆様から排出される、飼料として利用可能な未利用の食品残さ(エコフィード)を、畜産農家が安価で安定的に入手できるしくみ作りの実現に向けて、神奈川県と連携し、地域の畜産農家と食品関連事業者の協力を得て、マッチングプラットフォームの実証実験を開始するに至りました。
2.実証概要
(1)期間:2023年4月26日(水) ~ 2023年6月下旬<予定>
(2)協力事業者:有限会社臼井農産(厚木市)および地域食品関連事業者2社<予定>
*随時協力事業者を募集・追加し、4農家、食品関連事業者15社程度まで拡大を想定
(3)取り組み概要:
食品関連事業者が食品残さ情報を登録、利用可能な畜産農家が閲覧・予約が可能なプラットフォームを構築
し、マッチング・受け取りまでを管理・運用します。
(4)検証項目:
・システム検証:マッチングに適した情報掲載内容、利用者目線での操作性 等
・マッチング検証:登録された食品残さの利用度合い、畜産農家が必要とする食品残渣の登録度合い 等
【取り組みイメージ】
3.今後に向けて
本検証を踏まえて、神奈川県と連携し、食品残さ(エコフィード)を有効利用する仕組みを構築・運用・利用推進していくことで、畜産農家の事業運営環境の改善を図るとともに、地球にやさしい「持続可能な地域循環社会」の実現に取り組んでいきます。
これからも、NTT東日本は「地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業」として、地域社会における新たな付加価値を地域と共創していきます。
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