クラダシが参画する「食べ残し持ち帰りガイドライン普及委員会」の取り組みが、環境省の「mottECO導入モデル事業」に採択されました。

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:河村晃平、以下「クラダシ」)と「mottECO普及コンソーシアム」が運営する「食べ残し持ち帰りガイドライン普及委員会」の取り組みが、環境省の「mottECO導入モデル事業」に採択されました。これは、環境省が実施する「令和7年度 食品の消費行動に伴う食品ロス削減対策導入モデル事業(以下「本事業」)」の一環です。
■「食品の消費行動に伴う食品ロス削減対策導入モデル事業」とは
本事業は、環境省が外食産業や食品小売業から発生する食品ロス削減に向けて、外食時の食べ残しの持ち帰り(mottECO(※1))や飲食店・小売店等におけるフードシェアリングをはじめとした、消費者が参画・関与する売れ残り食品の廃棄防止等の取り組みを支援し、その成果を広く発信するものです。

※1 環境省が、利用者とお店の相互理解のもとで、飲食店等における食べ残しの持ち帰りをより身近な文化として広めることを目的として開催した「NEWドギーバッグアイデアコンテスト」でのネーミングの部で大賞に輝いた作品です。「mottECO(もってこ)」は「もっとエコ」「持って帰ろう」というメッセージが込められています。(参照:環境省 https://www.env.go.jp/press/108796.html)
■採択された提案
クラダシは、ミッションを「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」、ビジョンを「日本で最もフードロスを削減する会社」と掲げ、持続的に社会課題の解決に取り組むビジネスを展開しています。
フードロス削減を目指し、賞味期限が切迫した食品や季節商品、パッケージの汚れやキズ・自然災害による被害などが原因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」で販売しています。また、その売り上げの一部でさまざまな社会貢献活動を支援しています。
このたび、クラダシが参画する「食べ残し持ち帰りガイドライン普及委員会」は、【mottECO を通じた「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン」の普及実践事業】で本事業に採択されました。
本事業では、mottECOをテーマとしたイベントの開催や教育機関・自治体・省庁との連携事業への積極的な参加を通じて、「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン」(※2)の消費者・事業者双方への周知、普及促進に取り組みます。そして、食べ残しの持ち帰りにおける消費者の安全と事業者の取り組みリスクの低減を目指します。
※2 参照:消費者庁食べ残し持ち帰り促進ガイドライン~SDGs目標達成に向けて~ (2024年12月25日)
▽実施予定のイベント
mottECO実践団体ならではの発信による普及啓発事業として、一昨年、昨年に続きmottECO普及コンソーシアム主催によるイベントを実施します。
【概要】
名称 :食べ残しをなくそう!食品ロス削減 「mottECO(モッテコ)」 FESTA 2025
日時 :2025年7月1日(火)10:30~14:00
会場 :ホテルメトロポリタンエドモント 2階 宴会場(悠久・波光・薫風・万里)
所在 :東京都千代田区飯田橋3-10-8(飯田橋駅・水道橋駅下車)
主催 :mottECO普及コンソーシアム mottECO FESTA2050実行委員会
内容(予定):
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関係省庁、有識者、事業者等によるパネルディスカッション
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省庁によるガイドラインについての講演や事業者による食品ロス削減などの事例発表
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関係省庁、自治体、事業者、大学、業界団体等による環境施策紹介のブース出展、もったいないメニュー試食コーナー 他
参加費 :無料(ブース出展、会場参加共無料)
環境省のプレスリリースはこちら
■モデル事業におけるクラダシの取り組み
クラダシは、その中で以下2つの事業に取り組みます。
①自治体を通じた地域の個人飲食店、独立系ホテルへのガイドラインの普及
クラダシが連携する33自治体を対象に、mottECO普及コンソーシアムとの意見交換、具体的なフードロス削減効果や導入促進プロセスの紹介などを行います。これにより、自治体とmottECO普及コンソーシアムの連携を推進し、自治体内でフードロス削減の取り組みが拡大するよう促します。
②Kuradashiユーザー向けのオンラインキャンペーンによるガイドラインおよびmottECO事業の発信
食品ロス削減月間の期間中に、特設サイト、Kuradashi公式SNS、メールマガジン上で、mottECOを広く周知する紹介コンテンツを掲載します。これにより、一般消費者へのmottECOの認知度向上と、持ち帰りガイドラインの普及促進につなげます。
これらの取り組みを通じて、クラダシは、地域および広範な消費者層におけるフードロス削減と環境保全の取り組みを加速させ、持続可能な食品消費行動の定着に寄与することを目指します。
■「食べ残し持ち帰りガイドライン普及委員会」とは
クラダシと「mottECO普及コンソーシアム」によって組織される委員会であり、本事業の推進主体事業者です。「mottECO普及コンソーシアム」は、ホテル事業9、外食事業12、中食事業1、自治体3、大学2、その他3、合わせて30団体が連携し、食品ロス削減に取り組む産官学民連携アライアンスです。

参加30団体(2025年5月時点):
株式会社セブン&アイ・フードシステムズ、ロイヤルホールディングス株式会社、SRS ホールディングス株式会社、日本ホテル株式会社、株式会社京王プラザホテル、東京都杉並区、株式会社アレフ、ホテル日航つくば、東京農業大学、ニッコースタイル名古屋、株式会社いっちょう、立命館大学食マネジメント学部、株式会社名鉄ホテルホールディングス、東京都多摩市、株式会社ダイナック、城山観光株式会社、康正産業株式会社、株式会社芝パークホテル、blancjapan株式会社、株式会社トリドールホールディングス、レンブラントホテル、株式会社大戸屋、穴吹エンタープライズ株式会社、一般社団法人食品ロス・リボーンセンター、マイボックス普及企業組合、財団法人かごしま環境未来財団、外食懇話会、株式会社キリンシティ、株式会社グルメ杵屋、東京都千代田区(参加順)
■楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」とは
Kuradashiは、楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケットです。
フードロス削減を目指し、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう可能性のある食品などを、おトクに販売しています。
さらに、売り上げの一部を環境保護・災害支援などに取り組むさまざまな社会貢献団体への寄付やクラダシ基金として活用し、SDGs17の目標を横断して支援しています。
楽しくておトクなお買い物が、社会に良いことにつながる。そんな、全く新しいソーシャルグッドマーケットを創出しています。
■株式会社クラダシについて
代表者氏名:河村晃平
設立:2014年7月
本社所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F
URL:https://corp.kuradashi.jp/
【サービス紹介】
・ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」:https://www.kuradashi.jp/
・クラダシが自社で運営する「クラダシ基金」:https://www.kuradashi.jp/fund
・冷凍宅配弁当「Dr.つるかめキッチン」:https://tsurukame-kitchen.com/
【店舗一覧】
・Kuradashi店舗一覧:https://kuradashi.jp/pages/stores
【クラダシのサステナビリティ】
・サステナビリティサイト:https://corp.kuradashi.jp/sustainability/
・サステナビリティレポート:https://speakerdeck.com/kuradashi/sustainability-report
【2025年3月末時点の主な累計実績】
・フードロス削減量:28,365トン ・経済効果:138億0,061万円
・CO2削減量 :75,195t-CO2 ・支援総額:163,012,869円
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「Kuradashi」、「ソーシャルグッドマーケット」、「1.5次流通」、「もったいないを価値へ」は株式会社クラダシの登録商標です。
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