【塚田農場】11月1日(土)より店舗の垣根を撤廃し、地鶏の生産状況にあわせて利用
塚田農場と生産者が描く持続可能な産地連携の実現に向けて
株式会社エー・ピーホールディングス(本社:東京都豊島区、代表取締役会長 兼 社長:米山久、以下当社)が運営する「鹿児島県霧島市 塚田農場」「宮崎県日南市 塚田農場」、「宮崎県日向市 塚田農場」(以下、九州塚田農場)は、2025年11月1日(土)より、店舗で使用する地鶏(鹿児島県産【黒さつま鶏】、および宮崎県産【みやざき地頭鶏】)について、生産状況にあわせた使用をいたします。
これにより、災害や感染症などの予期せぬ事象においても、生産者がその状況に応じて出荷に向き合い、養鶏・加工産業の安定性の確保、持続可能な事業を支え、当社が掲げる重要なミッション「生販直結」を新たなかたちで挑戦してまいります。
これまでの背景と現状の課題
塚田農場では2007年のブランド誕生以降、「鹿児島県霧島市 塚田農場」では鹿児島県産【黒さつま鶏】を、「宮崎県日南市 塚田農場」、「宮崎県日向市 塚田農場」では、宮崎県産の【みやざき地頭鶏】を使用し、地鶏の価値と魅力を伝えるべく、産地と協力しながら様々な取り組みを進めてまいりました。
しかしながら、2020年の新型コロナウィルスの世界的流行を機に居酒屋営業が縮小されたことで、当社で使用する地鶏が一時的に減少、それに伴い地鶏の生産量が縮小されたり、度重なる自然災害や感染症などの影響で鹿児島・宮崎における地鶏の生産環境が厳しくなっております。
一方で、コロナが明け、当社の居酒屋事業の業績が回復傾向にあることで、産地での生産量と当社の使用量とのバランスが不安定になってまいりました。
そこで、九州塚田農場に関しては、ブランド名に関わらず、料理に合わせて鹿児島県産【黒さつま鶏】、または宮崎県産【みやざき地頭鶏】を使用し、それぞれの生産状況に無理のない使用と産地貢献を実現することとなりました。
11月1日(土)以降、順次メニューや店内掲示物の差し替えを実施してまいります。
料理にあわせた地鶏の使用
名物【塚田 地鶏炭火焼】のほか、地鶏の水炊き、地鶏むね身たたき、地鶏もも炙り焼きなどの地鶏メニューについて、適宜、みやざき地頭鶏・黒さつま鶏の生産状況にあわせて提供いたします。
※詳細は店内のメニュー表にてご確認ください。
上記を基本に、地鶏の価値向上、認知拡大に努めるとともに、生産状況にあわせたフレキシブルな対応をすることで、生産者と協力しながらこれまで以上に安定した生産・加工体制の確立、および持続可能な産業へと貢献してまいります。
今後も、当社は生産者との協力体制を崩すことなく、産地連携を続けてまいります。
塚田農場だからこそ味わえる新たな価値にぜひご期待ください。
参考資料
①地鶏における生販直結のイメージ

②地鶏の規格

・「北海道シントク町塚田農場」においては、これまでと同様に北海道産【新得地鶏】を継続使用いたします。
・「若どりのチキン南蛮」など一部メニューでは、以前より味わいのバランスを考慮して外国産の若どりや銘柄鶏を使用しております。詳しくは店内にございますメニュー表の記載をご確認ください。
「塚田農場オンライン」、「塚田農場プラス(一部店頭販売)」、および株主優待のギフト商品につきましても、随時生産状況にあわせて適宜変更いたします。
塚田農場について

塚田農場 公式ページ:https://www.tsukadanojo.jp/
当社のメインブランドである『塚田農場』は、宮崎県塚田地区に作った自社養鶏場『塚田農場』の名称をそのまま屋号にした居酒屋として、2007年に東京・八王子市に1店舗目をオープンしました。
生産者⇔消費者を直結させて中間コストを縮小する独自の六次産業化の「生販直結モデル」を構築し、産地、生産者との独自のネットワークにより、高級食材である地鶏を手頃な価格で身近な居酒屋で提供したり、サイズや色味などを理由に一般的な流通では規格外となってしまう食材を積極的に活用して新たな魅力、価値を引き出すメニュー開発を進めたり、食産業における様々な課題解決にも力を入れています。



「食のあるべき姿を追求する」を使命に、塚田農場などの居酒屋業態のほか、四十八漁場、芝浦食肉、寿司、焼鳥、火鍋、しゃぶしゃぶといった専門業態など40ブランド以上の多様な飲食店を国内外で運営しています。
飲食店のほか、中食事業である「塚田農場プラス」、食鳥や鮮魚の加工・流通業も行っています。
生産者⇔販売者⇔消費者をとりまく「食産業」の世界において、関わってくださる皆様の[ALL-WIN]を目指します。

会社概要
社名:株式会社エー・ピーホールディングス
設立年月日:2001年10月29日
代表取締役会長 兼 社長:米山 久
事業内容:
 飲食店及び食品販売店の経営、フランチャイズチェーン店の加盟店募集及び加盟店指導
 養鶏場及び牧場の経営
 漁業
 農業
 食鳥の処理、加工及び販売
 食品の加工、流通、輸出入及び販売
本部所在地:〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目10-1 ISOビル5階
【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
株式会社エー・ピーホールディングス 広報担当
メール:pr@ap-holdings.jp
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