日本政府のPPAP廃止方針を受け、脱PPAP自動化に成功
社内問い合わせ件数は1/6に、メンテナンス工数は年160時間からゼロへ
導入の目的
当社のコア事業である不動産業務は、重要書類や重要情報のメールでのやり取りも多いのですが、2020年に政府がPPAP廃止の方針を発表して以降、一部取引先で暗号化添付メールの受信が制限されたことで受信先からの問い合わせが急増し、脱PPAPが課題となっておりました。
また、当社では、約7,000ものメールアカウントをMicrosoft 365で運用しておりますが、これまでメールセキュリティはウイルス対策やスパム防止、誤送信防止など3社4製品のセキュリティをオンプレミス環境下で運用していました。その運用や管理においては、それぞれ異なるスキルが必要であり、多大な手間と労力がかかってしまい、従業員の負担にも繋がっていました。
導入後の効果
・社内問い合わせ件数が1/6へ
相手先の希望に合わせた脱PPAPの自動化を実現したことで、課題であった不動産業務上の重要書類のやり取りがスムーズになり、お客様の対応方法に関する問い合わせ数が1/6に減少、営業活動の効率化に繋がっております。
・ワンストップ化で運用負荷が年160時間からゼロへ
複数のセキュリティ対策をワンストップ化したことで、運用・管理工数は年160時間からゼロと大幅に削減され、業務効率化・従業員の業務負担軽減を実現いたしました。
・最新の脅威に対する防御
常に最新の防御機能が複数のエンジンへ自動展開されることで、オンプレミス環境下ではすり抜けていたウイルス・スパム・不審なメールなどの防御機能だけでなく、セキュリティトレンドに則った防御を実現しています。
PPAPとは
「PPAP」とは、「パスワード(Password)付きファイルの送付、パスワード(Password)の送付、暗号化(Angouka)、プロトコル(Protocol)」の頭文字を取って日本で作られた造語です。電子メールを用いたファイル共有におけるセキュリティルールの1つであり、「パスワード保護したZIPファイルを送信後、解凍パスワードを後から別送する」という一連の流れを指します。2020年に政府がPPAP廃止の方針を発表して以降、企業の間での脱PPAPの動きが広がっております。
Cloud Mail SECURITYSUITEについて
サイバーソリューションズが提供するメールセキュリティサービスです。Microsoft 365に付随する、Exchange Online Protection、Microsoft Defender for Office 365は、EMOTET感染などの原因となるパスワード付きZIPファイル経由のマルウェアを検知できません。また、脱PPAPの実現、誤送信による情報漏えいの対策も困難ですが、『Cloud Mail SECURITYSUITE』は、日本企業がビジネスに必要なセキュリティ機能と管理機能をオールイワンで追加できます。
【導入事例サイト】
https://www.cybersolutions.co.jp/casestudy/leopalace21/
当社は今後もデジタル技術を使いこなし、事業における次のイノベーションを追求し、誰もが質の高い生活を送ることのできる理想的な社会と安心で快適な賃貸生活を提供すべく活動を進めてまいります。
■会社情報
株式会社レオパレス21
設立 :1973年8月17日
本社住所 :〒164-8622 東京都中野区本町2-54-11
代表者 :代表取締役社長 宮尾 文也
企業サイト: https://www.leopalace21.co.jp/
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