BODY WILD×グンゼグリーン　温室効果ガスの排出量より吸収量が上回るカーボンネガティブへの取り組み！さらに「CARE認証（ENVIRONMENT）」国内第一号を取得

グンゼ株式会社

2024年7月9日 11時30分

グンゼ株式会社（本社：大阪市北区、社長：佐口　敏康、以下グンゼ）は、連結子会社であるグンゼグリーン株式会社（本社：兵庫県尼崎市、社長：濵松　陽一郎、以下グンゼグリーン）と連携して、温室効果ガスの排出量より吸収量が上回るカーボンネガティブを達成しました。グンゼグリーンの緑化事業による吸収量と「BODY WILD」で展開している「立体成型3D-MADEボクサー」と「カットオフ®ボクサー」（以下対象商品（※））生産時の排出量は九州大学都市研究センターが一般社団法人ナチュラルキャピタルクレジットコンソーシアムの協力の下、算定。その結果、同センターが開発した手法による分析の下、「BODY WILD」対象商品がカーボンネガティブを達成していることが認められました。

さらに、第三者機関である一般社団法人計量サステナビリティ学機構（所在地：東京都港区、代表理事：武田秀太郎・九州大学准教授）より、製品をつくる過程で排出される温室効果ガスの量が実質ゼロ以下の状態を達成するカーボンネガティブであることことを示す「CARE認証（ENVIRONMENT Carbon Negative）」国内第一号を取得したことをご報告します。

（※）製造工程の違いにより一部商品を除く

■産学連携共同研究で判明した環境にやさしい「BODY WILD」

グンゼグリーンの緑化事業による温室効果ガスの削減貢献量と、「BODY WILD」対象商品の生産により発生する温室効果ガス量の算定は、産学連携共同研究により九州大学都市研究センターが開発した拡張型ライフサイクルアセスメントと呼ばれる信頼性の高い手法が用いられています。この確かな分析の下、温室効果ガスの排出及び削減量が正しく試算されグンゼグリーンの緑化事業と「BODY WILD」対象商品のカーボンネガティブが認められました。

■グンゼグリーンと連携したカーボンネガティブへの取り組み

「BODY WILD」対象商品1枚をつくる過程で約2.209kg-CO2e（※）の温室効果ガスを排出する一方で、グンゼグリーンは年間約4,843t-CO2eのCO2吸収にあたる樹木類を全国各地に供給しています。「BODY WILD」対象商品は、この試算により、温室効果ガスの排出量が実質ゼロ以下の状態を達成するカーボンネガティブであることが証明されています。

（※） CO2 equivalent のことであり、二酸化炭素換算の数値

■「CARE ENVIRONMENT Carbon Negative認証」取得、第三者機関が認める環境に配慮した製品への取り組み

「CARE認証」とは一般社団法人計量サステナビリティ学機構が生み出した、製品をつくる過程で環境への影響や人権が守られているどうかを、誰にでも見えるかたちにできる世界初の取り組みであり、「CARE認証」には、「ENVIRONMENT」（環境部門）と「HUMAN RIGHT」（人権部門）の2部門があります。今後さらに世界中に広がっていくべき価値観であるとグンゼは考え、「CARE ENVIRONMENT Carbon Negative認証」（環境部門）を取得しました。グンゼはこれからも「地球に優しい世界」の実現を目指して、サステナブルなものづくりに挑み続けます。

■一般社団法人計量サステナビリティ学機構　武田秀太郎九州大学准教授よりコメント

「CARE認証（ENVIRONMENT）」国内第一号の取得に際して、この度、グンゼ株式会社様と、「BODY WILD」の地球に優しい肌着としての展開をご一緒出来ることを心から嬉しく思っております。地球温暖化は、自然環境や人間の暮らしに様々な影響を及ぼします。こうした状況で、肌着製造にともなう温室効果ガス排出量を、自社グループの緑化事業でオフセットするグンゼ株式会社様の取り組みは、業界を牽引する世界的に価値ある取り組みです。地球をもっと住みやすく、明日をもっと、ここちよく。地球の未来のため、今後もグンゼ株式会社様と取り組みを進めて参ります。