越境ECを利用する海外のお客様749名に聞いた、海外・訪日旅行の消費行動と越境EC利用に関するアンケート

旅行中に価格以外の理由で購入を諦めた経験は51.5%、越境ECによる旅アト購入は35.4%

BEENOS株式会社

 BEENOS株式会社(東証プライム:3328)の連結子会社で、越境ECおよびジャパニーズコンテンツの海外進出をサポートするBeeCruise株式会社(以下「BeeCruise」)は、BEENOSグループが運営する越境EC 流通総額No.1(※1)の海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を利用されている海外のお客様749名(アメリカ、台湾、韓国、マレーシア、イギリス)に「海外旅行および訪日旅行における消費行動と越境ECに関するアンケート」を実施しました。
訪日観光客は伸長を続け、7月の訪日外客数は2019年同月比の約77%まで回復しています(※2)。復活するインバウンドに対し、旅アトのリピート購入に繋がる施策として越境ECは注目されていますが、本アンケートにより、海外旅行、訪日旅行における消費の課題と越境ECの活用実態を明らかにするとともに、インバウンドの取り込みに取り組む企業様の一助となることを目指します。

BEENOSの越境ECサービスサイト https://service.beenos.com/


【調査サマリー】

✓49.4%がECサイトをきっかけに知ったブランド等の実店舗を海外旅行の際に訪問経験があり

✓51.5%が、重い・大きい・その場で完成しない等、値段以外の理由で海外旅行中の商品購入を断念

✓海外旅行中の買い物で困ったことは「サイズが大きい」(57.1%)、重量が重い(46.3%)等、サイズ・大きさ関連が上位に

✓2022年6月以降に訪日をしたユーザーは43%、1年以内に訪日を予定しているユーザーは67%

✓訪日の目的は、「買い物」が78.4%、「食文化を楽しむ」が76.2%

✓訪日した際に購入したい人気ジャンルは、ホビー、エンタメ、食品

✓訪日時のお買い物の予算は10万円以上が最も多く50.7%

✓訪日後の越境ECによる旅アト・リピート購入経験は35.4%

 ✓旅アト・リピート購入経験がない方のうち、43.7%が利用の意志はあり

※本リリースの調査データをご利用の場合は、「BeeCruise」とご明記ください。


【調査概要】

・調査対象:海外向け購入サポートサービス「Buyee」のお客様:アメリカ、台湾、韓国、マレーシア、イギリス

・調査人数:749名

・調査期間:2023年7月~8月

・調査方法:オンラインアンケート

・調査主体:BEENOSグループ


【海外旅行および訪日旅行における消費行動と越境ECに関するアンケート調査】

■49.4%が、ECサイトをきっかけに知ったブランド等の実店舗を旅行の際に訪問

 「ECサイト経由で知った海外のブランドや販売店を海外旅行の際に実際に訪問したことはありますか?」という質問に対しては、半数近い49.4%が「はい」と回答しました。SNSだけではなく、ECサイトを通じてブランドや商品の魅力に触れることが、旅マエの情報収集に繋がっていることが分かりました。



■51.5%が、重い・大きい・その場で完成しない等、値段以外の理由で旅行中の商品購入を断念

「海外旅行中に重い・大きい・その場で完成しない」など、値段以外の理由で商品購入を断念した経験のある方は51.5%と半数以上に上りました。また、具体的な商品としては、テーブルやランプ等の家具、陶器やガラス製品、箱の大きなフィギュアや楽器等があげられました。

■海外旅行中の買い物で困ったことの上位は「大きさ」と「重量」

「海外旅行中の買い物で困ったことはありますか?」という質問に対しては、「サイズが大きい」(57.1%)、「重量が重い」(46.3%)、「帰りの飛行機で重量オーバーになった」(44.2%)という結果となり、大きさや重さに関する課題が大きいことが分かりました。


2022年6月以降に訪日をしたユーザーは43%、1年以内に訪日を予定しているユーザーは67%

 条件付での外国人観光客の受入れが再開された2022年6月以降に訪日したユーザーは43%となりました。

 また、国ごとで見てみると、韓国ユーザーの44%が一年以内に訪日を予定しており、最も割合が高く、次いで台湾が37%となりました。


さらに1年以内に訪日を予定しているユーザーは67%と、過半数を超える結果となりました。特にマレーシア、韓国、台湾の訪日意向が高く、今後のさらなるインバウンド回復が期待できる結果となりました。


■訪日の目的は、「買い物」が78.4%、「食文化を楽しむ」が76.2%

訪日旅行の経験者に「日本の旅行の主な目的」を訪ねたところ、「買い物」(78.4%)、「食文化を楽しむ」(76.2%)が上位となり、続いて「名所旧跡を見る」(69.7%)、「その国の生活に触れる」(65.8%)となりました。


■訪日した際に購入したい人気ジャンルは、ホビー、エンタメ、食品

訪日した際に購入したい商品ジャンルについては、「おもちゃ・ゲーム・アニメグッズ」などのホビー、「本・CD・DVD・エンタメ」などのエンタメ、「食品・飲料」が人気上位となりました。


■訪日時のお買い物の予算は10万円以上が最も多く50.7%

「訪日した際のお買い物の予算」について質問したところ、10万円以上が最も多く、50.7%となりました。次いで、5~7.5万円未満が15.9%となりました。


■訪日後の越境ECによる旅アト・リピート購入経験は35.4%

「訪日時に発見した商品や、購入した商品を帰国後に越境ECで購入したことはありますか?」という質問には、35.4%が経験ありと回答しました。

具体的には、食品、化粧品等の消耗品、書籍、カー用品、家電、アウトドア用品などの重さがあり嵩張る商品や、靴や服などが挙げられました。


■旅アト・リピート購入経験がない方のうち、43.7%が利用の意志はあり。

上記の質問で利用をしたことが無い方に理由を尋ねたところ、「その商品が越境ECで購入できるか分からなかった」28.8%、「欲しい商品が越境ECに対応していなかった」が14..9%となり、43.7%の方は、旅アトの購入の意志があったものの、越境ECの対応状況によって、購入が叶わなかったことが分かりました。

■インバウンドの旅アト消費としての越境ECの活用はまだこれから
 越境ECの市場規模は、2030年までに7兆9,380億USドルに成長すると予想されています。(※3)訪日により実際に商品の魅力を感じた海外のお客様に越境ECを活用した旅アト消費を促すことで、インバウンド消費を一過性のものにせず、最大化することが可能になります。一方、越境ECに未対応であることや、対応していても実店舗からの導線が不十分なために、旅アト・リピート購入の機会を逃している実態が見えてきました。

越境ECおよびジャパニーズコンテンツの海外進出をサポートするBeeCruiseでは、越境ECに挑戦する企業様の伴走者として2023年4月より「グローバルコンシェルジュサービス」を展開し、プロモーション支援の他、定期勉強会を開催するなど、越境ECの導入や導入後の売上拡大のサポートを行っています。 

BeeCruiseは、今後も日本の企業様の越境ECの伴走者として、流通拡大に貢献すべくきめ細やかな支援サービスを提供してまいります。

 

 



■Buyee Connectとは https://beecruise.co.jp/infra/buyeeconnect/

 「Buyee Connect」は、タグ設置のみでECサイト上に海外専用カートを簡易に開設することができる海外向けの購入サポートサービスで、海外118の国とエリアへの対応が可能です。初期費用、月額費用ともに無償で提供しています。

 連携後は、海外のお客様がECサイトにアクセスするとサイト上に海外専用カートが表示されます。海外のお客様は、海外専用カート上の表示言語を18言語から選択することが可能です。また、海外では主流の決済方法も利用することができるほか、Buyeeが海外発送手続きや多言語でのカスタマーサポートなどを行います。これにより、海外のお客様は日本のECサイト上で商品が簡単に購入できるようになり、日本のECサイト事業者様は運用・費用ともに低コストで海外対応をすることができます。


「Buyee Connect」導入による、越境EC展開のイメージ


BuyeeConnectとの連携で実現する海外販売のサポート内容

◆多様な決済手段に対応…Paypal、Alipay、銀聯クレジットカード等各種クレジットカード、台湾向けにAFTEE

◆豊富な配送手段に対応…DHL・EMS・SAL便・FedEx・国際小包・船便など

◆独自の保障サービス…Buyee独自の検品・配送補償を提供

◆不正決済防止…ECサイト事業者様側には不正決済のリスクがない、Buyeeによる購入サポート

◆表示言語・カスタマーサポート…18言語の表示言語と17言語のカスタマーサポートに対応




■Buyee Connect導入・海外向けプロモーションをお考えの方のお問合せ先
https://beecruise.co.jp/infra/buyeeconnect/( BeeCruise株式会社(営業窓口・BEENOSグループ)

BEENOSの越境ECサービスサイト https://service.beenos.com/


BEENOSグループの提供するグローバルコマース事業について
 BEENOSグループは越境EC黎明期である2008年より海外転送サービスである「転送コム」事業を開始し、海外発送オペレーションやグローバルなカスタマーサポートなど独自のノウハウを培ってまいりました。海外への販売環境の構築に留まらずユーザー獲得や集客支援も提供しており、手厚い海外販売支援が評価され、BEENOSグループ全体での国内企業の越境EC支援実績は累計4,000件以上(※4)に上ります。海外のお客様からは、配送手段や決済手段が多様であること、北米やヨーロッパ、アジアへ向けた独自の物流サービスによる国際配送料の安さ、複数のサイトで購入した商品でも同梱できることなど高いサービスレベルが好評で、リピート率も高く、現在会員数は478万人以上となりました(※5)



 (※1)国内越境EC 年間流通総額 No.1該当サイトにおける海外個人を対象とした日本から海外への年間流通総金額。東京商工リサーチ調べ(2021年5月時点) https://beenos.com/news-center/detail/20210607_bns_pr/

(※2) 日本政府観光局(JNTO) 「2023年 訪日外客数・出国日本人数」7月推計値より算出

(※3)「令和4年度 電子商取引に関する市場調査」P104 https://www.meti.go.jp/press/2023/08/20230831002/20230831002-1.pdf

(※4)BEENOSグループが提供する「Buyee」「Buyee Connect」およびダッシュボードの提供、越境EC関連サービス「転送コム(https://www.tenso.com/)」、海外マーケットプレイスへの出店および出品サポート、マーケティングおよびプロモーション支援の件数を合わせた数字、BEENOSグループとしての国内企業の越境EC支援実績の累計、2022年12月時点
(※5)「Buyee」と越境EC関連サービス「転送コム」を合わせた数字、2023年6月末時点

 

【BeeCruise株式会社の概要】

「BeeCruise」は、BEENOSグループの「経験値」「ネットワーク」「データの蓄積」といった3つの強みと新たな「テクノロジー」を駆使し、主に既存事業の成長を加速化させるための取り組みと新規事業の開発を行っております。 2019年6月よりBEENOSグループの持つグローバルマーケティングノウハウを活かしたグローバルマーケティングの専門組織を設立、日本のコンテンツや商品、エンタメを世界に拡げるため、マーケティング・プロモーション領域において日本企業や自治体のサポートを実施。さらに日本をはじめとする世界の企業と消費者をつなぐ販売パートナーとしてEC出店展開の支援を行っています。


(1)社 名 : BeeCruise株式会社

(2)代 表 者 : 代表取締役社長 直井 聖太

(3)本 店 所 在 地 : 東京都品川区北品川四丁目7番 35 号

(4)設 立 年 月 : 2017年10月

(5)資 本 金 : 100百万円

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ビジネスカテゴリ
EC・通販旅行・観光
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会社概要

BEENOS株式会社

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URL
https://beenos.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区北品川4-7-35 御殿山トラストタワー7F
電話番号
-
代表者名
直井聖太
上場
東証プライム
資本金
27億7500万円
設立
1999年11月