フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Zf」用ファームウェアVer.3.00を公開
‐ 個性的な表現を楽しめる「フィルムグレイン」機能、より正確なピント合わせやフレーミングを可能にする機能に対応 ‐

株式会社ニコンは、「ニコンZマウント」を採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Zf」(2023年10月発売)のファームウェアVer.3.00を公開します。
「Zf」(ブラック/シルバー)用ファームウェアVer.3.00では、画像処理によって静止画・動画に粒子状の効果を加える「フィルムグレイン」機能を搭載。粒子のサイズや強度を細かく調整できることに加え、撮影するたびに粒子の現れ方が変わるため、実際のフィルムで撮影したような一期一会の描写を可能にします。さらに、「フォーカスピーキング」に[拡大時のみ表示]を追加。よりピントが合わせやすくなります。その他、撮影や編集をより快適にする操作性や機能性の向上により、こだわりの作品づくりを追求するクリエイターをサポートします。
ニコンは、今後もファームウェアアップデートにより製品をさらに進化させ、ユーザーのニーズに応え続けます。
「Zf」用ファームウェアVer.3.00の主な特長
1. 個性的な表現を楽しめる「フィルムグレイン」機能
「フィルムグレイン」機能は、画像処理によって静止画・動画※に粒子状の効果を加えることで、フィルムライクな表現を楽しめます。撮影時に粒子のサイズを3段階、強度を6段階から調整することで、シーンや意図に合わせて多様な表現が可能です。粒子の位置や形の組み合わせに規則性が無いため、撮影するたびに粒子の現れ方が変化し、実際のフィルムのような一期一会の撮影体験を可能にします。さらに、ニコンやクリエイターが作った画作りプリセットをダウンロードして利用できる「イメージングレシピ」や「ピクチャーコントロール」と組み合わせることで、シャッターボタンを押すだけで簡単に個性的な表現を作り出すことができます。
※ 動画撮影時は一部の設定に制限があります。

2. より正確なピント合わせやフレーミングを可能にする機能を搭載
「フォーカスピーキング」に[拡大時のみ表示]を新たに追加。マニュアルでより正確にピントを合わせたい時に拡大をするとピーキングが表示され、拡大時以外はピーキングが表示されません。これにより、ピント合わせと構図の確認がしやすくなります。さらに、「絞り開放Lv」が追加され、マニュアルフォーカス設定でも、撮影時にピントの位置が捉えやすくなります。その他、静止画ライブビュー時に4:3、動画ライブビュー時に9:16の[ガイドラインの種類]が新たに追加され、SNSなどで使用したい構図をイメージしながら撮影することができます。
3. その他の機能
• 「モニター表示の自動切り換え」を追加。[する(モニター収納時のみ)]を選択すると、バリアングルモニター展開時に意図せず指や体、ストラップなどにアイセンサーが反応してしまうことを防ぎ、快適な撮影が可能
• ハイスピードフレームキャプチャー +、およびピクセルシフト撮影時に電子シャッター音が鳴るように設定が可能
• [縦横位置情報の記録]に[動画]の選択肢を追加。縦位置で撮影した動画を、取り込んだデバイス上で縦方向のまま再生、編集が可能
• 「Nikon Imaging Cloud」でイメージングレシピ登録後、カメラ側で更新確認画面が自動表示されることで、操作フローが簡素化
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