U-18選手と企業・自治体が共創し、名古屋グランパスSDGs ACADEMYを開催 日本初となる「サッカー×プロギング」企画を実施!
この活動は、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で実施したものです。
- イベント概要
イベント名 | 日本財団「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」 名古屋グランパスSDGsアカデミー企画 「サッカー×プロギング」イベント |
開催日時 | 2022年1月23日(日) 14:45~17:30 |
場所 | 鶴舞公園、名古屋市緑化センター |
参加者 | 名古屋グランパスU-18選手 10名程度 名古屋グランパスSDGsアカデミー参画メンバー 20名程度 |
内容 | 14:45 「鶴舞公園の歴史」レクチャー会 (講師︓名古屋市緑化センター様) 15:15 プロギング開始 16:00 プロギング終了・分別作業 16:30 振り返りセッション 17:30 終了 |
主催 | 名古屋グランパスSDGsアカデミー実行委員会 (㈱フューチャーセッションズ、㈱新東通信、㈱名古屋グランパスエイト) |
共創パートナー | 日本財団 海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE 海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会 ミズノ株式会社 |
特別協力 | 名古屋市環境局 |
イベント協力 | ⼀般社団法人プロギングジャパン |
協力 | 鶴舞公園、テラスポ鶴舞(鶴舞公園多目的グラウンド) |
詳しくはこちら
https://nagoya-grampus.jp/news/youth/2022/0125sdgs-11.php
- プロジェクト発表会
2021年8月4日
名古屋グランパスSDGs ACADEMYの発表会が開催されました。
スペインのビジャレアルで指導されている佐伯 夕利子さんとリモートで繋ぎ、サッカー以外の部分での海外選手たちの活動事例などを聞く事ができ学びの多い場となりました。
また、この日はU-18選手が第45回 日本クラブユースサッカー選手権大会の決勝を群馬県・正田醤油スタジアム群馬にて戦っている日でもありました。試合時間と発表会の時間がちょうど重なっていたため、登壇後に名古屋グランパスエイト 代表取締役社長 小西 工己様が戦況を関係者の方々と見守っている姿も見られました。結果は、北海道コンサドーレ札幌U-18に2ー0で勝利し、2年ぶり2回目の優勝を飾りました!
新しい形を模索しながら未来へ向かう意思表示となる発表会は、U-18選手の優勝も重なりすばらしい日となりました。
詳しくはこちら
https://nagoya-grampus.jp/news/pressrelease/2021/0722sdgs-academy.php
https://nagoya-grampus.jp/news/sdgs/2021/0806sdgs-6.php
- オンラインとリアルで複数回のセッションを実施
2021年11月15日
本プロジェクトに賛同する共創パートナー(企業・自治)や関係者とU-18選手が集まりオンラインでセッションが行われました。チームには社会貢献グループがあるがもっと色々なアイデアが出てきてもいいのでは?通っている高校でもSDGs活動はもっとできるはず!など熱い意見を聞く事ができ共創パートナーや関係者にもやる気がみなぎる会となりました。
2021年11月29日
この日は初のリアル開催!U-18選手からは3年生の加藤 玄キャプテン、2年生の西 凛誓選手、1年生の鈴木 陽人選手が参加し、吉村 圭司コーチ指導のもとみんなでサッカーをして楽しく関係を深めました!
体を動かした後はクラブハウスでSDGs ACADEMYとしてどのような活動で未来に向かって社会へ貢献していくかなどアイデアラッシュを行い、プロギング(※)がスポーツの要素があってサッカーと親和性が高いのでは?という結論になりました。
1回目のセッションでは、世界のごみ問題などの説明が実施されました。、その中では、選手たちが練習している人工芝がマイクロプラスチックになっている現状を聞いた加藤キャプテンが、チームに声掛けをして今までは落ち葉を拾うだけだったが人工芝も拾うようにしているとの話もありました。インプットからアクションまでのスピードと選手たちの行動力に参加者一同、感動する様子が窺えました。
※プロギング(Plogging)とは
英語の「jogging(ジョギング)」とスウェーデン語の「plocka upp(拾う)」を合わせた造語です。体力づくりと環境活動を組み合わせたフィットネスとして世界で大流行しています。
詳しくはこちら
https://nagoya-grampus.jp/news/sdgs/2021/1130-sdgs-1.php
2021年12月13日
一般社団法人プロギングジャパン 代表 常田 英一朗さんを招き、プロギングの魅力について語っていただいた後、実際に参加者全員でプロギングをしました。トヨタスポーツセンターから三好ケ丘駅まで歩道橋あり、アップダウンありの行程で辺りも暗くなっていましたが全員で声を掛け合いながら安全に駆け抜けました!
クラブハウスに戻った後は、ごみを使って足技などでカッコよく魅せられないかなどアイデアを出し合いました。
詳しくはこちら
https://nagoya-grampus.jp/news/sdgs/2021/1214-sdgs-3.php
- 2022シーズン名古屋グランパス新体制発表会
名古屋グランパス新体制発表会にはグランパスファミリー約1,200名が訪れました。長谷川 健太新監督の挨拶や、清水 克洋専務取締役からは30周年記念事業の説明として、クラブ創設30年を迎えるスローガン「未来へ」の発表、新ユニフォームなどのお披露目が行われました。SDGs ACADEMYの取り組みについても説明され、参加するに至った経緯や想いについてをミズノ株式会社様と日本財団 海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会からお話させていただきました。
<登壇トーク内容(一部抜粋)>
我々企業・自治体だけで考えた事を選手たちにしてもらうのではなく、一緒にアイデアを出し合いながら、時にはサッカーをして一体感を高めながら進めた事で、みんなが笑顔で取り組めるごみ拾い企画を作り上げられたと思っています。
このままいくと2050年には海にいる魚の量をごみの量が超えてしまうと言われています。
そのごみのほとんどは街から海へ流れ出たものです。
今回の企画がグランパスを愛する皆様に届き、チームと皆様が一体となって楽しく未来を守るアクションを起こすきっかけになってくれればと、参加メンバー一同思っています。
詳しくはこちら
https://nagoya-grampus.jp/news/clubteam/2022/01182022-31.php
- 日本初!サッカー×プロギングイベント実施
2022年1月17日
オンラインセッションを行い、イベント当日の流れなどを確認し合いました。
2022年1月23日
鶴舞公園にアカデミー選手9名が集まりイベントを実施しました。
山口 素弘GMからこのアカデミーの大切さなどをお話いただいた後、名古屋市緑化センターの方から鶴舞公園の歴史についてお話いただきました。鶴舞公園は名古屋で一番最初にできた公園で、昔は動物園もあったというお話もあり、選手たちにとっても新たな知識を得る機会となりました。また、プロギングジャパン常田さんから今回のイベントのルール説明をしていただきました。
・3チームに分ける
(1・2・3年生チーム各3名ずつに共創パートナーが加わり、ごみ拾いが趣味という名古屋グランパスU-18 古賀 聡監督にもご参加いただきました)
・携帯は持たず、紙の地図を頼りに4か所のチェックポイントを回る
・チェックポイントにある目印となる場所ではSDGs17項目のどれに該当するか考える
・勝敗はごみの重さで決める
プロギング開始というタイミングで雨が強く降り出し、急なルール変更もありました。30分以内に戻って来る、回るポイントは絞るなどルール変更をし、プロギングには欠かせないバッグと軍手を装着、目立ってカッコいいPloggingフライングバナーを背負って3チームが公園から走り出していきました。
携帯のMAPが使えないため、渡された地図を頼りにチェックポイントを探しながら植え込みの奥にあるごみなども試合中の連携のように声を掛け合いながら楽しくプロギングしている様子が見られました。
ゴールには、マスコット総選挙活動中のグランパスくんも駆けつけてくれました。
拾ったごみを計量した結果、3年生チーム:4kg・2年生チーム:12kg・1年生チーム:3kgという結果となり、約20名で19kgのごみを拾う事ができました!
拾ったごみを仕分けてイベント終了となった時、チームを優勝へと引っ張りSDGs ACADEMYにも積極的に取り組んでくれた加藤キャプテンへ1・2年生のチームメイトから寄せ書きがプレゼント!というサプライズも行われました。
卒業後は地元を離れる加藤キャプテンがこのプロジェクトでの経験を今後の人生に生かしてくれればと参加メンバー一同が思い感動した瞬間となりました。
最後に選手たちが中心となり手の神経がなくなるほど寒い中ごみの仕分けを行い、環境事業所さんが回収に来てくれる場所までごみを持って行き、イベントは終了となりました。
アイデアラッシュからイベント実施までを共にしたSDGs ACADEMYの選手たちが感じた事を、これからの人生、チームメイトや様々な方々へ繋げ、グランパス30周年のスローガンでもある「未来へ」向かってグランパスファミリーとチームが共に歩んで行ってくれる事を参加メンバー一同願います!
- 振り返りセッション
2022年1月31日
新東通信 本社ホールに関係者が集まり、今回の企画の振り返りを行いました。
オンラインで参加した選手達からは、とにかく楽しくSDGs活動ができ、当日だけ来てくれた選手達も盛り上げてくれたのが嬉しかったというコメントをいただきました。
続いてKeep・Problem・Try の視点から今回の企画の良かった点、問題点、未来に向けてどうしていったらいいのかを議論しました。議論の中では、捨てる人を減らしたい、人工芝→マイクロプラスチック問題に挑んでいきたいなど熱い想いが飛び交いました!
最後に、SDGs ACADEMYを通して学んだ事や気付いた事を発表し合いました。
選手達からは参加の話をいただいた時には緊張していたが、サッカーなどを通して親交を深められた、いい経験になった、SDGsという言葉が難しく固い事だと思っていた、自分には関係ない事のように思っていたが楽しく参加する事ができたというコメントをいただきました。
また、今回不参加であった加藤キャプテンが手紙を古賀監督が代読する場面もありました。手紙の中では、最初はSDGsに興味はないし、社会貢献になる事って何なのかと思っていたが、一緒に取り組む事で共創の大切さを知りました。皆様と出会えた事は財産です。グランパスでの最後の活動がSDGs ACADEMYでよかったというコメントをいただきました!
締めとして古賀監督からは、今回の企画を”習慣”に変えていきたい!清水専務からは、企画から実施までの約3か月でのスピード感はすごかった、みんなでがんばったからこのような事ができたとコメントをいただきました。
これをもって企画は終了となるものの、引き続きSDGs ACADEMYと共創パートナーで様々な事に取り組んでいこうと誓い合い解散となりました。
詳しくはこちら
https://nagoya-grampus.jp/news/youth/2022/0201sdgs-12.php
- 名古屋グランパスSDGs ACADEMY
名古屋グランパスでは、ホームタウンである愛知県がよりよくなるよう、そして持続可能でよりよい世界が実現するよう「名古屋グランパスSDGsアクション」を掲げ、日頃からホームタウンの地域や試合会場で様々な取り組みを行っております。参加企業や自治体の方々と名古屋グランパスのアカデミー生とのセッションを複数回実施し、SDGsを学びながら地域の社会課題解決に向けた企画のタネを生み出すとともに、クラブと連携して実践(プロトタイプ)します。
<趣旨>
1.スポーツSDGsを一環のプログラムを通して学びながら企画・実践に取り組む。
2.参加企業や自治体の方々とグランパスのアカデミー生(主にU-18/高校生が中心)とのセッションを通して、多世代交流やスポーツ選手による新たな視点でSDGsにつながるアイデアを企画。その企画を実践するために、クラブの持つリソースをご提供する。
3.アカデミー生にとって「社会性のある選手」の育成につながる場とすることを目指す。
名古屋グランパス SDGs アカデミー実行委員会:
(株式会社フューチャーセッションズ 株式会社新東通信 株式会社名古屋グランパスエイト)
共創パートナー:⽇本財団 海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会 ミズノ株式会社
特別協力:名古屋市環境局
- 放送予定
2022年3月19日 土曜日 11:03-11:45
テレビ愛知「お宝ちゃん」
https://tv-aichi.co.jp/otakarachan/
団体概要
団体名称:海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会
本社所在地:名古屋市中区大須2-4-8(事務局:テレビ愛知)
電話番号:052-203-0250
設立:1982年12月1日
URL:https://tv-aichi.co.jp/aichi_uminohi/
活動内容:愛知県を放送対象地域としたテレビ放送を行う。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像