静岡県沼津市「町方町・通横町第一地区第一種市街地再開発事業」起工式開催のお知らせ
~ 地域課題の解決と地域のタカラを目指して ~
MIRARTHホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役:島田和一)のグループ会社である株式会社タカラレーベン(本社:東京都千代田区/代表取締役:秋澤昭一)が、静岡県沼津市において参加組合員および株式会社フジタと共同企業体の特定業務代行者として参画している「町方町・通横町第一地区第一種市街地再開発事業(施行者:同市街地再開発組合)」につきまして、10月1日に起工式を執り行いましたので、お知らせいたします。

前列左側より 参議院議員 若林 洋平様、衆議院議員 渡辺 周様、町方町・通横町第一地区市街地再開発組合 理事長 水口 隆太様、沼津市長 賴重 秀一様、衆議院議員 勝俣 孝明様、衆議院議員 西園 勝秀様、後列左側より ㈱フジタ 取締役専務執行役員 藤井 正裕様、沼津商工会議所 会頭 紅野 正裕様、町方町・通横町第一地区市街地再開発組合 副理事長 中川 繋晴様、沼津市議会 議長 梶 泰久様、沼津市議会 沼津駅鉄道高架とまちづくり特別委員会 委員長 浅原 和美様、町方町・通横町第一地区市街地再開発組合 副理事長 海野 伸男様、㈱タカラレーベン 取締役兼専務執行役員マンション事業本部長 吉田 正広
「町方町・通横町第一地区第一種市街地再開発事業」の概要
静岡県沼津市にある町方町・通横町地区は、JR「沼津」駅から南へ600mに位置しています。本再開発事業の当該地区は、1954年(昭和29年)に日本で初めての公共歩廊(ポルティコ)空間が連続する共同建築様式の商店街(沼津アーケード名店街)として誕生しました。沼津市の中核をなす商店街の一つでしたが、建物の老朽化や来街者の減少といった課題に直面したため、地元検討会を中心にまちづくりの検討が進められ、第一種市街地再開発事業として再生計画が推進されました。沼津市のまちづくり方針を示した「沼津市中心市街地まちづくり計画」では、「行きたくなる、暮らしたくなる、誇りたくなるまち」を基本理念とし、沼津駅を中心に南北の都市軸上に拠点を位置付け、来街者の回遊性や日常生活を支える機能の充実を図るものとしています。

施設建築物の概要
施設建築物は、鉄筋コンクリート造地下1階、地上10階建ての複合施設として、総戸数105戸の住宅と商業施設、地域開放スペースで構成する予定です。

【デザインと景観】
建物低層部の設計では、かつての防火建築帯の歴史を継承するデザインを採用しており、地上3階までは従前の建物の面影を残す外観としています。本地区は景観地区に指定されており、特徴的なアールの外観(曲面壁)やポルティコ(公共歩廊)といった意匠を取り入れることで、当地区の歴史を受け継ぎながら、新たなランドマークとなる景観を創出します。
【地域貢献機能】
地上1階には、住宅共用部のほかに商業店舗と地域開放スペースを設けます。この地域開放スペースは、商業施設と連続するオープンな空間として開放され、来街者の集いや憩いの場として活用されるほか、新たな賑わいの創出に繋がる交流の場となることを目指します。

起工式の概要
長年の再開発検討を経て、新たな街のランドマークとなる施設の建設開始にあたり、起工式が執り行われました。式典には、沼津市の賴重市長、町方町・通横町第一地区市街地再開発組合の水口理事長、国会議員をはじめ関係議員の皆さまにもご出席いただきました。
【式典概要】
式典名:「町方町・通横町第一地区第一種市街地再開発事業」施設建築物新築工事起工式
日時:2025年10月1日(水)16時開式
式典会場:静岡県沼津市町方町200番地(現地)
施主挨拶(町方町・通横町第一地区市街地再開発組合 理事長 水口 隆太 様)

この事業は、かつて沼津アーケード名店街の象徴であった防火建築帯の老朽化と再興の課題解決を目指し、平成18年頃から地元の有志によるまちづくり検討を開始いたしました。その後の沼津市の協力のもと、都市計画決定や事業認可を得て、検討開始から20年の歳月を経て、本日を迎えることができました。この長期にわたるご尽力に対し、深く感謝申し上げます。本事業は五街区のうちの一街区のみではありますが、沼津アーケード名店街の再生に向けた第一歩となり、鉄道高架が進む沼津駅周辺のまちづくりにも大きな役割を果たせるものと確信しております。
来賓挨拶(沼津市 市長 賴重 秀一 様)

本事業は、平成26年の提案以降、約10年以上にわたり、コロナ禍や物価高騰などの艱難辛苦の時代を乗り越えて実現したものであり、組合員やご関係の皆さまの多大なるご尽力に深く敬意を表します。私自身、大学で建築学を学んだ経験から、かつての公共歩廊や、大火を経験した沼津にとって重要であった防火建築帯の存在を知り、この地に対する誇りを感じてきました。今回の再開発においても、その歴史的な意匠を継承しつつ、地域の発展に貢献する形で事業が進められたことを意義深く感じています。この事業は、中心市街地におけるまちの更新の先陣を切っていただいたものであり、多くの市民が期待しています。我々行政も、民間の皆さまの活動を支え、次の100年の計を立てるまちづくりを、皆さまとともに着実に進めてまいります。
参加組合員挨拶(タカラレーベン 取締役兼専務執行役員 吉田 正広)

沼津市は、本事業の他にも再開発の計画があり、これから街が、市が、躍動感と共に大きく変わっていく、そんな流れのなかにございます。本事業は、その変化の皮切り、先駆けであり、市民・地域の皆様からの期待値、注目度も高いと承知しております。この状況を鑑み、当社は役職員一同、改めて気を引き締め、真摯に、積極的に本事業の成功に向けて取り組んでまいる所存でございます。また、昨今の建築費高騰等で再開発事業が滞留・頓挫する事例が数多くあるなか、本事業が起工式を迎えられたことは大変喜ばしく、関係者の皆さまの努力に心より敬意を表します。当社は今後も特定業務代行者、参加組合員として、早期の工事竣工を目指してまいります。
当社グループは今後も、地域が抱えるさまざまな課題を解決していくとともに、機能性や居住性の向上を図り、安全・安心で魅力あるまちづくりを実現してまいります。その実現にあたっては、各種まちづくり手法等を活用し、土地や建物の所有者・権利者の皆さま、そして行政とも連携を図りながら、三者一体となって都市再生に貢献してまいります。
会社概要
商号:株式会社タカラレーベン
代表者 : 代表取締役 秋澤 昭一
所在地 : 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2
設立 : 1989年8月
事業内容 : 新築分譲マンションの企画・開発並びに販売、不動産流動化事業、賃貸事業、流通事業
資本金 : 400百万円
URL : https://www.leben.co.jp/

MIRAI for EARTHプロジェクト
MIRARTHホールディングスは、2022年の10月に持株会社体制への移行、商号変更を行いました。同時に「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」というパーパスを策定し、未来環境デザイン企業を目指して事業に取り組んでおります。そして2024年10月、MIRARTHホールディングスとして2周年を迎え、パーパスの理解・浸透をさらに加速させていくため、「MIRAI for EARTH」プロジェクトを実施しております。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像